ひとりっ子の息子と向き合う日々

我が家の5歳の息子はひとりっ子である。
家の中に遊び相手のいない彼は、
家にいる間は四六時中ママーと叫んでいる。
なんでもママに見ていて欲しいし、
ママが何をやっているのか教えて欲しいように思う。

親としては、今日も可愛いなーと目を細めているが、
やはりこちらも人間、ちょっと今は静かにしておいて欲しいなーというタイミングも多々あり、生返事をしていることも多い。
賢い彼は、きっとそのことに薄々気づいている。

彼は、そんな親をどのように思っているのだろう。
冷たい人だと思っているのか、
それとも、そんなもんだと諦めているのか。
今の彼には自分の気持ちを言語化する術はないだろうが、
もう少し成長したら、いつか聞いてみたいと思う。

そして私は、いつも生返事をしていたことを後悔したりするのだろうか。
きっとそんな日は、そう遠くない未来にやってくるような気もする。
後悔しないように、出来るだけ向き合いたいとは思うが、
そんな後悔も、また尊い感情のようにも思う。

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