教師は採用された瞬間からキャリアを考えなければならない #My Works
Amazon kindleから電子書籍を出しました。
こちらです→https://x.gd/KpZdO
kindle出版はこれで5冊目ですが、いろいろと勉強になります。
最初のkindle書籍を出すまでには、試行錯誤の連続でした。
それでも、5冊くらい出してみると、学びや気づきが得られるだけでなく、コツがつかめてきます。
文字や音声や動画といった、あらゆるコンテンツを作ってみると、得られるものが2つ。
ひとつは、自分の考えが整理されること。
ずっと考え続けてきた事柄を誰かに届けようとするために、自身の価値観を何度となく問い直す機会が得られることです。
頭の中にある混沌とした考えを形にするのは、私にとってかなり時間のかかる試みです。それでも、形にできた時の喜びは表現できないくらいです。
そして、思いに形を与えることで、人生に区切りをつけることもできます。
現代のようなスピード感のある状況において、「区切り」の間隔はどんどん狭くなってきています。
私にはこれまで、10年ごとにチャレンジの波が押し寄せてきた感覚がありますが、今は3年で1回くらいのチャレンジが必要であると感じます。
当県の高校籍の教員は、8年を上限に異動するルールです。
私が教員になった30年前は、1校に20年以上もいるベテラン教師が少なからずいましたが、今ではほぼ見られません。
1校当たりの勤務年数の上限が8年なら、在籍中のチャレンジは、少なくとも2回必要です。「チャレンジ」とは、成果を上げることではありません。「新しい何かを始めること」を意味しています。
その「新しいこと」は、
仕事を楽にするような、
生徒を大きく伸ばすような、
つまり学校教育を変えるようなものであることが望まれます。
もうひとつは、価値提供のあり方を考えること。
教師は一般に、自身の価値観を学校の外に向かって問い直す、ということをしません。
そして「外部への問い直し」をするためには、「価値を提供する」といった視点が不可欠です。
私は長年仕事をしてきて、「今の自分がやっていることが、誰のどんな役に立っているんだろう?」と考えることがよくありました。生徒に喜ばれていないような働きかけをして、自己満足に浸っている感が拭えなかったんです。
そのため「外部への問い直し」を始めてからは、学校で仕事をする際も「価値提供の有無」を考えるようになりました。
すると不思議なことに、「いらない仕事」が見えてきました。「必要だけどコストをかけるに至らない仕事」もです。
(価値提供ができているか?)
この視点でものを考えるようになったからです。
価値を提供できていれば入れ込むし、
提供できていないと思えれば、コストはかけません。
✔生徒や同僚と、何をどれくらい話せばいいか
✔共有すべき事柄の取捨選択と、かけるべき必要な時間
両者が明確になりました。
だから私はコンテンツを作り、発信するんだなと思います。
これは私が好きで始めたことで、
ずっと続けていて飽きないことで、
できるだけ多くの人に「役に立った」「面白かった」と思ってもらうことを期待して、取り組んでいるわけですから。
そして、
現場で燃え尽きることがないように、
何より次世代育成のために、
教師は誰よりも外の世界を知り、
働きかけなければならない存在だと思っているんです。
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〇心理学修士(学校心理学)
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〇一般社団法人7つの習慣アカデミー協会主催
「7つの習慣®実践会ファシリテーター養成講座」修了
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