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野口五郎さん〜こころのままに〜

神奈川県民ホールでの野口五郎さんのコンサートに行ってきました。私にとっては5年ぶりの五郎さんのコンサートです。
会場中が病み上がりの五郎さんの体調を心配していたであろう中、1曲目からいきなり天に響く歌声で、「心配してくれてありがとう。安心してね」と言われているようでした。

N響ゲートウェイ・ゾリステンのストリングスの皆さんの芸術的な音たちとGORO'S BANDの先鋭的な音たちが、五郎さんの歌声と重なり合い、会場中を満たしていきました。
五郎さんの歌声と絡み合うバイオリン、深く包み込むような音色のチェロ、素晴らしかったです。

今回私のイチオシ、書きたいけどネタバレになっちゃうといけないからナイショ。
どの曲も、全部がめちゃくちゃかっこよかったですが、私のイチオシ曲の五郎さん、何かストーリーの中のその世界に溶け込んでいるように感じました。

アンコールの最後の最後まで、全身全霊でうたい上げる姿に、スタンディングオベーションでは足りないくらいでした。
3階席でしたが、会場中の空気が高揚しているのを肌で感じました。

まだまだ続くツアーなので、もう一度行きたいなぁ。
五郎さんが半世紀以上歌い続けてくださっていることに感謝です。

(私メモ)
当時小学生、「青いリンゴ」の頃から五郎さんファンです。高校を卒業して、初めて中野サンプラザでのコンサートに行ったのを鮮明に覚えています。
人生いろいろ、諸々あり、月日は流れ、コンサートから遠ざかっていましたが、五郎さんファンであることは変わらず。そして、ようやくコンサートに足を運べるようになったのも束の間、コロナ禍、母の認知症(こちらは現在進行形)とまた動きが取れなくなりました。そして今回、母の遠距離介護をしながら、私もコンサートに足を運べるようになりました。嬉しい。

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