[#16]ゆる~く競馬 POG編(20-21年馬振り返り)
こんにちわ、御坂晴海です。
またまたご無沙汰となる投稿となることを先んじてお詫び申し上げます。
5月も半ばに差し掛かり、クラシック2冠目の足音がすぐそこまで聞こえてきましたね。ダービーが終わると6月に入り安田記念...。と同時に次のクラシック候補生である2歳馬の戦いも始まります。
ということで今年もPOGについて綴ってみます。
今季1回目の投稿は過去2年POG指名馬の振り返りと共に
POGのあれこれ(気になる方向けへ)をざっくばらんにお届けします。
🐎POGのあれこれ
そもそもPOGというのは
《ペーパー・オーナー・ゲーム(Paper Owner Game)》の略称で、
「ピーオージー」や「ぽぐ」と呼ばれてます。(僕は前者呼び)
ダービースタリオンやウイニングポストのような競走馬育成シミュレーションゲームをしていると自分の競走馬を持ちたくなる事があると思う一方、実際に持つとなると多くの諸費用がかかり夢のまた夢です。
POGはそんな競馬好き方たちに馬主さん気分(架空馬主=Paper Owner)を体感させてくれるゲームです。
簡単なルールの一部として、デビュー前の新馬(2歳馬)を数頭(概ね10頭)を選びます。その選択馬たちの獲得賞金(デビュー戦~3歳春のダービー終了時迄)をポイント化して順位を競います。
もっともこれはルールの一部でして、中には「新種牡馬の産駒を選択すると初期ボーナスで+〇ポイント」とか「指名人数による賞金山分け方式」、「指名馬選定をドラフト制で行う」など、主催するPOG大会によって独自ルールが取り入れられています。
そんな指名馬の選び方は人によってさまざま。
・兄や姉に活躍馬がいる子を選ぶ。
・写真や映像で見て顔や馬体の好みで選ぶ。
・名前にときめいた子を選ぶ。
・父や母が現役の時に応援していた産駒を選ぶ。
これだけでも選ぶ理由の中でもほんの一部だと思います。
また、その探す手段も色々あり主に
①競馬情報サイトで調べる
netkeibaさんや競馬ラボさん、JBIS-Searchさんといった情報サイト、データベースサイト。(毛色や種牡馬での絞り込みも出来たり)
②POG本を買って読む
競馬雑誌(紙・電子)で2歳馬情報が記載されていることがありますが、特にPOG本と呼ばれる専門書は2歳馬に特化した情報誌になっています。
各雑誌には愛称みたいなものがあって、「赤本」「青本」と呼び分けられてたりします。(大学受験の問題集を思い出します(笑))
の2つが挙げられます。
他にもグリーンチャンネルで春先に放送される「2歳馬カタログ」の映像を見て上記の情報と照らし合わせるといった選び方も。
長々と綴りましたが、POGのあれこれはこの辺りにして
過去2年のPOGで僕が指名した馬たちの軌跡に移りましょう。
まとまくPOG 2020-21年シーズン
概要は下記記事(的射まくりさんのnoteへ)
🐎クルーク(牡:父モーリス、母クロノロジスト)
母の産駒にはクロノジェネシスやノームコアのG1級。
当時新種牡馬のモーリスの産駒というのもあって気になり選択しました。
残念ながらPOGシーズン中、更には3歳中のデビューの報はなく、大丈夫なのだろうかと心配していました。が、何と2022年5月1勝クラスで4歳デビューとなりました。結果は12頭中12着のシンガリ負け。血統の相性とか新種牡馬産駒育成の難しさとかあるんだろうなぁと感じた1頭です。
通算:1戦0勝(0-0-0-1)
🐎アルマドラード(牡:父キングカメハメハ、母ラドラーダ)
全兄にダービー馬レイデオロ、G3馬レイエンダ。叔父には帝王賞馬ゴルドブリッツと期待がかかるなぁと思い選びました。
こちらは2歳10月に東京でデビューし、POG終了直後の21年6月に初挑戦となったダート戦で1勝目を挙げました。以後東京を中心にレースを走り22年2月にはまたもダートで勝ち星を挙げ1勝クラスを勝ち抜いています。
現在はここまで管理されていた藤沢和雄調教師の引退に伴い、宮田敬介調教師の下へ転厩していて新天地での活躍を願っています。
通算:8戦2勝(2-2-1-3)
🐎ラピカズマ(牡:父キンシャサノキセキ、母レイズアンドコール)
父、そして母父サクラバクシンオーのスプリント血統の強そうな点、2歳重賞で好走した兄モンドキャンノのような早期デビューを込み目そうな点で選びました。POGは早くからデビューして賞金を稼いでいくのもいいのかな?という思いが強く動いた指名でしたね。
そして同馬は2歳6月下旬にデビューし、2戦目で2着、3戦目で初勝利を飾りました。その後は成績が下降線と辿り、ダートや1400m以上への挑戦など苦心しながらレースを続けていましたが、22年4月の福島芝1200m戦で久々の馬券内2着!ローカルの芝短距離戦でもうひと頑張りを...!
