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FF16・英語で読むヴァリスゼア⑥(壮年期/氷華に舞う~クリスタル自治領へ)

この記事の趣旨については初回を参照してください。

今回は鉄王国突入からクリスタル自治領へ入るまで、いい笑顔のクライヴくんとお送りします。クライヴもジルも笑うととってもかわいいので、もっと笑っていてほしいですね。


壮年期

氷華に舞う~

  • 自治領に向かうジョシュアとヨーテ(ジョシュア)

<日本語>武勇誉れ高き聖竜騎士にして オーディンと並び最強と謳われるバハムートのドミナント
<英語>He has many titles. Dion the Bold, prince of dragoons, Odin's nemesis...or simply Bahamut.(彼は多くの肩書を持っている。勇者ディオン、竜騎士の皇子、オーディンの天敵、もしくは単に、バハムート)

ディオンに会いに行く、と話すジョシュアがディオンについて語っているところ。ディオン様、いろんな呼ばれ方があるんですねえ。そのまま日本語にしちゃうとちょっといまひとつな感じになってしまいますが。Bold は勇猛とか命知らず、みたいな意味があるようです。

<日本語>クリスタルの加護の元で生きるのは 仮初であれ幸福だ でもそれは 自らを檻に閉じ込めることと変わらない
<英語>How lucky we were to be blessed by the crystals, and yet how spoiled. Like canaries in a gilded cage, growing fat on seed.(クリスタルの祝福がどれほど幸運で、そしてどれだけ奪ってきたのか。豪華な檻のカナリアが、種で肥え太るように)

さらに続いてのジョシュアのセリフです。カナリアいるんですね。それもお金持ちの人が飼うようなイメージがあるみたいです。

決断~

  • 隠れ家サブクエスト「良薬は口に得難し」(クライヴ)

<日本語>俺の弟は身体が弱かった きっとその花を煎じたものをあわせて薬を飲んでいたんだろう
<英語>…it's possible that the court physickers grew them for the tinctures and treatments they made my brother.(宮廷医は、弟にチンキ剤や治療薬を作るために育ていたのかもしれない)

モーガンビアードという薬草をとってくるよう頼まれるクエスト。ロザリアに自生している花ですが、城にあった覚えがあると話すクライヴです。チンキ剤とは、エタノールなどにハーブや生薬の成分を溶かして作る薬のことだそうで、ジョシュアはそういうものも使っていたようですね。

  • 隠れ家サブクエスト「姫君のお針子」(行商人)

<日本語>では 確かにお届けしましたので またのご贔屓を
<英語>Now, if you don't mind, I have a pressing appointment at the Veil before my return to Boklad. Farewell!(もう心配はありません。ボクラドに戻る前に、夜のとばりで急ぎの約束があるんです。それでは)

オルタンスに布の受け取りを頼まれるクエスト。助けてあげた行商人さんの別れ際のセリフです。夜のとばりともお付き合いのある商人さんのようです。
ところで、夜のとばりでは自治領から輸入していると思しき香水を待っている人がいましたが……もしかして? ボクラドからきているということは、自治領のものも扱っている可能性が高そうです。

  • ポートイゾルデ前の難民

<日本語>どうか どうかご慈悲を
<英語>Please... We're so cold...(お願いです……とても寒いんです)

ポートイゾルデ前でキャンプしてる難民のひとり。野外で生活するのはつらいくらいには寒いようです。壮年期開始時点で季節は秋らしい、というのは以前の回で紹介しましたが、気候的にも年中あったかいというわけでもなさそうですね。ポートイゾルデあたりで寒いなら、隠れ家も寒いんじゃないかという気がするのですが……風通しよすぎなクライヴのお部屋や、半裸の大工のみなさんなんかが心配になってきますね……。

  • 隠れ家サブクエスト「姫君のお針子」後のデッキ(ベアラー妹)

<日本語>ほんとに貰えるの? 夢みたい
<英語>Not sackcloth!? I've never had a dress made of linen!(ズックじゃなくて? 亜麻布の服なんて着たことない!)

