副業は教師を強くする、という確信 #センセイを捨ててみる。
教師の多くは地方公務員です。つまり、副業禁止です。
教師は教職に専念するほど、ウケがいい。
定時に帰る? とんでもない。誰よりも遅くまで職員室に残ります私。
普段ですか? 授業準備と心配な生徒のケアに専念しています。
休日ですか? いつでも呼んでください。生徒の支えになりたいので。
すばらしい! そんなあなたの「勤務態度」は「A」評定です。
でも、残念なことに、真面目なセンセイほど学校から離れていきます。
頑張って、褒められて、もっと頑張る。
そしていつか消耗して、仕事に向き合えなくなる。
では、辞めない先生は?
ラクをしているわけじゃない。
✔抜くところは抜いても、ポイントはきっちり押さえる。
✔60点の出来で仕事をどんどん進める。
✔人に合わせて柔軟に振る舞いを変える。
✔人に任せられる仕事はどんどん移譲する。そもそも抱え込まない。
✔定時で帰るのがデフォルト。それまでに終わらせるつもりでいる。
一生懸命をウリにしていない。
結果の帳尻がほどほどにあっていればいいんです。
それでいいの?
いいんです。この仕事、かなりの長丁場だから。
マラソンを走るつもりでゆっくり進むことが、実は一番大切だから。
教師が倒れず元気でいることが、生徒にとって最大の恩恵だから。
教師には副業を許可すべきです。
仕事は、価値の提供。対価の大きさは、与えた価値の大きさ。
副業をやれる人は、アイディアを実行に移せる人。自主性も責任感も強い。
副業から得られる刺激は、本業と補完的関係を結んで相乗効果を発揮する。
副業をやれるゆとりのある先生は、マラソンランナーばりに教師の仕事をコントロールできる。
そしてここは勘違いされやすいんですが、「優秀」かどうかは別にして、副業に取り組める先生は、簡単に教師の職を放棄したりはしません。どんな仕事にもやりがいや面白さを見出そうとするからです。
使う側にいる人は、いつもそう考えてください。
辞めさせないように制限をかけたり縛ったりして、うまくいくケースはないことくらい、きっとわかるんじゃないでしょうか?
雇用主の最大の仕事であり、その能力が問われるのは、
従業員の持つ力を解き放つことです。
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