通算:16戦1勝(1-2-0-13)
🐎リノユニヴァース(牡:父ネオユニヴァース、母ボシンシェ)
芝活躍馬をすえつつもダートもJBC2歳優駿や全日本2歳優駿といったダート戦も賞金対象となるルールだったため、ダートでの活躍も見込める子を...ということでダート産駒も出しているネオユニヴァースに注目。東海S勝ち馬全兄グレンツェントがいる点も後押しして選びました。
デビューは年明け21年1月のダート戦。4角7番手から上り最速で勝利!POG期間中に2戦目を迎えましたが、そこでは8着敗退。その後は距離を伸ばしてダート2400mで2勝目を挙げ奮戦を続けていましたが、現在は休養中のようです。
通算:6戦2勝(2-0-0-4)
🐎ルペルカーリア(牡:父モーリス、母シーザリオ)
当時の新種牡馬、なおかつ母シーザリオからもエピファネイアやサートゥルナーリアが出ており選んだ当時は「期待だけが絶賛上昇中」と綴ってました。デビュー戦は4着でしたが、2戦目で重たい馬場の中を好走し1勝目!
3戦目は重賞初挑戦の毎日杯で4着(勝ち馬は後のダービー馬シャフリヤール)。その後も京都新聞杯2着と上昇気配を見せるも、左回りや終盤で集中力が欠ける面がちらほら見られて22年1月の3勝クラスでは11着。
ですが22年5月に距離を1600mに縮めて挑んだレースで3着と京都新聞杯以来1年ぶりの馬券内着順を決めました。
活路が見えたような中、次の1戦をどこに定めるのかまだまだ目が離せないのもPOGの魅力!と思わせてくれた1頭です。
通算:8戦1勝(1-1-1-5)
🐎ベルエポック(牝:父モーリス、母アドマイヤテンバ)
祖母アドマイヤグルーヴを持つモーリス産駒。この時のPOGはモーリス産駒いっぱい選んだ記憶ありますが、まだまだ選んでいたとは…(^ ^;)
早期デビューが期待されるも、蹄のトラブルもあり脚元の不安があるのかな?と思いましたが2歳9月に芝1800mでデビュー。結果は8着と奮わず、明け3歳初戦はダート1800mを走るも4着。ここからの巻き返しを...といったところで骨折と共に引退...。怪我とは常に隣り合わせなのは知っていたけれども選んだ応援馬となれば悔しさもなかなか...。
幸い繁殖入りすることが出来たのが救いで、初仔の誕生を願いたいです。あわよくばその初仔をPOGで選ぶ...という夢の続きにも繋がりますからね。
通算:2戦0勝(0-0-0-2)*登録抹消し繁殖入り
🐎エクランドール(牝:父ディープインパクト、母リュヌドール)
全兄フィエールマンに当時ほれぼれしていたこともあって選んだ1頭です。そういえば22-23年のPOGでディープインパクトはラストクロップ(最後の産駒)になるようです。種牡馬の世代交代真っ只中な感じありますね。
そんなエクランドールは3歳になって21年1月にハナ差で新馬戦を勝ち上がり、続く2戦目も3/4馬身差で制し連勝したところで秋へ向けて休養に入りました。秋華賞への期待がかかる中、初重賞の紫苑ステークスに臨みましたが、結果は17着大敗を喫しました。勢いのまま...と期待していましたが重賞の壁や夏を超えて強くなったライバル馬たちの強さを思い知った気がします。そこから二桁着順が続いているのが心配。再起を願うばかりです。
通算:5戦2勝(2-0-0-3)
🐎ロジモーリス(牝:父モーリス、母メチャコルタ)
国枝栄調教師の下に所属する牝馬って点で魅力を感じて選んだモーリス産駒の牝馬です。母メチャコルタはアルゼンチン産駒で同国G1含む4勝馬。
モーリスが種牡馬初シーズンだったように、メチャコルタも受胎すれば初仔となる産駒という「互いにこれから!」という期待も選んだ理由でした。
その2頭から生まれたロジモーリスは2歳7月に函館でデビューし、後のG1馬ソダシの前に3着。その後は出走取り消しも挟みダービー週の未勝利戦で3度目の3着と好走が続きました。ただ3歳未勝利戦の期限が終わる21年8月までに勝ち星を挙げることは叶わず引退となっています。