オルタンスが服を作ってあげようとしている姉妹の妹ちゃんです。ズックとは主に袋や天幕などに使われる麻の布を言うそうで……わかってはいましたけど、ちゃんとした服は着せてもらっていないんですよね……。

帰還~

  • 倉庫の改装を企むミド

<日本語>この下の倉庫を私の工房に改築したい それを認めてほしいんだ
<英語>I'll get to the point, then. I want to turn the room down there into a workshop, like the one I had at Dad's place.(じゃあ本題に入るよ。下の部屋を工房にしたいんだ。父さんの隠れ家にあったみたいな)

前の隠れ家にも工房があったようですね。シドの部屋にミドが暮らしてたらしきスペースはありましたが、そのことなのでしょうか? それともまた他に、シドやミドが作業に使ってた部屋があったのかな。

  • 隠れ家サブクエスト「《剣》の覚悟」

<日本語>クライヴ:もし怪我人を抱えているなら 近くでとどまっているはずだ まずはそのあたりで捜してみる
<英語>That should be enough to go on. If they were there, Torgal will track them down.(十分だ。彼らがそこにいたなら、トルガルが追跡する)

連絡の途絶えたコールの部隊を捜しにいって欲しいと頼まれるクエストで、ノースリーチあたりにいることしかわからない、という話に対する返答。トルガルに探してもらうつもりだったようです。さすが優秀なわんこ。トルガルが案内してくれるの、ちょっと見たかったですね。

<日本語>コール:申し訳ありません ゴブリン族に襲われ 負傷者の手当てが長引いてしまいました
<英語>I sent a runner to the Dame in Northreach. The hideaway should have learned of our survival yesterday.(ノースリーチのマダムへ連絡をやりました。隠れ家には昨日、我々が生きていると伝わったはずです)

無事コールたちを発見し、行き違いになっていたことが判明……。隠れ家に帰ると、ドリスから「あなたが出発してすぐにマダムからストラスが来た」と言われるので、クライヴは1日で到着したみたいですね。隠れ家のあたりからだと数日はかかるってシドは言っていたので、アンブロシアを飛ばしてきたのかもしれません。

  • 隠れ家サブクエスト「薬師と医者と」(ロドリグ)

<日本語>ベアラーの刻印を取り除く施術の日が近いんだ その用意をしなきゃいけないと思うとね
<英語>Tarja has tasked me with removing a Cursebreaker's brand. But it's my first time and I...(タルヤに石の剣の刻印を取り除くよう言われたんだ。でも初めてで)

鎮痛薬の準備をお手伝いして、ロドリグの葛藤を聞かせてくれるクエスト。
日本語版だとはっきりそう言っていなかったように思いますが、ロドリグが執刀するみたいですね。それも初挑戦。そりゃあ怖くもなりますよね……がんばれロドリグ。

  • ザンブレクお偉いさん方の会議(シルヴェストル)

<日本語>受け取ればそこで終わり 後の面倒をみる必要もあるまい
<英語>And once they deliver that which we demand...what worth is a piece of parchment?(我らが要求するものが届いたら、羊皮紙一枚に何の価値がある?)

悪だくみをする神皇猊下。羊皮紙使ってるんですね。いわゆる一般的な紙が使われていてもおかしくないと思いますが、外交文書だからなのか、広く使われているものなのか。隠れ家でもよく見かけるお手紙や本には、何が使われているんでしょう。気になります。

  • ヴィヴィアンの講義・フーゴの行方編(バイロン)

<日本語>ヴィヴィアン嬢は あれが陽動だというのだな
<英語>As if they believed―or were made to believe―that their master was dead.(奴らは信じていた、あるいは信じさせられていたようだ。主が死んだのだと)

ロザリスから出航したダルメキア艦隊は陽動では? というお話。叔父さんはダルメキア軍の士気が低そうだった、と話してくれますが、ここでフーゴが死んだと思ってるからだっていうのは日本語にはなかったような。そりゃあ、スレイプニルさんがなんにも言わずフーゴ連れてったら、行方不明ですよね。

  • 二千万ギルの使い道について(ガブ)

<日本語>クライヴ ワインには旨い肴が必要だ ザンブレクサーモンの塩漬けも取り寄せないと
<英語>If he's filling his cellar, I'm filling our larder―starting with a barrel of the best salt-cured Norvent salmon!(ワインセラーを満たすなら、食糧庫も満たさないと。まずは最高のノルヴァーンサーモンの塩漬けからだ)

二千万ギルを前にそわそわするガブとオットー。ザンブレクサーモンは、どうやらノルヴァーン産らしいです。ノルヴァーン砦はわりと内陸だったと思いますが、近くの川辺りでとれるんでしょうかね。ここの会話楽しくて大好き。

砂塵に問う~

  • ダリミル南ヴェルクロイ砂漠側にいる村人

<日本語>砂漠じゃ何より水が大事 だから器となる壺も多くなるのさ あたしらは壺に生かされてるようなもんだよ
<英語>We store what little rainwater we get in these pots for...well, not a rainy day, but you know what I mean.(この壺に雨水をためておくんだ。まあ、雨の日じゃないけど、言いたいことはわかるでしょ?)

