
【ポケカ】環境におけるメタ/対策カード達。
こんにちは。haluxiです。バトルパートナーズ戦争も終結?し新シーズンが始まり、大流行したデッキはまさかのミロカロスでした。それ以外にも、様々なデッキの構築に変化が出てきています。そこで今回は、優勝デッキの採用などを見て、採用が多いメタカードをピックアップして紹介したいと思います。では、行きましょう!
環境のメタ
ポケモン
ドラパルトex 仮想敵:リザードンなど、2進化の進化前など

環境TOPでメタられる立場であるドラパルトですが、ドラパ自体も様々なデッキの構築を変えさせたカードです。ダメカン6個を飛ばせるその性能によって、HPが低いポケモンを刈り取ることができ、主にリザードンexなどに強く出れる。環境TOPを走るこいつがメタの"原点"と考えてもいいかもしれない。
リーリエのピッピ 仮想敵:ドラパルトex/タケルライコex

弱点がないのが一番のメリットであるドラゴンに弱点を付けて狩れる性能。現環境二強であるライコとドラパをワンパンできて優秀。ついで程度に後述のミロカロスexを突破できるのもありがたい。エネ要求が超無で使いやすく、メインアタッカーになったり、超エネが入るデッキだけでなく様々なデッキに出張して、ドラゴン二強環境の静止力になっている。主にドラパやリザードン、サーナイトなどに入る。
マシマシラ 仮想敵:ドラパルトex ザシアンex

ドラパの環境台頭とともに爆発的に使われたカード。悪エネを付ける少し重めの条件ながら、相手にダメカンを乗せ換えるという、ダメージと回復を兼ね備えた最強の効果を持ちます。ドラパが少し落ち着いた現在は、自らダメカンを生成するサーナイトやオーダイルなんかで使用されるが、ドラパルトやザシアンなど、ベンチにダメカンを蓄積させるタイプのデッキには、出しておくだけで、ダメカンバラマキを対策できる。自然と多色でエネを入れるサーフゴーや、アカマツを採用できるドラパ、悪エネが入るNのゾロアークなど、様々なデッキにおいて採用候補となる。汎用性が高いカード。
スボミー 仮想敵:リザードンexなど 大体全部

みんな大好きグッズロックをお手軽にできる、環境の中心ともいえるカード。お手軽すぎるグッズロックができ、ほぼすべてのデッキの展開を遅らせるだけでなく、ふしぎなあめを封じることができるので、2進化デッキ
動きを完全に止めることも可能。脳死で撃てば実質追加ターンがもらえる神カード。もう二度と見たくない。
ミロカロスex 仮想敵:リザードンex/ドラパルトex

特性でテラスタルexからのダメージを無効化し、効果すら受けなくなる。テラスタル相手を完封しかねない性能で、さらに効果すらも遮断するため、ドラパルトのダメカンバラマキさえも効かない。ドラパルトを筆頭にリザードンや緑ガポンのような様々なテラスタルに強く出れるカード。
前からデッキタイプとして存在していたが、対策カードであったキャンセルコロンのレギュ落ちにより、対策が立てられる前の二日間は環境を支配した。

リキキリンex 仮想敵:タケルライコex

たねのexからのダメージを遮断する。仮想敵はタケルライコexでこいつの一番の強み。他を挙げていくとオーガポン族やザシアン/ピッピやテラパゴスあたりで、そのあたりに対して完封できる。効果は防げないのは忘れていると困ることもある。上に同じくキャンコロレギュ落ちで強化された。
オーガポンいしずえのめんex 仮想敵:リザードンex Nのゾロアークexなど
(ワザの仮想敵:ミロカロスex リキキリンexなど)

特性は特性持ちからのダメージ遮断。元環境TOPであるリザードンexを筆頭に、最近増えてきたピッピやゾロアーク、元から強い緑ガポンやサーフゴーなど、幅広い範囲をカバーできる。ワザも優秀で、貫通持ちのワザなので、その他の遮断系の特性を貫通して殴れる。メタでありメタのメタである便利なポケモン。ミロカロスやミミッキュなどのデッキに入れるだけでなく、タケルライコなどの闘エネ軸のデッキでも活躍する対策札。
ミミッキュ 仮想敵:ex全部 リザードンex Nのゾロアークexなど

