写真展でのべ200人集客する!〜大切なのは行動〜
どうも、はるきです。
池袋の朝、マクドにて執筆しております。
今日は前から書こうと思っていた
「写真展の集客」の話。
去年の個展時、フォロワー1200人前後やった僕が
なんと220人もの来場者を記録しました。すごい!
でもこれはある程度戦略的にやってみた部分も多く、自分の狙いがしっかりハマった結果やなと言う実感があります。
「SNS拡散でしか告知をしていない」という人はドキッとしてください!
そのやり方で人を呼べるのは本当に限られた人だけです!
「行動が人を呼ぶ」
この言葉を胸に抱えながら、読み進めてくれたらなと思います!
『手渡し企画』(2019年 Haruki写真館Vol.2 -逆光-より)
拡散力 ★★☆☆☆
集客力 ★★★★☆
手軽さ ★☆☆☆☆
こちらは2019年に行なったVol.2でやってみたやつ。その名も「手渡し企画」
ストーリーのアンケートに反応してくれた人全員に会うっていう、単純やけど大胆な企画です。どれぐらい大胆かというと…
山梨県まで行った
もはや受け取ってくれたまさとさんでさえ驚いてたw
来れるとか来れないとかじゃなくて、「会いたい」と思ってくれる人にとにかく会いに行った夏の旅でした😇
ちなみに横浜とか岡山にも行きました笑
夏のボーナス全部飛んだけど、ひたすらに楽しい1ヶ月間やったなあ。
全vol.19、約25名の人に会えました。
ちなみにこの企画で会った人たちの半分以上は来てくれました!
集客以上に、自分が色んな人に会えるのがすごく楽しかったです!
今でこそ中々できないかもやけど、やっぱり会うって大事。
「あなたに来てほしい」と直接伝える
拡散力 ★★★☆☆
集客力 ★★★☆☆
手軽さ ★★☆☆☆
今は圧倒的SNS時代。でも、SNSのストーリー等だけで告知をしていてもそれだけで来てくれる方は多くて30人程度だと思います。
僕はそれともう一つ、
自分の知り合いや来てほしい人に片っ端からDMしまくりました。
僕にはSNSで繋がったたくさんの友人がいます。
その人たちに「写真展来てください!!」と直接連絡を取りました。
決して「写真展を宣伝してくれ」とは言いません。
あなたに写真展に来てほしいんだよという気持ちだけ伝えました。
相手が誰でも、来てほしいと思った人全員に個人連絡をする。
そして来てくれた人に120%の感謝をする。
そうしたら、来てくれた人たちが自然と拡散してくれるようになって、それを繰り返していたら気がつけばたくさんの方に来ていただけました。
自分の腹を割った場所に呼ぶ。親友や家族だからこそ来てもらう。
直接連絡を取ることは、人との繋がりも改めて深めてくれるから一石二鳥ですね!
家族や親友、職場の同僚を呼ぼう
拡散力 ★☆☆☆☆
集客力 ★★☆☆☆
手軽さ ★★★☆☆
この人たちを一言で言えば「写真をやっていない人」です。
SNS時代の写真展では、SNSカメラ界隈の人が来場者の90%なんていう展示を本当によく見かけます。
それは学祭のダンス部公演の客が、出演していないダンス部部員しかいないことと同義です。
それってめちゃくちゃつまらなくないですか?僕は面白くないと思います。
自分がお金も時間もかけてやってることやから、自分に近い人に来てもらうのが絶対大事です。家族、親友、職場、学校。あなたの近くにはたくさんの大切な人がいるはずです。
直接DMやLINEをする相手はカメラ界隈以外にもたくさんいます。それに気付いてほしくて、今この記事を書いています。
僕の展示も、カメラ界隈からの来場者は40〜50人程度、全体の20%ぐらいでした。それ以外は大学時代のサークル友達や、家族、職場の同僚や上司、通りすがりの方など、たくさんの方面から来ていただけました。
自分に近い人たちだと、来てくれるだけでなく色んなことをより受け取ってくれることも多いです。
「明日から頑張ろう」とか「私も何か始めてみる」とか。
自分の本気が伝播しやすいんですね。
たくさん来てもらえて、しかもたくさん受け取ってくれる。
こんな方々を呼ばないなんてもったいなくないですか!?
リピート数=展示の質
集客においてもう一つ大切なのがこれ。リピートです。
僕の展示では毎回リピーターが結構いて、多い人で3回も4回も来てくれたりもします。
そうなったらその展示は大成功。来てくれた人が「心地いい」と思える写真と空間が作り出されている証拠です。
昨日来てくれた人が今日違う人を連れて来てくれたり、何日もSNSで告知してくれたり。これほどまでに心強い協力者はいませんよね。
リピートしてもらうのに必要なことは「ホスピタリティ」です。
これは長くなるのでまた別のnoteにて(書いたら下にリンク貼りますね)。・
来てくれた人に心から満足してもらえる空間と写真を。
その人が自分の写真を、自分たちの写真を見てくれていることを想像して、ワクワクしてくれるような空間演出ができないかと常に考えてみてください。
リピーターが10人くる展示は中々ありません。
そんな展示をITTOKOでも実現させていこうと思います。お楽しみに。
おわりに
いかがでしたか。結構長くなってしまったけど、意外と皆さんが知らない、やってないことも多かったのではと思います。
僕は圧倒的なフォロワー数でもなければ、秀でたアート性のある写真を撮るわけでもありません。SNSだと埋もれてしまう類の写真たちが多いのも事実です。
でも、僕は1万人に影響を与えられなくても、近くの10人に届けられる写真は撮れます。だから、その人たちに来てもらうのが僕の写真展感です。
自分の身近な人たちが足を運びたくなるような空間づくりをすれば、来てくれた人の身近な人が来て、その人の身近な人も来て…という風に、色んな人の大切な人が来てくれるような写真展が出来上がるのではないでしょうか。
「行動が人を呼ぶ」
決して自分だけではない、色んな人の心に届く写真展には、色んな人が来てくれると思います。
そんな空間づくりが一緒にできますように。
ではまた。