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剣が君プレイ感想①【九十九丸】ネタバレあり
1人目、九十九丸
なんの前情報も得ず花嫁道中を進めていたら九十九丸にどんどん首ったけになってしまったので、そのままルートに行ってしまいました
後から知ったのですが、最後にやることをおすすめしている方がとても多かったのですね…!笑
ただ飽き性なわたしはこの時点であまり全員やるつもりがなかったので、最初に物語の核を見られてよかったのかもしれません
*前章*
お供え食べちゃうスタートで既に愛らしい…!
少年のような風貌で意外と落ち着いた声なのね、ギャップにきゅんです
あと白い、すごく。
モノトーンに差し色紫好きよ!と思うものの
驚きの白さ(漂白はしていない)
同じように白い黒羽さんと比べてもなにか生気がないですよね、蒼白っていうのかな
どんなに食べてもすぐお腹空くとかいつも腹ペコとか、怪しげな左手とか、妖怪逃げてくとか、絶対何かあるなこやつ
と思うものの存在がかわいいので気にしません◎
何をみても驚くし相手への敬意は欠かさないし偉人への憧れも強く夢追い人として輝いてるし、かと思えばちょっと抜けてるし、かわいい要素しかないたまらん
夜着やらお風呂番でいちいち照れちゃうのもかわいいですね
つられて照れちゃう香夜ちゃんもまたかわいい
ういろう餅のくだりはさすがメインというべきか
あのイベントで心包まれなかったプレイヤーっているの?(いたらすみません)
怒られたのに帰り際微笑みを残して去るんですよ、こいつ女人の扱いが手慣れてるのでは…?!と思ったり思わなかったり笑
ふすま越しのお話しのふたりの距離感もたまりませんでした
彼の良さといえば溢れて止まらない優しさと人を疑うことを知らない純朴さかと思います(他にもあるけど)
ハヤトへの語り方なんか優しさの最上級ですよね惚れるわ
どこまでも人が好すぎて心配になるレベルです
ただ関所でのピンチや隊が分断して今後の方針でもめている時など、肝心なところであまり役に立たないところも、彼らしい。笑
終盤、シグラギ様との対決では何やら覚醒した姿を見て、ほれみろなんかある!と思ったプレイヤーは多いはず。笑
かっこいいけどね、怖いね…
でもそのあと敬語がタメ口に変わって二人の秘密ということにした場面で積み上げたきゅんが決壊しました好きだ
この人タメ口になると急に色気増しませんか
そしてお役目を終えた後の駿府散策。
おにぎりね!ベタだね!!いいぞもっとやれ!!!
「弁当は美味い、美味いんだが…なんだか味がよくわからなくなってきたぞ…」って
かわいいかよ
終始そのかわいさでニヤニヤさせてくれた前章九十九丸ルートでした
これは後章幸せな展開になるに違いねえ!(鬱展開フラグ)
*後章*
毒を体内に入れたはずなのに腹痛イベントもなく同居スタート
あのシーン必要だった?とそのときは記憶の隅へ追いやってしまいましたが、ちゃんと伏線だったんですね…
ことあるごとに「丈夫さだけが取り柄」といいつつまるで丈夫にはみえない風貌ですし…(咳でもゴホゴホされていたほうがしっくりくる)
後章九十九丸ルートの香夜ちゃんはちょっとあざといですね!笑
いいのよ、もっとやりなさい(2度目)
雨宿りからの「せめて温めさせて…」は、2度目以降見ると全く印象が変わってしまって。
寄り添って耳元で囁かれるなんてきゅん死にポイント極まりないのに、ひどく冷たく見えてしまいますよね
まあ本当に温かくないからな(物理)
しかし隠れて試合に出続ける様は、浮気に走る姿のようでいたたまれなかったので笑、早々に香夜ちゃんにカミングアウトできてよかったと思ってしまいました
熱出た→ひとつ屋根の下→ごはんあーん→どきっ
までもセットですよねよくわかってらっしゃる
ベタだなあ、好きです
困難な場面に直面するほど濃くなるマレビトの影
天海さん…天海さんね…
後から他の方のプレイ記録を見てその度笑ってしまったんだけど、やっぱり怪しすぎるよね!!!
絶対信じてはいけない見た目してるあと喋り方も
そして事実を知って…
んん…?幸せな展開、ちゃんとくる…?
