[#17]ゆる~く競馬 POG編(21-22年馬振り返り)
こんばんわ、御坂晴海です。
過去2年POG指名馬振り返り、前回は20-21年編をお届けしました。
今回は21-22年編となります。
まだPOG期間内のため、次走情報と今後の期待を添えてお届けします。
前回投稿では20-21年シーズン指名馬の振り返りと共に
POGのあれこれを簡単に綴っています。
お時間があったり興味があれば是非そちらもよろしくお願いします。
まとまくPOG 2021-2022年シーズン
概要は下記ツイート(的射まくりさんのツイートへ)
🐎サリエラ(牝:父ディープインパクト、母サロミナ)
兄や姉に自分の応援してきた活躍馬(サリオス、サラキアなど)がいる推し産駒で指名しました。母サロミナもドイツオークス勝ち馬で海外4勝と申し分なしの印象。5歳になって怒涛の活躍を見せた全姉サラキアのように長い目で見て応援できたらいいなという気持ちもありましたし、半兄サリオスのように早くから重賞戦線に加われればという思いもありました。
21年11月末の東京芝1800mでデビュー、すんなり先行すると直線更に伸びて快勝!これで明け3歳から重賞戦線に!と思っていましたが、その後少しコンディション不良だったらしく、現在もまだ厩舎に戻っていないようです。
このようだと春は全休して夏中盤から復帰して秋華賞を目指すとかになるのでしょうか?
いずれにしても無事に復帰戦を迎えられるようにお祈りお祈り。
戦績:1戦1勝
16名指名
🐎シンハプーラ(牝:父ディープブリランテ、母シンハディーパ)
叔母にオークス馬シンハライト、親戚にストゥーティなどクラシック活躍が見込める牝馬と思って選びました。後は個人的にディープブリランテ産駒を指名したかったというのも理由ですね。(ミッキーブリランテやモズベッロといったブリランテ産駒が好きなので)
デビュー戦を期待していましたが、新馬戦期間内のデビューは叶わず現在も調整中のようです。なんとか3歳未勝利戦のシーズン中にデビューできる目途が立てばよいのですが、こればかりはエゴになってしまいますので悩みどころですね。
戦績:デビュー前
3名指名
🐎プレミアスコア(牝:父ハーツクライ、母ファイナルスコア)
イタリアのオークス馬である母ファイナルスコアとハーツクライの間に出来た産駒。半姉ノーブルスコアはチューリップ賞3着、海外に目を向けると叔母シーオブクラスはG1を2勝し、エネイブルの制した'18凱旋門賞の2着馬。
牝系にいる牝馬を見ていると早期での活躍が見込めそうなこと、そして栗毛の綺麗な馬体に見惚れて指名しました。
21年10月に中京でデビューするもしばらくは行き脚がつかず敗戦が数戦続きましたが、武豊騎手と組んだ4戦目では先頭を奪うとそのまま伸びていき待望の初勝利!現在は1勝クラスの壁に少しぶつかっていて、行き脚もまたおぼつかない現状です。
でもこうやって苦労して勝った時の喜びというのをPOGだとより感じられるので、長い目で応援していきたいですね。
(個人的に左回り2000m台がベストなのかも)
戦績:6戦1勝(1-1-0-4)
2名指名
🐎イモータルフェイム(牝:父ロードカナロア、母フォーエバーモア)
母フォーエバーモアは通算4勝でクイーンカップ勝ちや阪神JF3着の実績馬。ロードカナロアとの組み合わせからマイル帯の芝ダートどちらもいけて、早めのデビュー気配があったので選びました。
デビュー戦は予測通り6月デビューも、レース中に不利を受けたなどもあり11着、次走では大きく馬体重を減らしてしまい手ごたえもあまり見られなく13着でした。その後故障を発生して休養していましたが、現在は帰厩し復帰戦に向けて調整中のようです。
前走時に馬体重減ってしまっていたのが気になるので、ある程度戻しつつパワーもついていれば相手次第で善戦してくれることを願っています。
戦績:2戦0勝(0-0-0-2)
4名指名
🐎ボンドマシン(牡:父バゴ、母ニエロ)
叔母にローブティサージュ(阪神JF勝ち馬)などがいて、父バゴはステラヴェローチェやクロノジェネシスらを輩出しており、当時”バゴ産駒を1頭指名したいなぁ”という思いから選びました。
