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たくましく世界に咲け!グランパス藤井陽也選手との奇跡!

これはグラサポ兼中日ファンの身に起きた奇跡の実話です。

藤井陽也選手と全グランパスファミリーに感謝いたします。

なぜそこに陽也


6月13日(木)早朝。
私は北海道へ向かうため、セントレアにいた。

旅の最大の目的はプロ野球日本ハムの新本拠地「エスコンフィールド」で中日戦を観ることだった。
セントレアには既に中日のビジターユニフォームを着た人が大勢いて、気分はすっかり野球モード。

搭乗口前で搭乗開始のアナウンスを待っていると、そこに一際背の高いイケメンが現れた。

あの人、もしかして、陽也じゃない?
一瞬目を疑った。
まさかこんな所にいる訳ないよね。
しかもまだ早朝だし。

でも見た目は確かに陽也だ。
どうしても確かめたくなり、搭乗待機列でその人の後ろに並んだ。

やっぱめっちゃ体格良い。

QRコード読み取りの時、名前が読み上げられる。
「フジイハルヤ・・・」

マジかあああああ
ヤバい本物だ!!
どうしよ

QRコードの読み取りに手間取りながらも急いで追いかける。

よっしゃなんとか追いついた。
意を決して話しかける

「すみません、藤井選手ですか?」
「グランパスずっと応援してて、良かったら写真撮ってもらえませんか?」

快く写真撮影に応じてくれた。
ちなみにグランパスの選手との2ショットはマテウス選手以来2度目。

「旅行ですか?朝早いんですね!」
「飛行機が朝か夕方しかなくて、先輩が早く来いって言うから笑」

現在所属しているコルトレイクのチームメイト、角田選手と一緒に旅行だと嬉しそうに教えてくれた。

めっちゃ仲良しじゃん!
こっちまで嬉しい気持ちになっていると

「旅行っすか?」
えっ、わざわざ話を振ってくれた。
優しすぎる泣
中日の試合を観に行くことを伝えて、夢のような会話は終わった。

さすがに隣の席なんてことはなく、興奮冷めやらぬまま自分の席に座る。

信じられない幸運に、大声で叫びたい気分。
ただ他の乗客は全く気付いていない様子。

名古屋の宝、日本代表がこんなに近くにいるよー
中日も良いけど、陽也とグランパスも応援してー!

完全移籍の知らせに高まる欲求


北海道に到着して間もなく、グランパスから通知。

正直完全移籍自体はこれまでの活躍を見ていれば驚きはない。
名古屋復帰か?みたいな記事も見かけたけど。

びっくりなのはタイミング。
話したその日に移籍発表なんて。

続けざまに握手会実施のお知らせ。
こんなの応募するしかない。
もう野球どころじゃないよね、、

野球観戦を終えホテルに戻った後、移籍についてのインタビュー視聴。

陽也の海外挑戦にかける意気込みがひしひしと伝わってきた。

慣れない環境への適応やリハビリの苦労を乗り越え、成長を続ける姿はたくましい。

こんな話聞いたらますます直接感謝とエールを伝えたい衝動が高まる。

3日間北海道を満喫し迎えた16日(土)
運命の握手会抽選結果は、、

落選。。

他のファミリーの皆さんに託すしかない。
そう思いながら空港へ向かった。

旅の最後に奇跡が

もしかしたら帰りも同じ便かもしれない。
一縷の望みを託して搭乗口付近を見回すも、人が多くて見つからない。

明日のイベントもあるし、さすがにもう帰ってるか。
他の便もかもなあ。

諦めムードで搭乗し無事セントレア到着。
手荷物受取所を見渡したその時、

そこには手荷物が流れてくるのを待つ陽也の姿があった。

うおおおおおおおお!
マジかああああああああ!

伝えたい思いが明確な分、前回よりも緊張する。
疲れてるだろうし、話かけない方が良いかな。
つい弱気になってしまう。

それでも

こんなチャンス二度とない!
今伝えなくてどうすんだ!
勝手にグランパスファミリーを代表したような気持ちになる。

「藤井選手!行きに写真撮ってもらった者です!」

勇気を振り絞って話しかけるとすぐに気づいてくれた。

「グランパスサポーターとしては寂しい気持ちもありますが、欧州での活躍楽しみにしてます!ベルギーにも応援に行きます!」

「頑張ります!」
力強く答えてくれた。

直接感謝とエールを伝えることができて本当に良かった。
握手会に落選したことを伝えると「今で良ければ」と言って握手してくれた。
まさに神対応!

旅行中は美味しい海鮮をたくさん食べられたそう。
角田選手のストーリーで「北海道海鮮巡り」の投稿あり。カニ・ウニ・イクラと超豪華!

おまけに「中日勝ちましたか?」って聞いてくれて、行きの話を覚えててくれてたことに感動。
そんな日に負けちゃダメだよドラゴンズ。

別れ際は「じゃあまた明日!」って

なんだこの世界線は!?

かっこよすぎ
惚れてまうやろー!

たくましく世界に咲け

今日も豊スタのゴール裏で声援を送る。
グランパス、そして陽也のために。

「たくましく名古屋に咲け、陽也!陽也!藤井陽也!」
また一人名古屋から世界へ羽ばたく!

並み居る強敵を抑え込み、世界にその名を轟かせ、同期の由勢と共に日本の最終ラインを守ってくれると信じてる。

彼ら同学年の活躍は自分にとっても大きな刺激になる。
世界の舞台で挑戦するために、今できることをやろう。

そして必ずベルギーに行くと心に誓った。
今年の夏はイングランド行きが確定しているため、ベルギーは早くて冬。
陽也がベルギーの冬はめっちゃ寒いって言っていたことだけが気がかりだ。

最後まで読んで頂きありがとうございました。




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