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コンパクトハウスで考える「子供部屋」のあり方
私は田舎暮らしをしながら、16坪のコンパクトハウスを計画している母親です。
最近、周りの20代の若い夫婦たちが新築を建て始めていて、同世代の家族と家づくりについて話す機会が増えました。
その中で特に「子供部屋」に対する考え方は人それぞれだな、と感じています。
そこで、今回は私自身が考えている「子供部屋」のあり方についてまとめてみました。
コンパクトハウスのメリットと子供部屋の課題
16坪の家にはたくさんのメリットがあります。
※下の方に以前コンパクトハウスについて書いた記事載せてます。
小さくても掃除が楽、家族の距離感が近い、建築コストが抑えられるなど、良い点は多いです。ただ、その反面「スペースの限界」がデメリットになることも。
特に、個室や子供部屋をどのように設けるかは悩みどころでした。
我が家では2階を広い一つの空間として設計しています。この空間は「寝る部屋」
※ここで寝室と言わずあえて今は寝る部屋。
という意味で使っています。
として家族で共有しつつ、将来的には壁や仕切りを追加して、子供が勉強や作業に集中できるスペースを作れるようにしています。
また、仕切りを壁ではなく家具(タンス)で行う予定です。
本棚や収納棚などを活用し、仕切るだけでなく実用性も兼ねた空間づくりを目指しています。
子供部屋は本当に必要?
私自身、子供部屋については慎重に考えています。せっかく家族が一つ屋根の下で暮らしているのに、個室で分断される必要があるのか?という疑問が常にあります。
結論としては、子供が「どうしても必要だ」と感じるまでは作らない方針です。
もし作るとしても、3〜4畳程度の多目的に使える小さな空間にするつもりです。
子供だけでなく、大人もリモートワークや作業に使えるようなフレキシブルなスペースが理想です。
子供部屋を作らない理由
大きな子供部屋を作らない理由は、以下のような点にあります:
1. 将来的な空きスペースのリスク
子供が巣立った後、その部屋が物置になってしまうのはもったいないと感じます。家は、常に家族全員が活用できる空間であってほしいと考えています。
2. 家族の距離を保ちたい
子供が個室で閉じこもることによって、親の目が届かなくなるのは少し不安です。
家全体の様子を把握できる環境にしておけば、何かあったときに声をかけやすい関係性が築けると思っています。
3. 変化に対応したい
子供が小さいうちは家族みんなで寝室を共有し、成長に合わせて必要なスペースを追加する柔軟なスタイルを目指しています。
家具を使って仕切る方法であれば、将来的に変更もしやすいので、立てた直後から「空き部屋」が生まれないようにすることができます。
最後に
子供部屋を作るかどうか、どのように作るかは本当に家庭それぞれです。我が家の場合は、最初から子供部屋を決めるよりも、必要になったタイミングで柔軟に対応する方が合っていると考えています。
「家族全員が楽しく快適に暮らせる空間づくり」を大切にしながら、家の設計や活用法を考えていきたいと思います。
同じようにコンパクトハウスを検討している方や、家づくりに悩んでいる方に少しでも参考になれば嬉しいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
コンパクトハウスのイメージがあまりつかない方に向けてお勧めしています