他にも父×母父(バゴ×ステイゴールド)が地方でも活躍したブラックバゴと似通った点があるのも気になっていて、長い目で中央もしくは地方で走れることが出来るのではないかと考えています。
そしてデビュー戦は今年3月の未勝利戦でしたが、まだレースができるような走りとはいいがたく18頭中18着と苦いデビュー戦に。
その後の立て直しが気になっていましたが、直後に中央での登録抹消となり地方へ移籍しました。(サラブレッドオークションに出されていたようです)
地方からの巻き返しをこれから楽しみにしていきたいですね。
戦績:3戦0勝(0-0-0-3)*中央抹消⇒地方(兵庫)
2名指名
🐎グランアプロウソ(牡:父Gun Runner、母フィドゥーシア)
父GunRunnerは米国産馬、米クラシックではケンタッキーダービー3着。クラシックが終わると更に活躍を見せ'16BCダートマイル2着、'17ドバイWC2着、'17BCクラシック1着など通算15戦8勝。
2017年のエクリプス賞年度代表馬、古馬の牡馬チャンピオンに輝きました。
母方を見ると母フィドゥーシアはアイビスSDで2着、祖母のビリーヴは牝馬の名スプリンター と両親の実績からスピード能力がとてつもなく高そうという印象を受けました。また叔父には今年のオーシャンS勝ち馬ジャンダルムがいるのも魅力ポイントです。
21年6月の札幌芝1200m戦で武豊騎手を背にデビューすると、好位でしっかり立ち回り勝利を収めました。しかし直後に骨折を起こして2歳シーズンを全休、復帰はいつかなと思っていたところ今年の4月、福島芝1200mで復帰を迎え角田騎手を背に惜しくも勝利には届かなかったものの、し烈なゴール前接戦で2着に残しました。(えらい...えらいよぉ…( ;∀;))
次走は5月21日のメルボルンT(中京芝1200m)を予定しているようです。同日に重賞平安Sで武豊騎手が来られるのであれば、新馬戦ぶりのコンビも組めそうです。
戦績:2戦1勝(1-1-0-0)
3名指名
🐎フライシュッツ(牡:父Golden Horn、母ラクレソニエール)
父は9戦7勝の英ダービー・凱旋門賞勝ち馬Golden Horn、母はキャリア8戦全勝のフランス牝馬2冠馬ラクレソニエールという欧州血統が濃いフライシュッツ。参加したPOGでは賞金山分け方式だったのですが、この子を単独指名できたのでうまくいけば切り札になってくれるかなという希望もあり選びました。ただそうは問屋が卸さないのが競馬でして、今年の1月に中京芝2000mでデビューするも10着、その後はダートも使いつつ巻き返しを狙うも行き脚がつかずのまま5月の4戦目を12着で終えると中央登録を抹消。
直後にサラブレッドオークションに出され新しい馬主さんの下に落札されたものとみられます。
血統色が海外、特に欧州に寄っていると難しいのでしょうか。こういうところも血統から競馬を気にし始めた身としては学びになります。
引き続き動向を見守っていきたいと思います。
戦績:4戦0勝(0-0-0-4)*中央抹消⇒未定
単独指名
🐎ウインルシファー(牡:父オルフェーヴル、母コスモチェーロ)
半姉にはオールカマーや日経賞を制したウインマリリンや4勝馬マイネヒメルといった期待の大きいお姉さん方がいます。ノーザンテーストの血統持ちで若駒の時と古馬の時で2度活躍機会があるのではないかと思ったことと、栗毛がやっぱり可愛いなっていう理由で選びました。
デビューは2歳11月の芝2000m戦、逃げていきましたが少しコントロールがつかず若干暴走気味に見え、最後は力が尽きて5着と敗戦。
次走は大きく控えていきましたが、新馬戦よりも更に課題が浮き彫りになる12着、3戦目はもう一度先手を取るもやはり制御が効かず13着。
追い打ちをかけるように剥離骨折となってしまい離脱中です。
指名時にはかなり有力候補なお話がちらほら見られていたのですが、やはり実戦では色々と話が変わってくるのでしょうね。だからこそ競馬は奥が深いんです。まずはお大事にです。(未勝利戦シーズンを考えると厳しい気もしますが、何かしらの活躍の場が巡ってくることをお祈り)
