2つ以上必要なのは「財布」だけじゃない ＃センセイを捨ててみる。
「結婚する相手は財布を2つ以上持った人を選びなさいね」
と明治時代あたりまで言われていたという話もあります。
いわゆる生業が１つしかない男は、安定感に欠けると評価されたわけです。
仕事は１つでいいというのは、たぶん、ここ50～60年くらいの流れなのです。
収入の柱が複数あるからこそ、経済的に安定する。
きわめて当たり前ですよね。
でも、教師は副業も複業も禁止です。よそ見禁止。
なので、明治以前に生まれていたら、不安定この上ない職業ということになります。
ところで、「よそ見」しないと、経済的な面以外でも、デメリットが出てきます。
✔本業バカは生徒の課題を解決に導けない
✔本業バカになるほど社会と乖離してしまう
✔本業で行き詰まったら辞めるしかない
学校以外の、教師ではない「別のあなた」の視点が本業に介在しないと、学校における課題を打開することはできません。
だから、私たち教師には「よそ見」が必要になるわけです。
「明治以前」といえば、現在の学制や教授システム、精神論のルーツも明治から。
160年足らずのシステムを絶対視して、その結果、自らの首を絞めるような事態に陥っているのは、つまらないと感じます。
公務員だから。
教師だから。
いつまでもそう自分に言い聞かせるのはやめましょう。
2つ以上の「財布」ではなく、「世界」を持つ。
あなたの「世界」を、融合させてください。
そこに新たな価値が生まれ、
本業が新境地へと広がっていきます。
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