見出し画像

私が土地家屋調査士試験合格を目指す理由

自己紹介

はじめまして。翔一です。42才男性、子供は3人、市役所で土木技術職員をしております。
2025年10月の土地家屋調査士試験合格を目指して2024年7月から勉強中です。

経歴

18才 県立工業高校の土木科を卒業
〜20才 フリーター
20才 知的障害者グループホーム職員になる
25才 結婚
26才 グループホームの超長時間労働に嫌気がさして転職。土木作業員になる
27才 第1子誕生
29才 第2子誕生
31才 第3子誕生
32才 市役所職員に転職 道路保全部署に配属
36才 公園管理部署に異動
42才 昇格、公園管理のグループリーダーになる ←イマココ

なぜ土地家屋調査士試験合格を目指すのか

仕事がつまらな過ぎる

10年前から市役所で働いています。最初の4年は道路保全の部署でしたが、これは楽しかった。道路は街の隅々まで張り巡らされているので、仕事は無限にあります。役所内でトップレベルで苦情対応業務が多い部署ですが、それが自分には楽しかったし、向いていたと思います。目の前の困っている人のために汗を流し、知恵を絞り、限られたリソースで解決を図る仕事、毎日町の誰かの切実な困りごとに向き合う仕事でした。
入庁5年目から公園管理の部署に異動になりました。私の勤める自治体では公園は指定管理者制度という仕組みによって日常管理をまるっと民間企業が受託しており、私が道路保全で取り組んでいた『市民の普段の困りごと』はその指定管理者が解決します。では市役所の職員は何をするのか?
公園管理部署における市役所職員の仕事は管理企画計画です。

  • 指定管理者の業務が適正に執行されるように管理する。

  • 街の魅力を向上するような公園整備を企画する。

  • 将来を見越した公園管理を計画する。

これらの仕事が私には圧倒的につまらなかった。どれも大切な仕事であることはわかるのですが、私にはさっぱり楽しくない。
私が仕事に意義を感じるためには『〇丁目の〇〇さんが〇〇で困っているから〇〇の工事をする』というような分かりやすさが必要だということがよく分かりました。
公園管理に異動してから2年目以降は毎年の異動希望調査に道路保全部署への異動希望を回答してきましたが叶わず、公園管理部署内で昇格までしてしまいました。

とはいえ家庭人としては市役所職員は魅力的な仕事である

私は人生のミッションを

毎日の幸せな時間の割合を増やす、100%を目指す。
妻と子供たちと健康に楽しく暮らす。

と定義しています。
市役所職員という今の仕事はミッション達成に充分な条件を備えています。妻も職場は違いますが地方公務員としてフルタイムで働いており、収入面での心配はありません。我が家では食事の用意は私の仕事ですが、毎日家族と夕食を囲むことができ、これは私にとってはかなり重要なことです。

ここが人生の終着点なのだろうか

私は学生時代全く努力をせず、高校卒業後もしばらくフラフラとしていました。いわゆる就職氷河期時代でした。比較的小さな頃から将来自分の家庭を持ちたいと漠然と考えていた私ですが、20才の時点で『もう自分は両親のようなまともな大人にはなれない』と考えていました。
そんな自分が行き当たりばったりで生きていたら、いつの間にか妻と3人の子供たちと楽しく暮らせるようになっていました。運もめちゃくちゃ良かったけど、その時々で自分もなかなか頑張ってきたよな、とも思います。
『家族と幸せに暮らす』という最重要ミッション達成の最中にある今、その幸運に感謝しつつもやはり、こう思ってしまうのです。ここが人生の終着点なのだろうか。


用地事務難しすぎ問題

昨年度(2023年度)、初めて公園用地買収の事業に携わりました。これまで土木工事の設計や監理は幾度も経験してきましたが、用地買収はその手順があまりに複雑で理解が追いつきませんでした。過去の先輩方の資料をパクったりコピペしたりして、なんとか完了させましたが、民法、不動産登記法周辺の知識を体系的に身につける必要性を強く感じました。

役所の測量技術低すぎ問題

土木工事をするにあたって土地の境界が問題になることは多々あります。しかしこのような時に座標値から境界点を復元する技術を持った職員が私の勤める自治体には殆どいません。道路境界1点を復元するにもその都度業者に委託しており、非常に無駄が多いと感じています。役所には1台TSがありますが、誰にも使われず埃をかぶっています。


結論:守りと向上と将来の攻め

現在の家庭生活を守りつつ、目の前の職務に必要な知識と技術を向上させ、近い将来子供達がもう少し大きくなったらジョブチェンジにも挑戦したい。これらの希望を叶えるため私は土地家屋調査士試験への挑戦を決めました。
最後までお読みいただきありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?