見出し画像

Outer Wildsの感想とか(ネタバレあり)


◆始まりは

数年前に評価も高くセールにもなってるし買うか~ぐらいの気持ちで、気づけば積みゲーと化していたOuter Wilds
フレンズに「オススメですよー!」「プレイするなら見せて~!」と言われていたのですが、ソロゲーを遊ぶ時間を捻出するのが中々に難しい……うーむどうしようと考えていました。
と思っていたら夜中に結構時間を作れそうだとなったのでアーカイブを残しつつ遊ぶ事にしました。いえーい!

■最初は『凡作』と感じた

謎解きゲーと聞かされたのでよーし解くぞ!と意気込んで始めたのですが、ゲーム開始直後、博物館で世界はこんな感じでーす!アクションはこんな感じでーす!のチュートリアルはあれど、そこからは「私は宇宙飛行士!宇宙行ってきます!」とそのまま世界にほっぽり出されたので「謎どこ!?」と気持ちが置いてけぼりで、本当に良ゲーなのか?と疑問を抱きながら宇宙に出発しました。
宇宙広い!遺跡ある!竜巻やべぇ!幽霊物質何!?何この音!?青い光…あっ…!と色々な事がありながら「宇宙やべ~」ぐらいで「アクションは中々に難しい」「宇宙船の操縦は酔う」しでこのゲーム最後まで遊べるのか…?と不安でした。

■新しいゲーム体験で『良作』になった

5~6時間遊んだ辺りからNomaiという古代の人達が、この銀河の星々で何か実験をしてたという事がわかり、なるほどこの謎を解けば良いのかと少しモチベが上がりプレイ時間も増えはじめました。
22分という限られた時間の中、星々も状況を変え訪れるタイミングで調べられるものにも変化がある。
ブラックホールに吸われ大地がなくなっていく星
地下にNomaiの街があるが砂でどんどん埋もれていく星
その逆に砂で覆われた星の砂が無くなり露わになる遺跡
侵略者という名の彗星、幽霊物質を搔い潜りその先にあるNomaiの最後
アンコウ怖い!けどその先にあるNomaiの船でもアンコウ怖い無理!
クラゲキモい!近寄りたくない!からのコイツが新しい道への鍵!?
など、遊べば遊ぶ程この宇宙は謎と新しい体験で満ちていて「このゲーム面白いかも?」と感じていきました。
1人で黙々と不安と神秘と謎に包まれた宇宙を駆け回っていた時間は、気づかない内にOuter Wildsという世界に浸るには良い時間だったのかも知れません。

■何をすべきか理解した瞬間『傑作』になった

事故ったり超新星爆発で消されたりとループし続けながらも宇宙を渡り、航行記録も残すところ『灰の双子星プロジェクト』となっても「自分が何をすべきか」がよく解っていなかったHerrthianこと私。
しかし、世界が終わる22分ギリギリのところで双子星の中心洞で見た「ワープコア」を発見した事によって「もしや?」疑念に思いながらループに。
次のループで余裕を持って中心洞に行き「ワープコア」が取り外しが可能だという事、取り外した瞬間BGMが変わった事により疑念が確信に変わりました。
「また、あのアンコウだらけの闇のイバラに行かなくてはいけないのか!?」と思いましたがとても嫌だったので、もしや取り外さなくてもワンチャンいけるか!?と思い超新星爆発までその場で待機しその力を利用して出来たブラックホールに入ってみました。


結果ゲームオーバーになりました。


「このゲームマジで神ゲーかよ!!」という気持ちと「またあんな恐い所に行くのかふざけんなよぉ!」の気持ちが合わさり壮大のBGMとそれに合わせて心臓がバクバクとテンションが上がっていきました。
アンコウが沢山いる場所は、今まで赤い穴に入るところで勢いよく侵入し慣性で移動していたのですが最後の最後で失敗しました……。
機体がグルグル回り大破、アンコウは泣き叫ぶ。
「もう終わりだ…またゲームオーバーだ……。」
と思っていたのですが、意外にも周りにアンコウの気配はなくこれは生身で船まで行ける!?…ってコト!?と心臓バクバクになりながら一歩踏み出し無事に船まで辿り着く事が出来ました。
この後の宇宙の眼、皆で演奏からのビッグバンととても良かったのですが奇跡的に船に辿り着きワープが出来た事がこのゲームで一番印象に残りました。
以下、その時の動画。


◆最後に

出来れば全部ノーヒントでいきたかったのですが、かなり詰まった場所と
心が折れた(主にアンコウ)所は少しだけヒントを見てしまいました。

■ヒントを見た所
・闇のイバラの赤い侵入口からのアンコウ祭りの対処法
・量子の月への行き方の考えが微妙に違っていたのでチラ見
・双子星の中心洞への行き方のきっかけ
・最後の楽器集めフェーズの笛とNomaiの楽器

最後の楽器はテンポと雰囲気が損なわれそうなのと気づいたら朝だったのでゆ…許せ……。

その他の謎は自力で解けたので、謎解き苦手なゲーマーにしては結構頑張ったのでは?と思いたい…。

ホワイトステーションのギミックが灰の双子星のワープに活用出来たり。
太陽の街のサボテンをいなすには砂を利用するという経験が、後々太陽ステーションに行く為のヒントになったり。
量子試練の塔が量子の石、はたまた量子の月の謎に活かされたり。
クラゲを食ったFeldsparやばいなと思っていたら巨人の大海でマジ!?となったり。

色々やってきた事が後々の宇宙の謎の解明に繋がっていくのが本当に良かったです。
プレイ始めの不親切さが半端ないとか、アンコウやクラゲ恐いしアンコウ最悪だしアンk……!!で万人にはオススメし辛いなぁとは思いますが、最後まで辿り着いた後は達成感とその余韻に浸れ、これまでの宇宙での冒険とそれを彩る音楽で胸がいっぱいになるのではないでしょうか。

DLCも気にはなりますが「面白いけど凄い恐い」というレビューを見たのでとりあえず保留で……。
それでは、最後まで見て頂きありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?