【作り置きおつまみ#12】焼きたけのことアスパラガスの出汁マリネ
緊急事態宣言が出されてから約2週間。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか??
私は『週2回の食材の買い出し』と『1日1回のお散歩』以外の外出は一切しておらず、外へと行動の幅を広げられない分、家の中での創作意欲が爆発しています。
麹を作ってはニヤニヤ。
発酵調味料を仕込んではニヤニヤ。
ぬか床をカスタマイズしてはニヤニヤ。
小さな箱庭の中で、自分の世界を楽しんでいます。
しかし、外部と隔絶された世界というのは味気が無いもので、せっかく春爛漫なのに家でじっとしているのはやっぱりツライ。
そんな時は、旬の食材を取り寄せて、食卓で春を満喫するべし!!
そう、ポケットマルシェで南三陸から旬のワカメを取り寄せて、しゃぶしゃぶしてみたり…
メルカリでふきのとうを取り寄せて、オイル漬けをたっぷり作ってみたり…
そして、今の時期外せないのは、やっぱりたけのこでしょう!!
たけのこ大好き!!
生たけのこ、通年で手に入る水煮のものとはやっぱり全然違う。味も香りも食感も良くて、お腹の中から幸せがこみ上げてくる。
たけのこは煮ても焼いても美味しいですが、今年は特に「焼く」にはまっています。なんというか、焼いたたけのこのシャキッとコリッとした食感がたまらない。
最近は『バター+みりん+みそたまり』の組み合わせにドハマりしてしまい、狂ったように作りまくっていました。笑
ただ、下茹でしたたけのこは、せいぜい冷蔵保存で3〜4日程度。どうにか「焼いたたけのこの美味しさを長く楽しめないか!?」と思って作ったレシピがめちゃくちゃ美味しかったので、ご紹介させていただきます♪
適度な酸味と出汁の優しい旨味と風味が、たけのこに寄り添います。たけのこをこんがりと焼いてからマリネ液に浸すのがポイント。
今回は白だしで手軽に作れるレシピです。
焼きたけのことアスパラガスの出汁マリネ
【材料】(作りやすい分量)
たけのこ(下茹でしたもの):正味150g
*下茹で方法については白ごはん.comをご参照いただくのがオススメです。
アスパラガス:5〜6本程度
米油:大さじ1/2
(A)水:100ml
(A)白だし:大さじ3
(A)米酢:大さじ3
(A)砂糖:大さじ1
【作り方】
①たけのこは食べやすい大きさ(根元は5mm幅のいちょう切り、穂先は薄めのくし切り)に切る。アスパラガスは根元を切り落とし、下1/3ほどの皮は硬いので、ピーラーで剥き、3〜4cmの斜め切りにする。
②小鍋に(A)の調味料を入れて火にかけ、さっと一煮立ちさせたら火からおろす。
③フライパンに米油を熱し、①のたけのことアスパラガスを中火で両面こんがりと焼く。焼き色がついたものからバッドなどに取り出し、塩ひとつまみ(分量外)をまぶして下味をつけておく。
*太さにもよりますが、アスパラガスの方が早く焼けるので、たけのこよりも先に取り出しておきましょう。
④③を保存容器に入れ、粗熱の取れた②(温かくてもよい)を注ぐ。完全に冷めたら冷蔵庫に移し、一晩置いて味をなじませる。
【保存期間】
冷蔵庫で5日間程度
*たけのこはかなり日持ちしますが、アスパラガスは色が悪くなるため、早めに食べるのがオススメです。
【相性の良いお酒】
ごめんなさい、やはり今回も日本酒です…!!
春らしい香りが華やかなお酒もいいですし、お酢の酸味に合わせて酸味の効いたお酒もいいですね。冷酒に合わせるのがオススメです。
ちなみに、私は日東醸造さんの白だしを使っています。本場の白醤油のメーカーさんが作る、化学調味料無添加の白だし。自然な味わいで本当に美味しいので、オススメです。
白だしは白醤油がベースなので、素材の持ち味を活かしつつ、色が綺麗に仕上がるのが好きです。
なお、私は愛用しているチャーミークリアーで仕込みましたが、もちろん普通のタッパなどでOKです。なるべく具材がギュウギュウに入るサイズのものにして、全体をマリネ液に浸からせるようにしてください◎
私はよく出汁をベースにしたマリネを作るのですが、やはりたけのこは『土佐煮』が代表的な料理であるように、鰹節と相性が良いので、出汁マリネにピッタリですね!!
先日参加した「白鶴vs月桂冠 オンライン飲み会」でも大活躍でした♪
せっかくですので、#stay home 期間に是非お試しくださいませ!!