なぜか妙に壺を推して壺のことを説明してくれる方。雨水溜めるために並べてるんですねえ。目の前にあんなに立派な川があってもそれだけじゃだめなんですね。雨、どれくらい降るんでしょうか。ヴァリスゼアでは、あんまり雨降ってるところ見ないですよね。エオルゼアみたいにカットシーン入ったのにめっちゃ雨! とかなるのも善し悪しですけど。

  • ダリミルの桟橋にいる村人

<日本語>あたしが若い頃は よく船乗りさんに手を振ったものでね あんな日がまた戻ってくると良いんだが
<英語>When I was a girl, I would wave to the boatmen as they set off on their long journey, and they would throw me sweetmeats in return. Such happy times...(私は少女の頃、長い旅に出る船乗りに手を振ったよ。お返しに砂糖菓子を投げてくれたんだ。幸せだったね)

桟橋でぼんやりしてるかんじの、年配の方。お菓子投げてくれるって話が追加されてます。お菓子目当てで手を振ってたんでしょうか。

  • 隠れ家デッキにいるバイロン叔父さん

<日本語>ドレイクファングに向かうには ダリミル宿場の南門を越えねばならん
<英語>The road from Dalimil's south gate leads directly to the Fang. Any other route would take weeks. Months, even.(ダリミルの南門からの道はドレイクファングに直通だ。他の道は何週間、何か月もかかる)

確かにダリミルって、ちょうどクライヴたちの隠れ家とドレイクファングの間にあるんですよね。ドレイクファングに向かう他の道ってどこなんでしょう。ダリミルがにぎわっていて、警備も厳しいってことは、きっと多くの人がそこを通るってことでしょうし、他は辺鄙な道だったりするのかもしれませんね。

魔窟~

  • オリヴィエ即位の報せを受けるディオン殿下(テランス)

<日本語>承知しました
<英語>I'll ready your steed.(馬を準備いたします)

皇宮へ行くぞ! というディオン殿下に。馬……ということはチョコボで行くんですね。チョコボを駆る殿下、見たかった。

決意を新たに~

  • 隠れ家デッキにいるオルタンス

<日本語>聞いたわクライヴ あの高貴なご老人は あんたの叔父さんだったのね
<英語>Gav told me the gentleman who visited earlier―the one with the loud voice―was your uncle.(この間来ていた紳士、あの声の大きい人のこと、ガブが教えてくれたの。あんたの叔父さんなんだってね)

叔父さんのこと教えたのはガブだったらしいです。クライヴたちが出かけて行ってから、そういう話をしたんでしょうね。そして声が大きいと言われている叔父さん……。

  • 植物園のヴェスナ

<日本語>順調に育ってる 肥料があってるのかしら
<英語>Eat up, little ones! There's plenty more chocobo manure where that came from.(平らげてね、かわいいこたち。チョコボの肥やしはまだあるわ)

シドの隠れ家時代からいろんな肥料をためしているのがうかがえますが、今回はチョコボのこやしだそうです。離れ小島のどこかとか、対岸とかで作っているんでしょうか。チョコボの厩舎も生活スペースのあるあたりにはなさそうだしなあ。

  • 隠れ家屋上にいる怪しげな男

<日本語>よう大将 あんたの活躍で協力者が増えたんだってな ロザリアの種火の守り手に ダリミルのルボル 先代からの協力者も含め 人のつながりは大切にしろよ
<英語>I hear you've been busy making friends, Cid? Your predecessor had the same idea. Why, he even extended the hand of friendship to me―not once, but twice...(協力者を作るのに奔走してたんだって? シド。あんたの前任も同じ考えだった。彼は俺にまで友好の手を差し伸べてくれた。一度ではなく、二度までも)

いつも訳知り顔な、いつまでたっても名前を出してもらえない彼。シドに拾われて生かされたこと、感謝してたんですかね。だからいつまでも居座ってるのかなあ。

  • ジルとノースリーチに出かけるとき(ジル)

<日本語>チョコボの卵に ピピオの実?
<英語>White chocobo eggs, pepio nuts...?(白チョコボの卵、ピピオの実?)

