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総合好きなもの

本日は、3つのことをお話しします。


・私の好きな場所(ディズニー)
・私の好きな有名人
・人の好きなものを否定しない姿勢



【私のディズニーはあなたにとって何】


価値を見出す。
それに対価を支払う。

私は、[ディズニー]が好きだ。


〈入園料が高い〉


そんな声を聞くことがある。

しかし本当にそうだろうか。ちょっと視点を変えて考えてみてほしい。


・アトラクションが全て無料で乗れる
・キャラクターに無料で会える
・テーマごとに木々や花々にまでこだわり抜かれた世界を歩ける


この全てが、入園さえしてしまえば全て無料で味わえるのだ。


お金に超ウルトラミラクルギガントマックスハイパー厳しいうちの母親でさえ、ディズニーシー内で観ることができるショー[BBB](ビックバンドビート)を初めてみたときに「これって、観るためにチケット代支払わなくていいの?無料でみちゃっていいショーなの!?」と驚いていたほどだ。


入園料が高いと感じるのは、そこに価値を見出していないからだろう。



タバコ一箱に500円以上支払うことに価値を見出している人は、値上がりが続く中でも吸い続けている。

入園料に1万円!?うまい棒千本食えるやないか!…と言う人は、うまい棒を千本食べたいのだろう。




私達ディズニーマニアたちと入園したことで、ディズニーを好きになり、更にマニアになった人は、実のところ少なくない。


その空間に1万円以上の価値を見出して通い続けている人間の楽しみ方、いわばその道のプロの視点を共有してもらうことで、1万円という入園料を高く思わなくなる現象がそうさせているのかもしれない。


アトラクションに並んでいる時に聴こえてくる鳥の鳴き声ひとつにさえ拘り抜かれている。

そう。

並んでいるときに体感できる世界の細部まで作りこまれている。
待ち時間なく乗るコツを心得ている我々D好きが、それでも‘並ぶ’という選択肢を取ってその景色を楽しむことがある。それくらいに世界の全てが楽しめる。



ファストパスを取るために走り回る時間をアプリが解決してくれたし、アプリがわかりづらければキャストさんに尋ねると最高のホスピタリティをもって教えてくださる。


パーク内の食事も、ストレスなく味わうことができる方法があることを知れば印象は変わるだろう。




ディズニーひとつとってもそう。


誰かの好きには、理由がある。



続いて、[好きな有名人]の話をしよう。


【好きな有名人】


私は、異性…というか人間に恋をすることがない。
けれど、憧れの気持ちくらいなら覚えることがある。


[日本科学技術大学教授/上田次郎]さんが好きだ。
なぜベストを尽くさないのか…と言う著書のシンプルさに憧れている。

[ミナミの帝王/萬田銀次郎]さんが好きだ。
遊びで金貸しやってるんとちゃいまっせ…っていうスタイルに憧れる。

[クレイジーケンバンド/横山剣]さんが好きだ。
イーネ!…の精神に憧れる。

※本当は、それぞれにもっと深い理由があるのだけれどそれはまた別のお話だから割愛します。



余談だけれど…。

女性キャラクターを好きじゃないのならヘテロなのでは?と言われることがあるのだけれど。

女性キャラクターを‘素敵だな!’って思っても、性的に見える売り方とか描写が付き纏っているとそれを肯定することに抵抗する気持ちから、素直に好きと言えなかったりするだけである。

ゲームをする際には、幼少期からかならずピーチ姫や春麗を選んできた。
幼かったかのもあるけれど、そんなに性的な描写が目に留まらなかったのも大きな要因であろう。

アニメのキャラに可愛いと思っても、その次のページでエッチな格好とかさせられていると、素直に推せなくなる節がある。

その表現自体に文句を言いたいかどうかと言う話じゃない。
個人的に、女性キャラを両手放しで好きになれない理由を述べた迄である。



さて。


お茶の席などで、‘このアイドルかっこいいよね!めちゃ綺麗な顔してるよね!’と言う話がでて、遥はどんな人が好き?と聞かれると、上田次郎教授だとかを答える。

すると、笑われてしまうことが多い。


私からすると、めっちゃ綺麗な顔してるめっちゃイカした人間なんだけどね。

阿部寛さんだって竹内力さんだって、あんなに美しいじゃないか。

※偶然この方々の年齢が自分より上なだけで、一回り以上歳上の人間が好きなわけじゃないです。たまに、‘ってことは!おじさんが好きなのかな〜!?(絵文字)’と喜ばれることがあるので。〈全く〉違います。本当に違います。



