見出し画像

心平、

shinpei.jp

各地での上映は、ひと段落つきました。各地の映画館さんや映画祭のみなさまに助けられた数ヶ月でした。

また、「心平、」山城達郎監督が新藤兼人賞へノミネートされました。心平を見つけてもらえて、ありがたいかぎりです。

映画の舞台は夏の福島。2014年頃の川内村がモデルになっています。

去年の7月頃の田んぼ
撮影のために飾りつけした農機具小屋
田村市 星の村天文台

モデルとなった川内村は、福島県内で唯一上水道がなく、各家庭が地下水で(沢水も活用しながら)生活されています。

2012年頃に私たちが初めて出会った川内村(高田島)の方も当時、地震で水量が減ってしまったからと自力で井戸掘りをされていました。
そして、この井戸掘りの水が出るまでを映像で記録させてもらえることになった私たちは、カメラ片手に掘削されていく穴をひたすらにずっと見つめ続けていました。

けれど、なかなか水は出ず...進まない井戸掘りを待つ間に色々な人と出会い、おこがましくもその暮らしの一端を撮らせていただいているうちに水が出てきました。そしてその後、私たちは川内村に通うようになり、今に至ります。

そんな井戸掘りから始まったこの映画「心平、」では、水や川、傘、海なども印象的に映されているので、そのあたりにも是非注目していただけたら。








いいなと思ったら応援しよう!