「死ぬまで上り坂」 #センセイを捨ててみる。
「死ぬまで上り坂 ♪」
家族で晩ご飯を食べている時に、娘がそう言った。
うちの娘は、物事を深く考えていない。
当たり前か。まだ12歳だから。
それでも、この言葉は胸に響いた。
今の私は、不安が尽きない。
体の機能や体力の衰え。
親の介護。
実家の問題。
72歳まで続く家のローン。
4年後に無職になること。
にもかかわらず何のスキルも持ち合わせていないこと。
そして、これらの問題を先送りにしている現状に対して。
20代前半の頃、この詩に出会った。
私はこの詩が大好きで、
自身を鼓舞したいときは不思議と思いだされたものだ。
チャレンジをためらった時
易きに流されそうになった時
生徒のパワーに押されそうになった時
(気持ちだけは負けない。)
そう思い、行動をその時々の気持ちに追いつかせてきた。
だが、加齢は私の想像をはるかに超えて、心を蝕む。
同じ仕事を、
安定した仕事を、
保守的であることをよしとする仕事を30年以上も続ければ
知らず知らずのうちに
「霊感が絶え、精神が皮肉の雪におおわれ」るようになる。
「死ぬまで上り坂」は、娘の専売特許じゃない。
きっとどこかで耳にして、心地いい響きがあるから残っていたんだろう。
でも、単なるoptimisticな言葉として片づけられない「何か」があった。
それはきっと
まだ世の中というものをまったく知らない12歳の子どもが発したからだ。
何も知らなければ、盲目的に信じることができる。
知らないからこそ、信じられる。
つまり、こういうことだ。
(私は、まだ何ひとつこの世界のことを知っちゃいない。)
いつも、ここから出発すればいいんだ。
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