何やら嫌な予感…不安です
★君ルート
あんなにこだわっていた御前試合を辞め、地元へ帰ります
い、いいのか…?!それでいいのか?!(困惑)
まあでも徐々にマレビトの影は濃くなっているし、御前試合は毎年あることを思うと、この選択は良かったのかもしれない…と自分を納得させます
でね、屈指のきゅんポイントですよね
「しわだらけのじいさんばあさんになっても君を姫と呼んでやる」という照れ隠しが何も隠れていない名言()
この時点で香夜ちゃんとの未来もだけど、自分が歳を重ねて生きている未来を冗談でも口に出来ているところにも、なんだかじんわりきました
なんやかんやで遠野にたどり着き縁結び神社でお約束のニヤニヤイベントを経て師匠宅へ
縁結びって言い出せないところが意識しまくりでかわいすぎるよ…
師匠若いな!!!というのがひとまずの感想。笑
そしてとりあえず「男女の仲です」と言ってしまえる香夜ちゃん。笑
そうか、そこまで突拍子もなくぶっこまないとこの二人は幸せになれないのか…
◇幸魂
三途の川だし、我は汝汝は我状態の九十九丸とマレビトだし、これ以上ないってくらいの詰み状態から香夜ちゃんの必死の頑張りで帰還ルート
愛だな、愛だわ…
マレビトが命を返してくれたところの理由は正直納得いきませんでしたが、でもいいんだ二人が幸せなら。
成長した姿は生気があって笑、もはや別人ですね
個人的には子ども姿の方が好みですが、でもいいんだ二人が幸せなら。(大切なことなので)
後日談も含め文句なしの大団円
それにしても姿は大人になってもへっぽこなところはそのままで安心しました笑
このルートは職業侍ではなくなっても剣の道が完全に閉ざされているわけではないし、そういう意味でも救いがあって本当に良かった。
唯一鼓さんと七重さんの犠牲が心苦しいくらいでしょうか…
まあ九十九丸と香夜ちゃんには直接関係がないといえばそれまでなのだけど…
◇和魂
師匠が何やら怪しいお札を持ち出した辺りで嫌な予感、あっさり消滅、九十九丸自己犠牲でもってかれ、香夜ちゃん主人公にあるまじき病み病み、そして転がり落ちるようにまさかの闇落ちエンド。笑
姿は大人丸だけど発言の自己中さみるとこれもう九十九丸ではないですよね…
後日談もただの束縛男に成り下がってて(マレビト様すみません)、怖い、怖いよ…
でも官能的ではありますよね
二人が良ければそれで…良い…良いのかな……
今までのほのぼのはなんだったのか…
ずーん…
★剣ルート
地元には帰らず御前試合に出続ける道です
納屋の改装あたりはとても良くて、君ルートはこの世界線じゃないのか~と寂しくなってしまうくらいでした
相変わらず無邪気なきゅんは忘れない
ただ香夜ちゃんの心配を振り切って進んでしまうあたり、もう後戻りが出来ない感じがしてちょっと先へ進むのが怖いルートでした
◇奇魂
マレビトを迎え入れるような選択をした九十九丸
甘い囁きも強くなるためではなく香夜ちゃんを独占したいという歪んだ欲望に傾いていますよね
和魂もそうだったけどマレビト様は孤独の気がとっても強いのですね、そりゃそうか…
でもこのルートは変わっていってしまう九十九丸、そしてあんなにも馴染んでいたのに敬遠され忌み嫌われていく様が本当に辛くて辛くて、別れのキスも全然幸せじゃないし、お先真っ暗すぎてプレイしていてすごく消耗しました
そんであの後日談よ
こわいこわい、言動がDV男のそれだし、香夜ちゃんも思考できなくなってるし、もう堕ちるところまで堕ちるしかない恐怖
最後の最後で自分を取り戻したところにわずかな救いがあったといえなくもない…
けどこれ残された方も地獄だよ
変なまま逝ってしまった方がまだ苦しみは少なかったのかもなんて…
呆然としました
生きてても死んでてもなんの未来もみえない
これは辛い
◇荒魂
トラウマ級の奇魂と途中まではおなじ
でもこちらの九十九丸はマレビトに打ち克つ方を選びます
タイトル回収もね
こちらの別れのキスは温かくて、香夜ちゃんの気持ちも無視してないし、このルートでの最善を二人は尽くしたなって思えました
後日談の文通がね、また素敵で…
香夜ちゃんを思いやる文面からも、ああちゃんと九十九丸だな…と安心できます
最終的に孤独な闘いに打ち克って帰って来た九十九丸、未来はあまり見えないけれど剣を極めるという意味では割と正史かもしれないと思ったりしました
まあ正史は幸魂にしますけどね!!!笑
◎総括
ボリュームすごすぎて。笑
感情の起伏も多過ぎて。
なんつーゲームを始めてしまったのかと思いました。
ただ困惑したのは私だけじゃなくて他のプレイヤーさんもそうだったようなので(たくさんの方のプレイ記録を見ました!笑)、安心しました。
これ6人分これだけのシナリオが用意されてるの?頭おかしいんじゃないの?と思ったら全然飽きそうもなくて。笑
コンプを目指すことになりそうです。
全周したらまた九十九丸ルートじっくりやりたいな。