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懐疑的であるからこそ #センセイを捨ててみる。
「こういう授業がいい」「この子にはこういう声かけをしたほうがいい」という話は職員室内でもします。ただ「学校教育そのもの」についてディスカッションするような場面はありません。思いはあっても口に出してこなかったので、教師でありながら、自分なりの教育に対する意見を、根拠をもって述べることはとても難しかったです。「ずっと教育現場にいたのに、自分のしていたことに何の疑問も持っていなかったんだな」と痛感しました。
M.H さん(30 代・女性・元中学校英語科教諭・教員歴 8 年)
職員室内では、生徒に関する意見交換は頻繁に交わされています。
でも、教育の本質とは何か?とか、優先順位のつけ方について話すことはありません。
「ゆとりがない」と言えば、おっしゃる通り。
「理想よりも現実優先」と言われれば、反論の余地もない。
ただ、M.H さんは
なぜこんなに長く働いているのか
なぜ新しい試みにチャレンジできないのか
なぜ成長を感じられないまま仕事をし続けているのか
そんな疑問が抑えきれなくなって、教員を辞めるに至った。
それは確かなことです。
私は、教師の仕事の半分は「われわれの仕事はどうあるべきかについてアイディアを出し合うことだ」と思っています。
こうすればもっと良くなる。
ラクになる。
他の課題もまとめて解消できる。
個々の教員が仕事の合間に思いついたアイディアをいつもメモに書き留めて、同僚と話し、実行できるものからすぐに始める。
これを繰り返すだけで、教師の仕事は楽しくなります。
「学校教育そのもの」について日々問い続けることは、
この仕事のゴールを可視化する試みであり、
同僚との深い意思疎通であり、
個々の教師のやる気を育てる動機であり、
生徒に未来を信じさせる手段です。
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