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メールマガジンがスタートします #センセイを捨ててみる。
2023年12月に新しくメルマガをスタートしました。毎週水曜に配信されます。
タイトルは「教師のキャリアは俯瞰力が9割:人生の地図を描いてみよう!」。
「教師のキャリアとライフイベントとの関係」がテーマです。
購読のお申し込みは、こちら。
参考までに、以下に第1回の原稿を掲載します。
興味のある方は、ぜひ読んでみてください。
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第1章 はじめに
1-1 メルマガ執筆の動機
このメルマガを書く目的。
それは「一人一人の教師に人生の見通しをもってもらうこと」にあります。
「教師の仕事はゴールが見えない」と言われます。なぜそう言われるんでしょうか?
理由の一つ目は、「ずっと走り続けている感覚」を拭えないこと。担任として卒業生を出したと思ったら、翌年にはもう新入生の担任を任される。休んだり、充電したりする暇はありません。とにかく切り替えて次へ進むしかないといった状況です。
二つ目は、仕事に明確な成果を求められなかったり、働きぶりが待遇面に影響しなかったりする点です。教師の出す「結果」とは、高校の場合、勤務校における進学あるいは就職実績を指します。部活動の大会実績も含まれますね。中学校では主に進学実績でしょう。小学校では社会的評価としての明確な「成果」が求められることはありません。
そして働きぶりも待遇面には影響しません。時間をかけても手を抜いても授業は成立します。校務上の書類作成も、難易度の高いものはありません。定時に帰ろうと何時間居残りをしようと、給与のアップダウンはありません。管理職や同僚の視線が多少厳しくなるくらいです。
三つ目の理由は、生徒の成長に寄与するために、そして社会のニーズに応えるために、永遠の学びを求められる点です。教師はその職業的な性質上、常に生徒の成長に貢献することが求められます。生徒の進学希望を叶えるために毎年大学入試の過去問を解く。就職希望を叶えるために、毎年複数の企業見学に出向き、時には生徒を引率する。進学も就職も、付随する資料はいくらでも作成しなければいけません。
部活動でも、大会での勝利を目指して専門スキルを身につけたり練習に土日なく付き合ったりすることはもちろん、生徒同士の人間関係も丁寧に配慮しながら相談に乗る。こういった一般的な仕事に加え、特別な支援を要する多様な生徒のニーズにも応えていかなくてはなりません。
カリキュラムの変更、入試スタイルの多様化、就職先企業と生徒のマッチング、特性を持つ生徒の自立支援。社会から学校に対して向けられる多様で個別性の高い要求は、教師の学びのスピードを凌駕しています。
こういった状況の中、教師は自分自身の人生に向き合うことができるのでしょうか?
現場の教師が倒れれば、離脱すれば、あるいはそこまでいかなくともバーンアウト寸前まで至るようなことがあれば、彼らの支援を必要としている多くの生徒たちの成長は、とたんに行き詰まってしまいます。
公教育を成功させるには、まず教師自身がゆとりをもちながら仕事に励むことができるようにすることです。そのために必要なことはいくつかありますが、特に大切なことの一つに「教師が人生の見通しを持つこと」が挙げられると私は考えています。
教師が本質的に抱える課題として、「生徒の人生に関与することを人生の中心に据えてしまう点」が挙げられます。その結果、教師の人生は置き去りにされることが多いのです。
自身の持てる時間を際限なく校務に投下してしまい、そのまま30年、40年と走り続け、気がついたら定年を迎えていた。その状況は、避けなくてはいけません。あなたが教師としての仕事に邁進していた間、もしかしたらあなたは自分の人生においてなすべきことや果たすべきことをしてこなかった可能性があるのです。
誰の人生にも、節目節目があります。それは「ライフイベント」と呼ばれています。
多くの人が経験するライフイベントには、何があるのか。
それはいつ頃経験するのか。
教師はどのように対処していけばいいか。
本メルマガの目的は「一人一人の教師に人生の見通しを持ってもらうこと」にあります。なぜならそうすることで、多くの教師が仕事を途中で辞めることなく、安心感と希望を感じながら教職を全うできると確信しているからです。
これから一緒に、あなたの人生に起こるであろうライフイベントを高い視点から眺めてみたいと思います。人生と言う名の地図を広く見渡して、予測を立てながら進んでいきましょう。教師のキャリアは人生の俯瞰力が9割です。
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現役高校教師
心理学修士(学校心理学)
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一般社団法人7つの習慣アカデミー協会主催
「7つの習慣®実践会ファシリテーター養成講座」修了
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