普通のチョコボの卵じゃなくて白チョコボの? 普通のチョコボのとなにか違いはあるんでしょうか。白チョコボは珍しいって話だし、ちょっとお高いかもしれませんね。

  • 排熱装置完成(ミド)

<日本語>エンタープライズに搭載するのは全部で4基 排熱装置ひとつじゃ熱を逃がしきれないからな
<英語>The Enterprise has four mythril engines, and we'll be needing a displacement stack for each.(エンタープライズは4つのミスリル機関を搭載する。排熱装置もそれぞれに必要なんだ)

排熱装置は全部で4ついるよ、という話なのですが、ミスリル機関も4基あるそうです。日本語ではそういうふうには聞こえなかったのでちょっとびっくりしましたね。

  • ハルポクラテスに「テトとクロについて」聞く

<日本語>テトとクロは 隠れ家の中で双子として生を受けた 片方は”人” もう片方は”ベアラー”としてな
<英語>Were you aware that in many cities Bearers are forbidden from having children? 'Tis believed that the aether used to bring a child into the world hastens the crystals' curse, lessening the mother's productivity.(多くの都市にいるベアラーが子を持つことを禁じられているのは知っておったかな? 子供を産むためにエーテルを使うと、クリスタルの呪いを促進すると信じられていた。それは母親の生産性を低下させる)

ベアラーが子どもを作るのはあってはならないことだ、とは日本語でも言っていましたが……なんと、子どもを産むと石化が進むと考えられているのだとか。そういうふうに考えて決まりが作られた、という話で、実際にどうかはわかりませんが。テトとクロの両親はどちらもベアラーだったということですから、少なくとも見てわかるほど石化が進行するような事態はなかったのでしょうね。

クリスタル自治領へ~

  • ゼメキスの大穴を見て(ジル)

<日本語>神話の舞台になった場所だと聞いてはいたけど
<英語>I remember being captivated by the story as a child.(子どものころ、この物語に魅了されたことを覚えているわ)

自治領を目指してボクラド市場へ向かう道中、ゼメキスの大穴をを目にしたジルのセリフ。このシーンでは、クライヴが神話が好きだったと語りますが、英語版によるとジルも好きだったみたいですね。ジルもよく本を読んでいたのでしょうか。クライヴの部屋にたくさんあったという本を貸してもらったりしたのかなあ。

<日本語>そういえば本がたくさんあったわね
<英語>You had a lof of story books, didn't you?(物語の本をたくさん持っていたわね)

続いて、興奮して神話を読んでいたというクライヴに対して。クライヴのお部屋にたくさんあったのは、「story」の本だそうです。日本語だけでもそうだろうなとはわかりますが。やっぱり本好き、というよりは物語好きなんでしょうね。本好きなのはジョシュアの方ですかね。

  • 隠れ家サブクエスト「陰の立役者」

<日本語>オットー:五百万ギルをすぐには用意できないが 金の代わりにそいつを利息込みで受け取ってくれないかと
<英語>And I reckon fifteen million in overdue debt probably qualifies. Just hope our associates' eyes are a bit more discerning than yours.(延滞している500万の借金は、これくらいの価値はあるだろう。協力者たちがお前より見る目があるのを期待するだけだな)

借金返済クエスト。1000万の価値があるというスタールビーを出されて、「Rocks.(石か)」と言い放ったクライヴくん。まあ、rock は宝石を指すこともありますが……しっかり見る目がないと言われてしまっています。マーサたちはひと目でスタールビーだとわかったことを思うと、日本語版でも「これは?」と聞くだけだったクライヴはやはり宝石の価値がわからない人のようですね。お城暮らしだったのだし、宝石の類を目にすることは結構あったと思いますが。興味がなかったんでしょうかねえ。

<日本語>オットー:まだおまえにカローンの相手は無理だったか
ゴーチェ:すみません……
<英語>I sometimes wonder what I pay you for.(俺は時々、何のためにお前に金を払っているのかと思う時がある)
Speaking of which, I...I still haven't been paid last month's wages...(そういえば、俺……先月の給料、まだもらってない……)

結局クライヴに全部やってもらっちゃったゴーチェに呆れるオットーさん。英語版のオットーさんは、とってもゴーチェに当たりが強いです。怖い上司です。
先月の給料、などと言っているあたり、どうやら隠れ家ではお給料が出てるみたいですね。カローンのお店もメイヴのお店もお金かかりますからね。石の剣は高給取りだったりするのでしょうか? 危険手当てつきで。
ところでクライヴはお給料もらった記憶がありませんけども……いや、自分で稼いでくるからいいんですけどね。でもほら、FF8とかちゃんとお給料くれたじゃん?

