レバレッジをかけるなら　＃樹ism

2024年7月2日 06:06

「レバレッジ」を探し求める人たちは、
「手元にある素材」
「自分にも簡単にできること」
の含む潜在可能性をいささか過小評価してはいないだろうか。

内田樹『常識的で何か問題でも？』

「レバレッジ」とは、
「てこの原理」を使って、
自分の持っている力を何倍にも増幅すること。

今の世の中は、レバレッジが叫ばれる時代。
でも、多くの人はないものねだり。
自分にないものを求めている。

お金を
地位を
名声を
人脈を
高度な、つまり体得するまでにコストのかかるスキルを
誰もが欲しがっているように見えているけど本当はいらなかった
つまり、自分以外の誰かの欲望を

いつも、追いかけている。

誰かの欲望を追いかけ続ければ
自分の人生からは、どんどん遠ざかってしまうだけだ。

本当のレバレッジは、別にある。

ひとつは
自分の本職と
本職とは違う領域の専門性を組み合わせて
新たな価値をつくること。

そうすることで
本職は磨かれ、深化する。
1/100の価値が別の1/100の価値と掛け合わされて
1万分の1の価値になる。

複数の領域を行き来しながら
相互参照させることで
その人らしさが生まれる。

ふたつめのレバレッジは
自己資源を再認識すること。

たとえば
私は男であり
50代であり
教員であり
長男であり
田舎育ちであり
学びをこよなく愛し
人の心に関心があり
定時制に勤務し
発信し
体の衰えを感じ
起業を目指し
地域とのつながりを考え始め
欲しいものが思いつかず
21時を過ぎるとベッドに入り
毎朝犬と散歩し
駄菓子が好きで
飽き性。

自己資源とは
資産として可視化されているものにとどまらない。

それは私の一部の羅列であり
頭の中身を反芻することだ。

誰も私の「資源」を欲しがらない。
私だけが、私の「資源」の価値を知っている。

レバレッジは、あなたの外には存在しない。
あなたがすでに持っていて、
その価値は、あなたにしかわからない。

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〇オン＆オフラインセミナー講師

〇一般社団法人7つの習慣アカデミー協会主催
「7つの習慣®実践会ファシリテーター養成講座」修了

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思いつきと勢いだけで書いている私ですが、あなたが読んでくれて、とっても嬉しいです！