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広さより心地よさ。コンパクトハウスに住むという選択。



最近、新居を構えることが決まり、
コンパクトな家づくりを楽しんでいます。

ちょうど同じタイミングで、親友の家族も家を建てる計画を進めていて、驚くほど家に対する価値観が違っていました。その違いに気づき、あえてここに残しておきたいと思います。  

どちらが良いとか悪いとかではなく、家づくりにおいて「どんな家に住みたいのか」を深掘りしていくことが、自分たちにとって納得のいく家づくりにつながるんだなと実感しました。

反対の意見を聞くことで、自分たちの理想もよりクリアになってきたので、ここでは私たち夫婦の基準について記していきたいと思います。  

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1. 家をつくる目的


私たちが家づくりで一番大切にしているのは、「家族が自然に顔を見合わせられる空間」です。  

例えば、壁であまり区切らないことで、広い空間の中でそれぞれが好きなことをしながらも、お互いの存在を感じられる環境を目指しています。  

キッチンがあったり、大きなテーブルを囲んだり、薪ストーブで火を囲む人がいたり、植物を育てる人がいたり、庭仕事をしている人がいたり…。それぞれが自分の好きなことをしつつ、何となくお互いの様子がわかるような家が理想です。干渉しすぎず、それでも家族のつながりを感じられる空間が素敵だなと思っています。  

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2. 居心地の良い家


私たちが目指す居心地の良さとは、「自然に近い家」です。  

例えば、明るい自然光がたっぷり差し込んで、青空や緑を眺められる家。
心地よい風が通り抜ける家。
カーテンを閉めっぱなしにすることなく、
光を取り入れながら開放的に過ごせる家です。  

もちろん、機密性や耐震性なども重要ですが、性能を過度に追求するよりも、
自然体でいられる家が私たちにとっての理想です。  

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3. 将来を見据えた家


私たちは、子どもたちが成長した後や老後の生活を見据えて、「夫婦二人でも快適に暮らせる家」を考えています。  

大きすぎる家だと修理や掃除が大変になるため、自分たちの手や目が行き届くサイズ感を重視しています。
子どもたちは好きな時に帰省して少しゆっくりできる空間を作りつつ、
普段はそれぞれ別々の生活を送る、
そんなスタイルが理想です。  

また、子どもたちには、なるべく早く親元を離れて自分の価値観で物事を決めたり、新しい世界を見てほしいという想いがあります。
それと同時に、私たち夫婦も少し楽をしたい、という気持ちも正直あります(笑)。  

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4. 暮らしのバリエーション


私たちが憧れるのは、
暮らしの幅を広げられる家」です。  

土地を目一杯使って、
大きな家を建てるのではなく、
少し余裕を持たせて小さめの家を建て、
その分庭や畑を楽しめる空間を作りたいと思っています。
例えば、庭でバーベキューをしたり、
薪ストーブを囲んで料理をしたり、
夏には窓を開けて涼しい風を感じたり…。  

四季を楽しみながら、
家の中や庭で「遊ぶ」ような
そんな暮らしに憧れています。
私たちはあまり旅行には行かない方ですが、
家や自分たちの好きな場所で過ごす時間を大切にしています。  

例えば、自宅でキャンプをしたり、芝生の上に寝転がったり、屋外でパーティーを開いたり…。
そんな日常が叶えば、
とても、(にやり、、笑)
とても幸せだなと思っています。  

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家づくりを通じて感じていること


こうして親友の家づくりを見たり
話を聞いたりする中で、
相手を否定するのではなく、
自分たちの家づくりの目的やビジョンがどんどんクリアになってきています。
とても心地よいです。

家づくりに悩んでいる方や、
これから考える方にとって、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!  

わたしの好きな建築士さんです。
いつも小さな家で心地よく暮らすためのヒントをいただいています。
YouTubeでも色々なチャンネルで出演されていますのでぜひご覧ください!

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