ダメージ遮断系の中でもトップでメタれる範囲が広い。exすべてからのダメージを防ぐので、貫通系を除いて、exメインののデッキに非ルールで殴ることを強制できる。効果は貫通なので一部ドラパなどには弱め。ポフィンに対応していて、展開しやすいが、ワザのダメージはそこそこくらいなので、基本的に壁役を担う。デッキによっては一枚で詰まされることもしばしば。ダメージ遮断系のデッキに入るだけでなく、サーナイトやドラパのサブアタからオーダイルで押し付ける壁まで、様々なデッキにおいて時間稼ぎに活躍する。
ギルガルド 仮想敵:ex全部 リザードンex Nのゾロアークexなど

ミミッキュと同じく全範囲をメタる。ミミッキュと違う点は、2進化である点と、HPとワザの火力が高い点がある。なので汎用性ではミミッキュに劣るがミミッキュ並みの範囲をメタりつつ、貫通効果付きの高火力で殴ってくるため止めにくい。完成すれば止まらないカード。
ベラカス 仮想敵:Nのヒヒダルマ キュレム ドラパルトexなど

マナフィが落ちた以上スタンで唯一のベンチバリア。現状ベンチ狙撃無効はこいつとテラスタル、一部の自衛特性しかなく、とても強い。ただ欠点として一進化なので、マナフィほど手軽に入れられないため、汎用性が薄い。ただ特性としては、効果まで防げるため、ドラパルトexのダメカンバラマキを唯一無効化できるメタでもあるため、採用する価値は大いにある。こいつを出しておくだけで、様々な対面において相手のプランを崩すことができる。
ワニノコ(オーダイル) 仮想敵:ラティアスexなど

カビゴンがいなくなってものしかかってくる逃げロック。ジーランスを使ってオーダイルのトレントハート込みで撃つことで、高火力で逃げを封じることができる。今の環境にはラティアスexで逃げエネをなくして交代するのが強すぎて、ポケモンいれかえを採用するデッキが少なく、そんなデッキに対して、なにもできないポケモンを縛ることで動きを止められる。CL福岡も結局オーダイルが優勝し、本格的に対応が必要になってきたカード。
レジギガス 仮想敵:リザードンex、ドラパルトex

イカレカード。テラスタルのポケモンに対して330ダメージをたたき出すことができ、HP低めのたねや1進化に限らず、リザードンやドラパルト、ゲッコウガなどの二進化exラインまでもワンパンできる。エネが重いので、エネ加速が簡単なパオジアン、エネ加速がいらないヤドキングなどで採用される。
キュレム 仮想敵:アクロマ その他進化前など

余りに露骨だったロストメタ。アクロマの実験がレギュ落ちしたため、対象がアクロマの執念だけになった。最近はオーダイルなんかに採用されたりするので、それに返しでトライフロストを打てれば、ワニノコからマシマシラまで全狩りできる。ただ必須級ではなく、最近はエネ加速ガン無視で、ヤドキングで無理やり使って進化前を一掃している。
トレーナーズ
改造ハンマー 仮想敵:ミストエネルギー/レガシーエネルギーなど

最近はルギアやダブタ落ちでぱったり使われなくなったカード。仮想敵は特殊エネで、ここから強いエネが出るたびに強化されるカード。今だとドラパなどに強く出れるミストエネを破壊したり、レガシーエネを消し飛ばしてプランを崩したりと、刺されば強いがそれ以外に使えない難しいカード。
メガトンブロアー 仮想敵:ホップのザシアンex Nのゾロアークex

