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TOTOについて調べてみた

初めまして、茨城大学ベトナム短期研修に参加しているHarukiです。明日(2024/2/23)、TOTOのベトナム工場に訪問するのに『TOTO=便器』のレベルではせっかくの機会がもったいない・・・と思ったので、TOTO(ベトナム)という会社を超ザックリまとめてみました。


①TOTOの概要

 TOTOは、1917年(大正6年)5月15日設立の衛生陶器メーカーです。戦前から続く歴史ある企業なんですね。
 設立当初の社名は『東洋陶器株式会社』だそうで、現在のTOTOという名称は『TOyoTOki』からとっているんですね・・・!
 トイレのイメージが大きいですが、ユニットバスや洗面化粧台、システムキッチン、そしてあの『音姫』など、生活費需品のいたるところにTOTOが関わっていることが分かります。
 もちろん陶器自体だけでなく、TOTOの歴史はウォシュレットや素材、各種機能を支えるソフトウェアの開発の歴史でもあるようです。


https://www.lotascard.jp/column/travel/kyushu/9779/
(本社のある北九州市にある『TOTOミュージアム』)


 海外事業にも力を入れており、インドネシアから始まり、アメリカや中国でも悪戦苦闘の末、海外では住宅設備はブランドが重視されるという傾向通りに『TOTO=高級ブランド』という地位を確立し、今では世界でも有数の衛生陶器メーカーにまで成長しました。
 日本のトイレもだいたいTOTOですよね。


②TOTOベトナムについて

 今回ベトナムの工場に訪問するので、TOTOベトナムについてまとめてみます。
 『TOTOベトナム』は、れっきとした社名でTOTO株式会社のグループ会社という立ち位置です。
 設立は2002年。それから2004年、2006年、2018年・・・と一つずつ工場を拡大し、直近では2022年7月に第4工場が稼働しました。

https://jp.toto.com/company/press/2022_07_08_1/


 TOTOでは2011年以降に海外への進出が加速し、東南アジアを中心に10年間で8カ所の工場を新たに稼働させました。
 新たな第4工場では米国、アジア、日本それぞれの需要に適した複数のタイプのトイレを製造しているようです。(米国のトイレは、日本とはまた違うらしいです。)

③最後にひとこと

 海外全般に言えることだとは思いますが、日本とのギャップに悩まされること第一位はトイレですよね(自分にとっては)。
 ベトナムでは基本トイレットペーパーが流せず、その代わり便座の横にシャワーがついているというスタイルです。ちなみに流せないトイレットペーパーは横のごみ箱に捨てます(悲鳴)。日本のトイレに慣れた私からすると、ベトナム初日から洗礼を受けた気分でした。お腹が弱い私にとってはマジで死活問題です。


これはめちゃくちゃまとも(綺麗)なほう(拾い画)


 TOTOの清潔で高性能なトイレが、世界のどこに行っても使える世の中になることを願うばかりです。

海外進出とかTOTOの歴史も、結構面白かったのでよかったら参考資料見てみてくださいネ。

参考資料
NR20220708v2.pdf (toto.com)
TOTOベトナム第4工場、2022年7月稼働開始 | ニュースリリース | 会社情報 | TOTO株式会社
世界各地域の需要に対応するグローバル供給拠点としてTOTOベトナムに第4工場(仮称)を建設 2019年12月23日 : ニュースリリース : TOTO
https://jp.toto.com/company/press/company/international/2019_12_23_009325/https://jp.toto.com/pages/history/challenge/02/
企業概要 | 企業情報 | 会社情報 | TOTO株式会社

 

 


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