私の場合。
今をときめくイケメン俳優だとかアイドルだとかの顔をオススメされても、誰が好みだとかどうだとか正直よくわからない。
そもそも、他人の顔を好みだとか判断する感性があまりない。
造形美として美しいかどうかを見させてもらうくらいでしかない。
鼻の高さがどうだとか目の大きさと口の比率がどうだとかそういう造りとして綺麗なのかどうかくらいしかわからない。



まず、他人が好きだと進めてくれているものを自分の尺度でジャッジして即座にリアクションへと変換するのは、あまり好ましくないので、瞬間的に‘へえ!すごい!’とまず肯定的に返している。

一旦立ち止まって、返す言葉を選ぶ必要がある。



というか、同じ人少なくないと思うけれど、私の場合、他人の好きなものにあまり興味がないのもあって適当にリアクションを取ってしまいがち(いいですね!すごいですね!おもしろそうですね!)だから、逆に否定のリアクションを取られるとそっちに驚いてしまうことがある。

他人の好きなものを否定するほどの熱量をお持ちなのかこの人って…と思わされたりする。




ということで、次の題にいきましょう。


【人の好きなものを否定しない姿勢】


最近、と言うか、ここ数年。
知り合う人達のほとんどが、〔言葉を選んで返せる人達〕だったりする。


接客業をしてきた人ならわかってくれるかもだけれど、↑これって結構驚くんだよね。


接客業をしていると、かなりの人数と接するため、害悪な人の印象が残りやすい。

いちいち言わなくていいことを言ってきたり、こちらの意見をわざわざ否定してくる人間って思っている以上に多くて。


家族とかの距離感ならば、否定するにも何かしらの理由(将来を心配してとか)があるのかもしれないけれど。

そうでもなければ、適当な相槌をとって心地よく会話をするほうが適切ではなかろうか。


否定をすることで自分の意見やアイデンティティを示したいのかもしれないけれど。であれば、一から自分で風呂敷を広げて話を展開すればいいだけで。

他人の言葉を借りて自己主張しようなんてのは、ものすごく野暮というか厄介だよなあと。

接客業なんかしてると、そんなふうに感じさせられる人が印象に残りがちですよね。



しかし、ここ数年で出会った人達(とか昔から今日までずっと関係が続いている人達)のほとんどが、言葉を選んで適切な距離感を保てる人たちばかりで。



それぞれがそれぞれの好きを持っていて、大切にしている。

だからこそ、他人の世界を闇雲に否定したりしない。


そんな優しさを持っている人達も、世の中には大勢いらっしゃるんだな〜。

…なんて、そのことに気付けたことが、私のなかで結構大きな宝物だったりします。




さて。
今回は、好きなもの…とそれを否定しない姿勢について書いてみました。







380さん(Rootsの相方)とは、ディズニー好き仲間で。
しょっちゅう一緒に行っていまして。

エンターテインメントの世界に携わる人には、ディズニー好きな人が多いんですよね。


380さんは、音楽畑のひとですから。
パークへ一緒に行くと面白いんです。
音響のいい場所を教えてくれたり、アンプの位置を教えてくれたりします。


そして同じくディズニー好き仲間、10年以上の付き合いがある女優のうさみあいささんは、ショーの素晴らしさやキャラクターの個性に対する見解が凄く独特で、聞いていて勉強になります。


他にも、ごりごりのプログラマーさんにディズニーをご案内したことがあって。
めっちゃ詳しくなったし、めっちゃハマってくださいまして、そこからよく一緒に行ったりします。
そのかたは、映像とかショーのシステムなどにめちゃ反応してくれます。


姪っ子達は、乗り物に乗りたがる。


私は、‘ディズニーのお食事が好き’な人間です。
この記事のトップ画像は、マゼランズの天井。
私が自分へのご褒美として行く本当に好きな場所です。


そんなふうに。


数えきれないほどに多様な楽しみ方があるディズニー。

頭ごなしの食わず嫌いで否定するくらいなら、一度、本気の人に聞いてみてくださいね。


なぜ愛されているか。

そこには、理由がちゃんとあるんです。



そして、人が好きなものを‘いいね!よかったね!’って笑って聞ける人間でありたい。


否定するのであれば、自分のフィールドできちんと主張していきたい。



そんな簡単で単純で大切なことを、きちんと意識していられる人間でいよう。



ほなね!

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