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「島国ニッポン」を捨てられるか? #書かずにはいられない生活保護③

✔生きるために必要なお金を出すことさえも極端に嫌う。
✔どこにいっても際限なく「ムラ」を作りたがる。
✔人を疑う。人に指示する。
✔高齢者に手厚く、年少者に冷たい。
✔個人を助けるのは、その人が最大限の努力をしたあとじゃないとダメ。
✔ライフステージに合わせた柔軟な対応が取れない。
✔生活困窮者が自死したり餓死したりしても、無関心。

雨宮処凛『学校では教えてくれない生活保護』

以上、生活保護にまつわる日本の福祉行政の現状です。
 
書籍中では、ドイツや韓国の生活保護システムとの比較がなされていますが、かの国の鍵概念は、「尊厳」と「信頼」らしいです。
 
生きることそのものを尊重し、他者を信頼する。
それが、幸せな社会を保証してくれることを信じているんです。
経験的に知っているのかもしれません。
 
島国ニッポンは、地政学的に多くの恩恵を受けてきました。
しかしここにきて、その恩恵を手放す時が来たようです。
 
すべての垣根が取り払われるとき、
多様性が丁寧に扱われようとするとき、
島国ニッポンのアドバンテージは失われました。
 
今、方向性の大きな転換を迫られています。
 
とりわけ、人の生死を左右するような課題は、
公助が最前線に立たなければいけない。
申請窓口の人の「プロ意識」に期待します。
そして国や自治体は、末端で頑張る人を支えてほしい。
 
個人にも努力が求められます。
◎自分が持っている偏見を捨てましょう。
◎制度をフルに利用するための知識をつけましょう。
◎なんとしてでも、生き抜きましょう。あなたさえ望むなら。

 
あなたが生きていてくれるから、
誰かが助かっているんです。


プロフィール

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「7つの習慣®実践会ファシリテーター養成講座」修了

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まるごと先生
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