ファッション界の伝言ゲーム
こんにちは、服の思考です。
今回は少し捻ったタイトルでお届けします。
「伝言ゲーム」とは
「いや、そこからかい。」なんて言わないで。
皆さんも小さ頃に遊んだのではないでしょうか。
一列になって一人目、二人目、三人目、、と言葉などを伝えていくあれです。
一人目からいきなり三人目とかは無しです。越えられない壁があるんです。
更に、絵や背中に文字を書くタイプもあるらしいです。
「正確に伝える」だけ。でも意外と難しいですよね。
「トレンド」と「思考」
さて、この「伝言ゲーム」。ファッション界だとどうなるのでしょうか。
①「トレンド」
まずはここから説明します。
追いかけた方がいいのか、自分のスタイルの方が大事なのか。
永遠にファッション初心者さんを悩ませてくる「トレンド」。
そもそも、トレンドってどこからくるのでしょうか。
ズバリ、「コレクション(ファッションショー)」です。
細かく言えば、日本だけで流行っているものやストリートから生まれたものもありますが、大枠はパリとミラノのコレクションでしょう。
ルイヴィトンやセリーヌ、最近だとジルサンダーあたりでしょうか。
いわゆる、「ハイブランド(トップメゾン)」が打ち出すデザインが少しずつ真似をされ、SNSなどで拡散されトレンドとなるのです。
これも一つの伝言ゲームだと思います。
「ハイブランド」がここでは一人目ですね。
そこから、モデルなどのインフルエンサー、海外ブランド、国内デザイナーズなどの二人目へ。
またそこから、国内セレクトショップなどを経由して、最後はユニクロなどの量販店へとトレンドは流れていきます。
なので実は、日本で次に何が流行るかというのは、パリやミラノのコレクションを見ればある程度予測ができてしまうのです。
ただ、これは伝言ゲームと同じように源流(トップメゾン)から離れるほど、ゲームが進むほど、少しづつ細部が省略されたりして完成度が落ちていってしまうのです。(量販店の商品が全て完成度が低いとかではなくあくまで源流と比べた時の話です)
逆にいうと、源流さえ理解していれば、量販店でも賢く、お得におしゃれになれるというわけですね。
服の思考では今後トレンドに関する記事も上げていきます。
また最新のコレクションは、”fashion press" や ”WWD"などで無料で見られるので、一度見てみるのもおすすめです。
それでは次、、、と行きたいのですがキリがいいので今回はここまで。(疲れたとかではないよ!)
次回、城之内しs、、、ではなく「思考」編。
デザイナーの思考の話をしていきます。
ではまた〜、服の思考でした!