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他人軸で生きていた私が、迷わず自分の意志で決断できるようになった5つの秘訣。

決断に迷ったことはありますか。

過去の私は他人軸で生きていて、優柔不断でした。そんな私は今、新卒フリーランスから7年目に突入しました。さらに、19年間やってきたソフトボール選手を引退し、出会って2ヶ月半で旦那に逆プロポーズをしました。

決断できるようになったのは、明確な理由があります。今回は、過去の自分から現在の決断できる自分になるまでのストーリーをお伝えさせてください。

他人軸で生きてきた過去

学生のころ、ずっと他人の顔色を伺いながら過ごしていました。

中学生のころ、友だちに嫌われたくなくて自分が購買で買ったパンを友だちに配りまくっていたり、お弁当の具材も「おいしそう!」と言われれば、母親に多めにつくって欲しいと頼み込み、友だちの分まで持っていく始末。

大学まで続けたソフトボールも「父親に喜んで欲しいから。」という理由だけで続けてきました。その結果、自分のことを自分で決めることが難しくなっていました。

肩の怪我を機に、自分の存在を自認する

思い返すと「自我」がぼやけていたのかもしれません。

大学2年生のとき、肩に大きな怪我をしました。病院に行って検査を受けるも原因不明。半年休んでも思ったようにパフォーマンスが落ち、完全復帰ができる見込みがありませんでした。

小学生の頃から大学生まで、強豪校でプレーしてきた私。この怪我で部活を休んだことが転機となり、自分の人生を振り返ることができました。その結果、いかに自分が何も考えずに目の前のソフトボールだけをやってきたかを気付かされました。

人生の舵を自分で切らなければならないと思い、生き方と向き合うようになりました。

自分で切り開くために必要な5つの秘訣

人生の舵を自分で切る。

まさに、言うは易く行うは難し。いざ自分で人生を切り開こうとすると、いつも目の前にふたつの道が現れます。

やるか、やらないか。やると決めたら、次はどのようにやるか。どのようにやるかを決めたら、誰とやるか…。

そんなふうに無限に決断が必要になってくることがわかりました。そこで目をつけたのが「決断するときの秘訣」です。

①自分の本音に耳を傾ける

一番大切なのは、自分の心に問いかけて「やりたいかどうか」を聞くことです。

多くの場合、大体答えは決まっているので、炙り出す作業が一番重要。一人で考えているだけでは、あまりいい答えが出てこないことが多いので、友だちに相談したり、場合によってはプロのコーチに頼ったりすることもあります。

②あと10年続けられる?

二つ目は「あと10年同じことを続けなさい!」と言われたときに、いまと同じ選択ができるかです。

スポーツなどの寿命が限られているものだと「もし体が動くとしたら〜」と仮定してもらって大丈夫。これはあくまで「10年続けたいと思えるほどの熱量を持ってやりたいことなのか?」の指標だから。

この答えがノーだった場合は、期限を決めて決断の時期を伸ばすのがおすすめです。

例えば、私の場合「旦那と別居してまで、自分の夢を追いかけたいか?」の答えに関してはイエスでした。ただ「10年もこの生活を続けたいか?」と言われたら答えはノー。そのため、一旦3ヶ月間はお試しで家を借りて海外と日本の別居生活をすることにしました。

今の仕事は死ぬまで続けたい。でも、旦那との夫婦生活も大事にしたい。そんなときは「まず、やってみてから決断をポジティブな理由で先延ばしにする」をやってみるといいかも。

③お金がもらえなくてもやりたいことか

これは、転職活動を考えるときに是非とも考えていただきたいことです。仕事って60歳くらいまで続けることなので、お金がもらえなくてもやりたいと思えるほど没頭することに出会えるまで探し続けることを強くおすすめします。

私は運良く20代のうちに最高の会社に出会えたので良かったのですが、もし今の会社に出会えていなかったら、きっと転職を何度も繰り返していたのではないかと思います。

学生のころはずっとソフトボールに打ち込んできましたが、あのときは間違いなくお金がもらえなくてもやり遂げたい目標のために走っていました。あのときのピュアな気持ちのまま人生を走り抜けたいので、お金がもらえなかったとしてもやりたい仕事と思えるほど没頭できることに力を注ぐようにしています。

④それは、成長のため?お金のため?

辛さって2パターンあります。ひとつは成長痛、もう一つは自分に向いていないことをし続けている辛さ。

成長痛なら是非とも自分の将来のためにがんばってもらうと良いのですが、自分に向いていないことやただしんどいことをやるのは、嫌なことを耐えるよくない免疫がつくのでやめたほうが良いです。

嫌なことをし続けるとメンタルが先に不調を起こします。それに気付かず、体調までおかしくなってきます。長く続けてしまうと働ける状態まで帰ってくるのにかなり時間がかかる状態になるので、本当に気をつけてください。

⑤メンタルが病む前に決断する

決断をする時期は、できるだけ早くすること。特にメンタルが病み切ってからだと遅い。だから「あれ、なんかこの人と働いていると自分の心がしんどくなるな」とか「なんか不調だな」と思ったら原因を探るのが吉。

メンタルが病む前に気がつけるかどうかのセンサーを働かせるかどうかもとても大切です。少しでもおかしいと感じたら、変な働き方とかしているとか、合わない人と関わりをを濃くし過ぎている可能性大だからね…。本当に気をつけましょう。

決断力は何歳からでも身につけられる

私が決断力の大切さに気がついたのは大学生のときでした。

人によっては社会人になってからかもしれないし、40歳、60歳になったタイミングかもしれない。この記事を読んでハッとして今の環境を変える方もいるかもしれません。

でも、大丈夫。

なぜなら決断力はほんの少しの意識で誰でも変えることができ、すぐに人生を変えることができるから。

もともと他人軸で生きていた私でも、怪我をきっかけに自己分析が捗り、決断力を身につけることができました。これを機に、今までの決断の仕方をちょっぴり変えてみるといいかも。

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はるはる
サポートしていただくと、わたしの思いが伝わったんだな。共感してもらったんだなと嬉しい気持ちになります。いつも応援ありがとうございます。