「足るを知る」、自分だけはいまの自分を褒めてあげよう
自分だけはいまの自分を褒めてあげよう。自分を見つめ直す中でふつふつと湧き上がるこの気持ち、この思い。
周りにはいつもすごい人がいて、
どんだけがんばってもあそこまではいけないんだろうなという思いを抱いてきた。小学生のときからそのように悟ってきた。
常に隣の芝が青く見え、
何かを身につけよう、他の人と差別化しなくては、がんばろう、
そんな繰り返しでこれまで歩んできた。
先日、noteでフォローしている方がお薦めしていた本がきっかけで
いま自分にあるもの、ないものねだりしているもの、他人から言われて嬉しかった言葉を書き出してみた。
あるもの
いつも気遣ってくれる妻、可愛い娘
ふとしたときに連絡をくれる友人、元職場の同僚・上司
あなたなら大丈夫と言ってくれる両親、気さくな兄
一緒にプロジェクトをやろうといってくれる知人
住むのにはこまらい程度の家にすめている現状
欲しいものを買うだけのお金
勉強する、読書する環境
老若男女外国人からもすぐ打ち解ける性格
ゆっくり、じっくり考える慎重さ
アフリカやアジアの途上国で生活した経験
自由に使えるPC、スマホ、イヤホンなどのデバイス
ちょっとしたと統計分析のスキル
いくつかの国家資格 など
ないものねだり
4桁の年収、資産
リビングの広い家
ゆっくり過ごす時間
マネージャなどの職位
留学経験
エース社員のようにテキパキ仕事をこなすスキル・立ち振る舞い
リーダーシップ
会社からの評価
同僚からの信頼
新しいデバイス
何かの専門性
語学力
綺麗な字
かっこいい容姿 など
これまで他人から言われて嬉しかった言葉
バスケットボール部のキャプテンになってくれないか
あなたの企画力、そして人を巻き込む力は真似できない
柔軟に対応できるしなやかさを見習いたい
淡々と仕事をこなす、学び続ける姿勢に憧れていた
トラブルが起きてもどしっと構える雰囲気が好きでした
大観衆の前でも物おじしないプレゼンのコツを教えて欲しい
フットワークが軽くていい
苦しい時そっと寄り添ってくれて安心した、助けられた
丁寧に仕事を教えてくれてありがとう
書き出すことの力は素晴らしい。「足るを知る」、もう少し自分を慈しんであげていいんだと気づいた。これまでマイナスな部分についつい目が入ったり、ないものねだりをしていまの自分とのギャップに嫌気がしたりすることが多々あったけれど、もう十分持っているじゃん、自分。
自分だけはいまの自分を褒めてあげよう。
抽象的で実態のない、理想と現実のギャップ、強迫観念や不安などは一旦無視して。