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プロダクトマネージャーとしての意思決定のスキルを上げるため、タイミーしてきました!

最近、プロダクトマネージャーとして、物流業界に転職しました。
しかし、関わったことのない業界のため、プロダクトの意思決定に自信が持てない状態が続いていました。
そこで、カミナシさんの中村さんが書かれた下記のブログを読み、「一次情報の解像度を上げる」ことが意思決定のスキルアップに欠かせないことを学びました。
ユーザーインタビューよりも、実際に1メンバーとして働くこと以上に解像度上がることないなと感じ、タイミーを使って物流現場で働いてみることにチャレンジしました。

参考にさせていただいた、中村さんのブログ

今回のタイミーでやったこと

  • 場所: 物流倉庫

  • 作業内容

    • カップ麺の荷下ろし

    • 荷物のラップ巻き作業

現場での具体的な作業内容

1. 荷物が届く

大型ウイング車が倉庫に到着します。すべてパレット積みでした。
トラック内でデッドスペースを作らないように、隙間なく荷物を積むのが重要だそうです。
基本的には16段積みでした。

こんな感じです

2.トラックから作業場まで、フォークリフトで移動

自分が今回働いた作業場まで、社員さんが16段積みの荷物をフォークリフトで持ってきてくれます。

フォークリフト

3.16段の荷物を12段に荷下ろし

まずは下記のように、16段の荷物がラップで包まれているので、ラップを手で外します。

参考イメージ

外した後に、上の4段の荷物を別のパレットに移動させます。

ちなみに、なぜ16段から12段に下ろす必要があるかというと、
今回 働いた倉庫では、倉庫(2F)に入れるまでのエレベーターがあり、そこの高さ制限から16段が入らないためでした。

また、荷物を積むときの注意点を何点か言われました。

  • 隙間があると、トラックで運ぶときに形が崩れてしまうので、基本的にはできるだけすきまを埋める必要がある

  • 一番下は端に寄せて、一番上は真ん中に寄せる

    • 一番下の荷物を端に寄せて、底面を広げることで、荷重が分散されるために安定性が向上する

上から見たときの想定図
  • 一番上の荷物を真ん中に寄せるのは、揺れに対して荷物の重心を中心に寄せることで、揺れに強くする

上から見たときの想定図
  • 荷物の積み方は4段ごとに積み替える

    • おそらく、同じ向きでずっと積み重ねると、下の荷物に圧力が集中して、荷物が変形するのを防ぐために、4段ごとに積み方を縦や横の切り替えをしていたのだと思われる


平積み
レンガ積み(今回はこれ)

4. 作成した12段の荷物に対して、ラップを巻いて固定

5. 固定した12段の荷物をエレベーターにフォークリフトで移動させて、倉庫に保管

6. 時期が来たら、倉庫からトラックで配送

感想

  • 10kgぐらいの重量のものを4時間ずっと運び続けたため、腕が上がらなくなった。。。

  • 社員さんはこの業務を8時間やっているとなると、頭が上がらない

  • 働いていて、倉庫業者より発荷主のほうが権力が強いと社員さんと話して感じた(おそらく倉庫業者にとっては、お客さんが発荷主だからだと思われる)

  • 倉庫でどのような業務が行われているかわからなかったが、倉庫業務の解像度が上がった。

  • またタイミーに参加して、物流業界の一員であることをより意識を持てるようにしていきたい。

  • そして、物流業界の解像度を上げて、よいプロダクトを作って、日本の物流業界に貢献できるようにしたい。


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