6戦して掲示板を外さなかった走りは「あとなにかが嚙み合っていれば…」という勝負事ではタブーのたらればをどうしても考えてしまいます。
通算:6戦0勝(0-1-3-2)*登録抹消
🐎ミエルドール(牝:父クロフネ、母ゴールデンロッド)
母父にはキングカメハメハ、曾祖母ゴールデンサッシュからはステイゴールドが出ている牝系だったので芝やダートで広く長く活躍出来たらいいなと思って選びました。
結果としては中央では成績奮わず、地方に移籍し門別競馬での2戦目で2着、その後も3着と活躍が期待されましたが21年10月のレースを後に登録抹消となりました。10頭も指名していれば長い目で見ているうちに地方に移籍して活躍を場を模索するということもありますが、それでも必ず結果が出るとは限らないのも難しい世界ですね。
通算:11戦0勝(0-1-1-9)*登録抹消、地方成績込
🐎パレドジュスティス(牝:父ロードカナロア、母ラブリネスオブパリ)
母馬と当馬の名前の響きで選んだロードカナロア産駒。血統を覗いてみると祖母ファビュラスラフインが最優秀3歳牝馬を取る活躍をしていましたし、2つ上の半兄シフルマンは当時は3勝馬(現在4勝しOP馬)。短い距離ならダートも含めてチャンスが広がるかなと思っていました。
デビューは2歳11月の芝1400m戦。17着ながらも使いつつ仕上げていくような感じを受けたのでその後も見守っていました。6戦目に福永騎手を迎えると好位から突き抜けて4馬身差をつけて快勝!ダート替り2戦目というのもあり驚きましたね。ただそこからは下降線をたどっていて、ダート1800m前後を試行錯誤している様子。先行出来るレースもあるので思い切ってダート1400mとか見て見たいなぁなんて考えがよぎります。
(架空馬主なので考えるだけタダですし。)
通算:12戦1勝(1-0-0-11)
ここまで2020-2021年シーズンのPOG指名馬の紹介でした!
下記noteは当時の選出理由をざっくばらんに綴ってます。
💭(あの頃よりは…多少は競馬に深くなってるといいな…)
おしまい🐴今年もまとまくPOGあります
今回は一昨年のPOG(まとまくPOG)の指名馬たちの振り返りました。
本当は昨年の指名馬達の分も...と思いましたが、綴っているうちに指の関節が悲鳴を上げ始めたので近いうちに続きをお届けします。
さて最後にPOG企画を勝手ながら宣伝。
競馬Vtuberの的射まくりさん主催のまとまくPOGが2022-23年シーズンも開催されることになりました。
ルール等は下記ツイート参照の上、
参加希望の方は2022年5月31日までに受付を行いましょう。(⁰▿⁰ )
(⁰▿⁰ )指名馬被りを少なくして活躍しそうな子を選ぶもよし!
被りを承知で高賞金を得られるG1を期待できる大物級を選ぶもよし!
戦略は参加者の数だけあるよ!
では以上、次回投稿もよろしくお願いします。
気になった方や見て良かったなど思いましたら
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ここまでの閲覧ありがとうございました☀
Special Thanks:匿名希望様(見出し写真)
新潟競馬場のお写真をご厚意でお借りしました🥰
ダークシャドウ('11毎日王冠など)が好きとのことです。
父ダンスインザダーク、名前の響きがかっこいいですよね♪
素敵なお写真の提供、ありがとうございます!
最後まで閲覧ありがとうございました。サポートについては受け付けない方向で活動を続けていこうと思います。お気持ちだけでありがたいことこの上ありません。是非次回以降も閲覧&気に入ればスキ押しをよろしくお願いします☀