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ポルトガルで困ったこと:役所手続きから国民性まで、本音で語るリアルな移住ライフ

みなさん、こんにちは!ポルトガル在住3年目を迎えたHarukaです🌿
「ポルトガル生活ってどんな感じ?」そんな疑問にお答えすべく、私たち夫婦が本音でポルトガルの良いところ・悪いところを語り尽くしました!今回は、その中から特に「苦労したこと」や「驚いたポイント」をまとめてみました。ポルトガル移住を考えている方も、ヨーロッパライフに興味がある方もぜひチェックしてみてください💡


🏛 役所手続きの試練

ポルトガル移住初期で最も頭を抱えたのが役所関連の手続き!居住カードや銀行口座の開設など、必須の手続きがとにかく時間がかかるんです。しかも、対応がいい加減な場合も多く、「昨日言ってたことと今日の説明が違う!」なんてこともしばしば…。ネットで事前に調べて覚悟していたものの、やっぱり実際に直面すると結構ストレスでした😅

特に最近(2023年末から)、移民関連の手続き機関がSEF(外国人・国境管理局)からAIMA(移民・庇護統合局)に移行した影響で、多くのトラブルが発生しているようです。特に申請処理の遅れが深刻で、約40万件もの未処理案件があるとも言われています。このため、手続きは早めに進め、大使館や専門機関でのサポートを活用することを強くおすすめします。
AIMAに関する記事👉A year of criticism for AIMA

私は2022年に手続きし、居住カードを取得するのに約6か月かかりました。居住カードがないと国外に出られないため、一時帰国すらハードルが高い状況…。この辺りはポルトガル特有の「のんびりした国民性」が影響しているのかもしれません。ヨーロッパ移住の現実を甘く見てはいけませんね😂


🚗 車は必需品?

都市部に住むなら公共交通機関でもなんとかなるかもしれませんが、地方都市に住むと「車」は生活の質を左右する超重要アイテム。私たちも車を購入してから、旅行先の幅が一気に広がりました!ポルトガル全土を楽しむには、マニュアル車の運転スキルがあるとかなり便利ですよ✨中古車では、オートマはマニュアルの約5倍程度値段が高いです…。

さらに、日本の免許証をお持ちの方には朗報!2023年からポルトガルでは日本の免許証が条件を満たしていればポルトガルの免許証に変更せずに使用可能です。実際にIMT(交通局)や警察署に出向いて確認しました😊
IMTの日本の免許証の説明👉Cartas de Condução emitidas pelos países da OCDE e CPLP

ただし、免許証が有効であることや発行後15年以内であることなど、いくつかの条件があるので、事前に確認することをおすすめします。車を運転できる環境が整えば、ポルトガルでの移動がぐっと快適になりますよ🚗✨

逆に、車がないと行ける場所が限られるので、公共交通機関だけで生活するなら住む場所選びが重要です。リスボンやポルトなどの都市部をおすすめします!


🍴 食事の選択肢

ポルトガルの外食文化は魅力的ですが、日本の外食とは少し違う点が多いです。確かにレストランの数は豊富で、地中海料理やポルトガルの伝統的な魚介料理(バカリャウやサルディーニャなど)が楽しめますが、日本のような多様性やお手頃価格の外食は少ないと感じることも。特に、アジア系の食文化が恋しくなる方には物足りないかもしれません。

また、ポルトガルのレストランでは量が多いことが特徴で、一皿で満腹になることがほとんど。ただし、調味料がシンプルで「塩とオリーブオイル中心」というスタイルが多いため、濃い味付けに慣れている日本人には少し物足りないと感じる場合もあります。

一方で、自炊に目を向けると、ポルトガルは新鮮な食材が非常に手に入りやすいのが魅力です🍅🦐地元のマーケットやスーパーマーケットでは、新鮮な魚介類や地元産の野菜・果物が手頃な価格で購入できます。特にオリーブオイルやチーズ、ワインは品質が高く、価格も良心的。日本の食材もリスボンやポルトにはアジア系食材店がいくつかあり、醤油や味噌などを手に入れることが可能です。

ポルトガルの「ランチメニュー」(Prato do Dia)はコスパ抜群!多くのレストランで、スープ・メイン・飲み物・デザートがセットになって10ユーロ程度で楽しめます。このランチメニューを活用すれば、リーズナブルに外食を楽しむこともできます🍽

自炊を中心にしつつ、時々地元の味を楽しむスタイルが、ポルトガルでの食生活を豊かにしてくれると思います!


💬 ポルトガル語の壁

ポルトガルでの生活をさらに楽しむには、やっぱりポルトガル語の習得が鍵!リスボンやポルトのような都市部では英語が通じることもありますが、地方に行くとほぼポルトガル語のみです。役所手続きや日常生活ではポルトガル語が必要になる場面が多く、最初は戸惑うことも…。私自身、地元の人たちともっとスムーズに交流できるようになることが、今の大きな課題です💪

そんな中、移民向けの無料ポルトガル語講座がとても役立ちます!ポルトガル政府が提供する「Portuguese Host Language(PLA)コース」は移民の社会統合を目的としたプログラムで、16歳以上で滞在許可証を持っていれば無料で受講できます✨
PLAに関する記事👉Learning Portuguese

さらに、コインブラ大学ではA1レベルのオンラインポルトガル語コースも開講されています。このコースは108時間の充実したプログラムで、リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングをバランスよく学べます。価格は250ユーロ!オンラインですが、地元の大学が運営しているので信頼感もありますね🎓
コインブラ大学の講座に関する記事👉Portuguese as a Foreign Language - A1

ちなみに、PLAコースを受講してA2レベル以上の証明書を取得すると、ポルトガル国籍や永住権を申請する際に必要な「ポルトガル語試験(通称ナショナリティ試験)」が免除されるというメリットも!本格的に移住を考える人にとっては、とても助かる制度です💡

もし語学の壁に悩んでいるなら、こうした無料コースを上手に活用して、ポルトガルでの生活をもっと楽しく、充実したものにしてみませんか?🌟


🌟 まとめ

ポルトガル移住は決して簡単ではありませんが、ゆったりとした国民性や温暖な気候、そして他のヨーロッパ諸国よりもリーズナブルな生活費など、魅力もたくさん!🚀

もっと詳しいポルトガル生活のリアルを知りたい方は、ぜひ私たちのYouTube動画をチェックしてください🎥👇
【ポルトガル】海外生活で辛いこと、大変なこと。楽しいだけじゃないポルトガル生活のリアル

ポルトガル移住やヨーロッパ旅行に関する質問があれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね!✨

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