見出し画像

嫉妬しすぎる女

 わたしは嫉妬しやすいのだと思う。Instagramで目の前に現れた投稿でさえ、わたしは羨ましくて「キェー!!!」と奇声を心であげている。
 みなさんは、嫉妬の仕組みはご存知だろうか。「自分と近しいと思われる人間が自分でもできそうなことをしてる姿を見聞きした際に起きる羨ましい」と思う感情を指す。つまり、自分の雲の上の存在が何をしようと何も思わない。ただ、すごいなーと尊敬するだけだ。わたしの尊敬を具体的に言うと、蕎麦を食べに行くためにヘリコプターで移動するひとのことを指す。高須先生や神田うのさんがわたしの目には眩しく映る。
 わたしの目の前に現れるInstagramの彼女たちは、勝手に目の前に出てきてるわけではない。わたしが"わざわざ"フォローしてるから現れるのだ。ここで、残念なわたしの生態を解説する。嫌な気持ちになるのであれば、フォローを外せばいいではないかと指摘を受けそうだが、負けた気持ちになるから、意地ではずさないというところがある。どういうことかというと、嫉妬する相手とは「未来の自分」と言われてるからだ。そのひと本人が未来の自分というわけではない。あなたが嫉妬した"行動"があるはずだ。例えば、友達と楽しそうなおしゃべりしてる姿、昨日は大阪にいたのに今日は東京にいる自由さ、メンションされまくりの人気者な姿、などである。めちゃくちゃ羨ましくて嫉妬して、その炎でわたしは正直黒焦げだ。嫉妬する相手は"未来の自分"という考え方を採用しているので、目を逸らしたら、わたしの未来を閉ざすような気がして嫌なのだ。だから、悔しくて、羨ましくて、黒焦げになりながらもフォローをしている。きっと馬鹿げてるかもしれない。だって、自分がくそー!!!っとなる時間を過ごした後に、何方わたしの行動が変化してるわけではないからだ。
 今、ここで、わたしは誓おう。嫉妬したとき、ムカッと感じたときの、その中身の内訳を探り当てることをわたしは誓おう。わたしは今まで、「キェー」と奇声をあげてるとき(心の中で)、「わたしもこうなりたい!」と望んでこなかったように思う。素直にわたしもこうなりたいと思っていいのに、嫌な気分にとどまっていたように思う。
 嫉妬をたくさんするということは、それだけ未来の可能性が多くあるということだ。
 ここにわたしが嫉妬し、望んだことを書き出してみる。

・わたしがInstagramに投稿する度にコメントが応援や共感のコメント入る

・わたしが喜びと感謝のメンションをされまくる

・Instagramのストリーズは、ズラーっとメンションの嵐になっている

・わたしも鹿の角を頭につけて、おしゃれに撮影したい

・わたしに会うために世界中から人が集まってくる

・大阪行った後、東京に行き、沖縄に行くみたいな、縦横無尽に出かけたい


・告知をしたら、すぐソールドアウト!

・告知一つで180万円の売上が立つ

・フォロワーから応援されたり、感謝されたりする


 そんなことを望む。見ていて欲しい。わたしはこれらの望みを確実に叶えていく。


画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?