今のところ最大範囲であるトラッシュ効果。サーチとサルベージがしにくい三大巨頭のどうぐ特殊エネスタジアムをすべて消し飛ばす。昔はルギアに使うだけでゲロ重い戦いを強いらせることができたが、ルギアやダブタのレギュ落ちにより特殊エネが弱体化した影響もあり、採用価値が薄れつつある。ただ今だとハロンタウンやハチマキを大量に酷使するホップのザシアンexや、リバーサルエネや城、ハチマキ、砂時計、もちなど、こちらもたくさん使うNのゾロアークexなど、使えたら強い敵は多い。ポケモンの道具を落とす手段が少ないのも追い風。他のACESPECとの競合がなければ強すぎるカード。
ジャミングタワー 仮想敵:ポケモンの道具全般

有能すぎる道具メタ。現状どうぐを落とす手段はないため、比例的に評価が上がっている。先ほどメガトンブロアーでも述べた通り、ザシアンやゾロアークの道具たちやリーリエの真珠、ACESPEC組の結晶やギプス、マント、ベルトなど、強い道具が闊歩していて、展開にすらエヴォリューションが使われ、更にペパーの存在がそのあと押しをしているため、今の環境にぶっ刺さるスタジアム。自分も使えなくなる欠点はあるものの、出すだけで相手の道具を無効化できるのは、相手にとっては地獄になる。主に道具をそこまで使わないことが多いブリジュラスなどに用いられる。
ポケモンリーグ本部 仮想敵:タケルライコex ホップのザシアンex スボミー

スタジアムで要求エネを増やせる強いカード。使われ始めたのはタケルライコexの全盛期で、ライコポンは、必要最低限のエネ以外は基本的にベンチに回ることが多く、バトル場に大量加速するのは難しいため、テンポロスをとることができる。それだけでなく、今でいうと要求エネをなくして殴るザシアンや、要求エネがないスボミーなどにエネを付けることを強制でき、かなり強い。
エネルギー
ミストエネルギー 仮想敵:トドロクツキex ドラパルトexなど

効果を無効化できる特殊エネ、何よりドラパルトに対して、ダメカンバラマキを止められる数少ないカード。他にもトドロクツキの気絶など、強い効果を無効化できて優秀。無効化ができないメタ属(リキキリンexなど)や、無エネでいいデッキなどに入る。
メタのメタ
カプ・コケコex 仮想敵:ミロカロスex オーガポンいしずえのめん

スタートデッキgenerationにて収録された、地味に高騰しているカード。ワザで、ベンチを埋めれば二エネ160ダメージが出て、テラスタルではないため、ミロカロスを弱点で突破できる。さらにワンパンではないが、特性持ちでもなく、いしずえめんにもダメージが通る。ワザの要求が雷+無色なため汎用性が高く、ミロカロスが苦手なリザードンex、ソウブレイズex、宝石バレットなどのテラスタル主体のデッキにサブアタとして入れられる。
イーユイ 仮想敵:ザシアンex サーフゴーexなど

下ワザが優秀。まずexでなくて特性がないので、メタ四台巨頭にダメージが通るだけでなく、下ワザのダメ―ジがきぜつしていると140ダメージなので、最近多いホップのザシアンexやサーフゴーex、オーガポンみどりのめんなどを弱点でワンパンできる。入るのはリザードンexで、れんごくしはいで余ったエネをイーユイに回すことで一ターンで殴れる。特にリザードンはオーガポンにワンパンされがちなのでありがたい。器用な対策札。
ザルード

今地味に熱いカード。下ワザは3エネでエネを手札に戻せば160ダメージで、現環境に多すぎる草弱点組(リザードン、ゾロアーク、サザンドラ、リキキリン、オーガポンいしずえのめん)を全員ワンパンできる。追加でメタ四台巨頭にも引っかからない。唯一の問題はエネ加速だが、一番採用される宝石バレットでは緑ガポンなどから付け替え→アカマツなどで奇襲で打てる。さらに戻したエネは緑ガポンの特性ですぐに加速でき、性能がかみ合っている。環境にあった優秀なカード。
まとめ
というわけで、嫌われがちなメタカードの紹介でした。デッキによってつらいカードは違ってくるので、少しでも構築の参考になれば幸いです。環境に合わせて、メタを回していきましょう!