<日本語>オットー:そのころ 俺は船乗りをしていた そこにシドが乗り合わせたんだ
<英語>Back in the day, I was a purser on a trade ship. Which is where I met him.(あのころ、俺は商船の事務長をしていた。その時奴に会ったんだ)

シドの思い出話をしてくれるオットー。日本語だと船乗りだ、としか聞けませんでしたが、役職まで出ていますね。purser とは船の事務長や、(特に男性の)客室乗務員を指すようです。

<日本語>オットー:俺の子はベアラーだったからな
<英語>The magic woke inside my son soon after his first nameday.(息子の最初の命名日の前に、魔法が目覚めてしまったんだ)

さらに続いてのオットーのセリフ。この nameday というのはちらほら見かける単語です。洗礼をうけて洗礼名を貰う日や、自分と同じ名前の聖人の祝日のこと、などと辞書には載っていますが、ヴァリスゼアではどういう日を指すのかはよくわかりません。お誕生日的にお祝いする日なのかもしれませんね。

  • 隠れ家サブクエスト「相棒の秘密」(カローン)

<日本語>食事自体はしっかりするし 具合が悪い訳ではなさそうなんだが
<英語>He used to love cracking the bones from Molly's boiled brown, but now he won't so much as look at them.(モリーのシチューの骨を割るのが好きだったんだが、見向きもしなくなってね)

トルガルのおやつを探しにに行くクエスト。トルガルのおやつの骨は、モリーさんがシチューを作るのに使ったものなんだとか。モリーさんが鍋に山ほど骨を放り込んでいる……という話も英語版では聞くことができたりするので、トルガルのおやつも結構山盛りかもしれません。何の骨なんでしょうね。チョコボでしょうか?

  • ボクラド市場サブクエスト「哀楽の行き交う街」(肉屋のミラン)

<日本語>さらにロザリアやザンブレクだけじゃない ランデラの港からはウォールードの品も渡ってくるんだ
<英語>We get meat from Sanbreque, herbs from Rosaria. Why, sometimes, we even see curiosities from across the Narrow.(肉はザンブレクから、薬草はロザリアから。時々、海峡を越えた珍しいものを見ることもある)

酒盛りするメンバーを呼んでくるという謎のお使いをしつつ、ボクラド市場のことについていろいろ教えてくれるクエストで、声をかけに行く人のひとり。
お肉はザンブレク産、というのは、ダルメキアではあんまりお肉が手に入らないってことですかね。砂漠ばっかりですしね……ザンブレクは麦がたくさん作られているようでしたけど、牧場とかも多いのかもしれません。
ロザリアからは薬草が入ってくるとのこと。ナイジェルさんから受けるサブクエなんかでもロザリアは珍しい薬草が豊富という話が聞けたりしますし、ロザリアの薬草は有名なんでしょうか。そういえば、薬草拾ってくる系のクエストでロザリアにしょっちゅう行かされますね。

  • ボクラド市場サブクエスト「生きとし生ける」(運び人クヴェタ)

<日本語>ヨゼフって傭兵に犯人捜しを頼んだんだ でも数日前に出て行ったっきり元って来なくてね
<英語>I was griping about my lot to a friend of mine a few days back, and he offered to track the culprits down.(数日前、友人にこのことを愚痴ったら、犯人を追うって言ってくれてさ)

白髪の傭兵さんを捜しに行くクエスト。傭兵のヨゼフとこのクエストをくれる運び屋のクヴェタさん、お友達なんだそうで。日本語版でも知り合いなのかな、という風ではありましたが、お仕事の愚痴を言うような仲とは思いませんでしたね。英語版では他にも親しそうな雰囲気のセリフがちょこちょこあったりします。

<日本語>そうだ ヨゼフは白い髪をした傭兵だよ 誰かに見られてるかもしれないね
<英語>Josef's lived a hard life―made him grey long before his time. I just pray he hasn't been killed over a few sacks of grain...(ヨゼフは過酷な人生を送ってきて、早くに白髪になった。彼が数袋の穀物のために殺されていないと良いんだけど)

さらに続いて、ヨゼフのことを説明してくれるのですが、あの白髪は苦労したせいだったんですね……。苦しい暮らしのゴブリンたちに同情して、昔を思い出すようなことを話してはいましたが、いったいどんな苦労をしたんでしょう。そういえばクライヴも、ちょっと白髪がちらちら見えたりしていますね。若くして白髪になってしまう前に、穏やかな生活をしてほしいものです。

今回はここまで。ようやく自治領に到着です。そしてついに再会ですね! それではまた次回もお付き合いください。


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