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【ベトナム旅行記3】言葉が分からなくても楽しめる!

何を言っているのか全く分からない。

それでも面白いと感じられる。

言葉が分からないからこそ全神経を集中させるのだ。

ベトナム・ハノイひとり旅。

グルメと異文化体験がテーマの旅で、1日目のメインイベントがやってきた。

「タンロン水上人形劇」の観賞。

ベトナムの伝統芸能で、水面を舞台にして繰り広げられる人形劇だ。

タンロン水上人形劇場はチケットを求める観光客でいっぱいだった。

毎日複数回の講演があるのだが、チケットが取れた回以外はソールドアウト。

座席は全席指定で、前列(20万ドン)~後列(10万ドン)までの3種類から選べる。

人形が小さいため、後方の座席ではよく見えないと知り、真ん中の座席(15万ドン)を購入。

入場すると、すでにたくさんの人が着席していた。

自分の座席番号を見つけたのだが、そこには他のお客さんが座っている。

手に持っているチケットにはたしかにその番号が書かれているのだが、、

先に座っていたお客さんに英語で確認する勇気は出ず、近くのスタッフに声をかけた。

どうやら予約番号が重複していたようで、代わりの座席に案内してもらった。

元の席よりも前方の席になり喜んでいると、隣に座るお客さんに話しかけられた。

一瞬ドキッとしたが、その方も日本人で安心した。

1人旅を楽しんでいる女性のお客さんで、ハノイ滞在3日目だという。

簡単な演目が書かれた日本語パンフレットはもらったものの、劇中は全てベトナム語。

音声ガイドもあるのだが、そのままの音声で楽しむことにした。

舞台は3~5分の短編が9話あり、水上で人形がコミカルな動きをして観客を楽しませる。

目をこらして、小さな人形の一挙手一投足を見つめていると、言葉は全く分からないが、大まかなストーリーは理解できた。

激しい水しぶきや花火の演出に拍手が沸き起こる。

主役の人形よりも気になったのは、ステージの両端でベトナム伝統楽器を演奏している人たちの表情。

愉快で綺麗な音色を奏でているのだが、表情は真剣そのもの。

楽しそうな笑顔をイメージしていたから、思わず笑ってしまった。

シュールな人形劇と真顔の演奏がクセになる。

舞台が終わり、舞台裏から人形の操者たちが出てきた。

てっきり3、4人でやっているのかと思ったら、10人もいてびっくり。

ベトナムの伝統文化と、真面目さを感じられる素敵な体験であった。

ハノイを訪れた際には、ぜひ観に行ってほしい!




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はるき
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