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教育の守備範囲 #センセイを捨ててみる。
私が活動をともにする教育者たちは、政治家が国の経済繁栄のためにといって強制しようとする教育の標準化とテストによる教育評価で、教師と生徒のどちらの創造力も奪われてしまうと訴えています。教育者たちは、自身の創造性に満ちた熱意を正しく活かせる、大胆でよりバランスの取れた教育方法を取り入れたいと願っているのです。
しかし、彼らの多くは画一化を求める政治的な圧力や、同じく創造性を押しつぶされている生徒たちの教育への不信感によって、そうした方法をどれも実現できないと常に感じています。
「パワー・オブ・クリエイティビティ 個性と才能を思いっきり引き出そう!」
「政治家は、教育のことなどわからない。」
そんなことはない。
教育者から政治家に転身した例は少なくない。
教育の重要性を痛感し、自らの政治理念に据える政治家だっているだろう。
問題は「画一化を指向すること」だ。
”みんな一緒”が「公平」で「平等」だと思い込んでいたり、
”例外を許容できない”といった偏狭さが、本来の教育の行く手を阻む。
70億人、すべてが違う人間だ。
いや、100人でもいい。すべてが異なる。
「あの人」が例外なら、自動的に「あなた」も例外だ。
何より重要なことがある。
私たちは、
今生きているこの時にしか喜びを分かち合えないし、
今生きているこの瞬間でしか創造性を発揮できない。
死後に「それ」を味わうことはできない。
だから、
すべての人が笑顔でいることが自然だし、
誰もがアイディアを発揮できる社会で、生きていたいと願う。
これは綺麗ごとじゃない。
”自然”なだけだ。
守備範囲を逸脱しても、誰も幸せな気持ちにはなれない。
教育の守備範囲は、現世だ。
今が満ち足りているから、
誰かのために貢献していると思えるから、
次世代に受け継がれていくんだ。
それが”自然”だろ?
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