戦績:3戦0勝(0-0-0-3)
5名指名
🐎ショットオブザデイ(牡:父ディーマジェスティ、母セシャルマン)
叔父には早期から安定感ある走りを見せたクロフネフリートや弥生賞、障害戦で活躍したミヤジタイガ。父ディーマジェスティはサトノダイヤモンドやマカヒキ世代の皐月賞馬で、クラシック戦線で楽しめそうな新種牡馬産駒になると見ていました。また所属がこの年から調教師デビューとなる四位洋文元騎手で、この年のPOG指名馬で最速デビュー予定となっていたのも推していこうと思った理由でした。
そのデビュー戦は後方からおぼつかず11着、その後も1.3秒以上の着差の苦しい戦いが続いています。4戦目からはダートに活路を見出そうと陣営も試行錯誤しているみたいですが、掲示板入りにはもう少し時間がかかりそうです。前走2月の小倉ダート1700m出走時に最高馬体重になってどっしりした感じを受けたので、馬体重はこれからもっとついてくると期待していけるのかも...と思ったり。
戦績:6戦0勝(0-0-0-6)
単独指名
🐎エピファニー(牡:父エピファネイア、母ルールブリタニア)
父エピファネイア、母父ディープインパクトの期待値大の血統。そこに叔母ミッキークイーン(オークス、秋華賞など)、祖母ミュージカルウェイ(海外8勝)。母ルールブリタニアにとっては無事に生まれてくれた初仔という背景も含めて選びました。500kg台の馬体がデビュー前から注目されていて、かなりのパフォーマンスが期待できる点も魅力です。
そのエピファニーのデビュー戦は2歳11月、小雨の降る東京芝1800m戦。
このレースはコントレイルの全弟サンセットクラウドやブラックホールの全妹ライラックと強者揃いの新馬戦でした。
レースは後方から進めて直線で一気に伸びてくるも、先行して伸びたライラックに先着を許す2着となりました。
2戦目も東京でのレースでしたが、最内枠と直線で進路が取れない中、最後の最後にしっかり追いわずかな差で3着を確保。
3戦目は場所を変えて中山芝1800m戦でしたが、外を回しながら進出し危なげなくゴールし待望の初勝利をあげました。
そして先日の5月15日、来日中のD.レーン騎手を背に4戦目となる東京芝1800m戦に出走、ここではやや掛かり気味で道中先頭を取り、直線で他馬からのプレッシャーを大きく受ける形になりましたが、レーン騎手の鞭入れで粘り切り2勝目を挙げる事ができました。
恐らく春は一旦ここでお休みして秋前に始動するのかな~って思っています。リラックスさせてから2000m以上のところを経験して菊花賞...と進めば楽しみですし無事にこの先も走れることを願っています。
戦績:4戦2勝(2-1-1-0)
7名指名
おしまい🐴次の指名馬を探そう!
以上2021-2022年シーズンPOG指名馬の振り返りでした。
ちなみに昨シーズン(2020-2021)指名馬は約2年間で9勝
現シーズン(2021-2022)指名馬が約1年で5勝でした。
ただ故障の憂き目は大きかったですね。
これはこれで指名段階(血統と無料で見ることが出来る情報の範囲)では難しいので、これも1つの経験として6月から始まる来シーズンの指名馬を探していきます。
ここまでの閲覧ありがとうございました☀
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おまけ
ちなみに現シーズンでは指名馬のほかに指名候補として計50頭を昨年のこの時期頃にピックアップしていました。
その中にはアルテミスSやクイーンCを好走したベルクレスタ、きさらぎ賞2着ダンテスヴュー、若葉S勝ち馬デシエルトも。
これらの子たちを指名しきれなかったこともですが、絶賛応援中のシルバーステートの産駒の指名も出来なかったのは少し悔いが残りますね。
ということで来シーズンに向けて色々な種牡馬、生産牧場、所有馬主からピックアップして絞り込みを進めています。
悔いのない選択が出来るといいな(⁰▿⁰ )ノシ ほなまた!