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偶有性を意識して生きると人生は楽しい。
こんにちは。本日もお疲れ様です。
エンパワブログや、各種コミュニティの運営をしている春川労(はるかわろう)です。
今回のテーマは、偶有性(ぐうゆうせい)を意識して生きると、人生は楽しくなるということについてです。
偶有性とは、物事が必然的ではなく、偶然に起こる性質や特徴を指します。特に、予測できない出来事や現象が偶然の要素によって引き起こされる場合に使われる概念です。哲学や科学などで、因果関係や必然性と対比されることが多く、偶然の出来事が人間や世界においてどのように影響を与えるかを考察する際に重要なテーマとなります。
私は脳科学や心理学の専門家ではないのですが、脳科学や心理学の本を何冊か読んだり、動画を見たりしています。
私が偶有性という概念を知ったのは、脳科学者である茂木健一郎さんのYouTubeチャンネルを見て、彼が偶有性について語っていたからです。
簡単に言えば、予測できることと、予測できないことが50:50になっているとき、偶有性があると言えると思います。
脳は、常に今やっている行動の直後にどのくらいドーパミンが出ることでご褒美がもらえるか予測しているそうです。
予測より多くのドーパミンが放出されると、直前の行動は強化されます。つまり、行動の頻度が上がります。
逆に、予測より少しのドーパミンしか出ないと、直前の行動は弱化されると言われています。
これらを報酬予測誤差反応と呼ぶそうです。
個人的に、パチンコやギャンブルにハマりやすいのは、偶有性がそれらにあるからだと思います。
50%の確率で良いことが起るとき、ドーパミンが最も出ると言われています。
この脳の偶有性のシステムを人生全体に生かしてしまえばいいのではと思っています。
仕事や人間関係、趣味やその他活動において、
偶然の出来事だけど、その偶然を引き起こすために、確実な物が自分の中にある、という状態が偶有性だと言えると思います。
自分の中に、確実なものが多ければ多いほど、(ポジティブな)不確実なものへも次から次へとチャレンジできると言われています。
肩書などに依存する安定志向は脳にとって非常によくないのですが、
逆に、不確実なものばかりなのも、よくないそうです。
私も、こうしてnoteなどで活動を続けているのですが、思いもよらぬご縁ができたりするといいかなと思っています。
個人的に、偶有性を高めるには、確実なものを増やすことと、
行動力を増して多動的に生きることが大切かなと思います。
偶有性を意識することで、楽しく生きることができると思います。
春川労がお届けしました。