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自己紹介のテクニック

斎藤孝「恥をかかないスピーチ力」を読んだ後のまとめ

自己紹介を15秒でお願いします。と言われたとき、この本を読む前は
「春風みるです。よろしくお願いします。」
くらいしか言えなかった。

今計ってみるとたったの6秒。せっかく与えられた時間を半分も使えなかったうえに、この挨拶では全く印象に残らない。
15秒をきっちり使って「覚えてもらえる」挨拶をするには、どうしたらよいのだろうか。

「恥をかかないスピーチ力」では、名前に引き続いて「ハマっていることを話す」を推奨していた。こんな感じかな。

「初めまして、春風みるです。私が今入れ込んでいるのは机上旅行です。交通機関の時刻表を見たり観光地ガイドを見ながら予定を立てます。いつか予定を制覇するのが夢です!よろしくお願いします。」

更に30秒バージョンでは、聞く人にとって「お得感」が得られるものがいいそうだ。ちょっと難しいけど、こんな感じだろうか。

「初めまして、春風みるです。私が今入れ込んでいるのは机上旅行です。交通機関の時刻表を見たり観光地ガイドを見ながら予定を立てます。私のおすすめは5月の浜松で、大きな公園に桜とネモフィラが同時に咲くのだそうです。皆さんのおすすめの観光地も知りたいので、ぜひ声をかけてください!よろしくお願いします。」

これなら5月の浜松の情景が浮かんで少し楽しい気分になるかしら。

また、上級者はジェスチャーや十八番ネタを披露するのもいいらしい。実際これができたらかなり強いと思う。

「初めまして、春風みるです。特技はバスケットで、ボールを持つとこんな風にロールをしてしまう癖があります。」

とその場でくるっとエアーロールをしてみせるとか。
実はこれはバスケット部の中ではあるあるで、経験者には共感してもらえると思います。未経験者からするとカッコよく見えるしアリかなあ…と。

自己紹介はこの本の、ほんの一部に過ぎないのだけど、スピーチの中で一番初歩かつ一番登場回数の多いものだと思う。
それでもって、ある程度「自己紹介パート来るかな」と心の構えができるものでもあるから、だったら準備しておくのも悪くなかろう。

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