尖らなければ、意味がない。　＃センセイを捨ててみる。

2024年3月20日 10:41

400m走にたとえれば、私は指導者として第4コーナーにさしかかったところ。サッカー界にどう貢献ができるかを考えれば、このクラブをJ1に昇格させ、リーグ全体に影響を与えるようなサッカーをしたいと思った。だから、とがったサッカーをやらなければ意味がない。

城福浩・東京ヴェルディ監督・62歳
2024年3月13日付　朝日新聞

16季ぶりに東京ヴェルディをJ1の舞台へ引き戻した監督。
私は教師としてサッカー部顧問をしていた期間が長く、さまざまな知将の本を読みました。なかでもそのアグレッシブさに惹かれたのが城福監督です。

城福監督は「第4コーナーにさしかかったところ」ですが、私はすでに第4コーナーを周り、ホームストレッチを走っています。教員人生のゴールは目前です。

でも、ゴールテープは見えていません。
その先には、ただぼんやりと世界が広がるばかり。

（ああそうか。私は教師として、”教育界全体にどう貢献できるか”を考えてこなかったな。）

それは尖らないと成し得ないこと。

私はまだ、競技場の中にいます。

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