フリーランス後輩に聞かれた「どうやって時給決めてます?」への回答を頑張って書いたのでシェアします
先日、フリーランスの後輩とLINEでやり取りしていると「どうやって時給を決めてますか?」と質問をもらいました。
回答したら「なるほど!!そうやって決めるのか!!目から鱗でした!」と大絶賛されたので、ぜんぶ公開しちゃいます〜!
実績
偉そうに語る前に「あんた誰?」となりそうなので、わたしがフリーランスになるまでの話と実績を公開します。
学生時代はソフトボールに明け暮れ、4年生のときに大学を休学して海外でプレーをはじめました。同時並行でライターとしてデビューし、フリーランスをスタート。現在フリーランス7年目に突入しています。
今までの実績はこちら
いままでに契約させていただいた企業数は約20社。現在は、3社と継続的にお仕事をさせてもらうスタイルに落ち着きました。
時給の決め方
*ここからは、後輩に向けたお手紙形式で文章を書いています。
時給の決め方、むずいよな。わたしもずっと迷ってた。できるだけわかりやすいように、例え話とかも踏まえながら書いていくな。
まず「月に何時間働いてどれくらいお金をもらいたいか?」を考えるといい。いきなり時給で考えるのは難しいと思うから、理想の収入から逆算すると考えやすい。
何をどうがんばらなあかんかもわかるし、職種の選択も間違えんくなる。自分のスキルと報酬を見合うかたちに設定するのが大事やから、意識してみて。
①理想の時給を出す
もし「フリーランスで月20万円を目指す」を目標とする。平日8時間、コンスタントに働ける方の場合、
になるから、最低時給は1,250円になるよな?
週3回×8時間しか働きたくないなら
になって、最低時給は2,083円になる。
こうやって「どれだけ働くのか」と「月にいくら欲しいのか」から逆算すると、目指したい時給が換算ができるで。
②自分の能力と理想の能力が合っているか確かめる
すでにやりたい仕事が決まっている場合、平均時給をググるとええで。
取材ライティングやってるって言ってたよな?だからライターを例に見ていく。「取材ライター 時給」と調べてみると、下記の情報が出てくる。
これで、平均年収と時給がわかる。未経験よりなら、この時給よりも少なく見積もって実績を積む方法もあり。すでに実績があるなら経験、平均よりも高めに設定しても◎
③実際に交渉してみる
ここまで終わったら、実際にライター募集をしている企業などに交渉してみて。最初は全然返信がないかもしれんけど、めげずにやると必ずいつか返ってくる。
ほとんどの企業で希望時給が通るなら、単価上げた方がいい。逆に一件も通らんときは、金額と経験が合ってなかったり、アプローチの仕方に問題がある可能性があるから、一旦見直しが必要かも。
スキルに自信があるなら、金額を変えずにアタックし続けるのも悪くない。すでに契約してるクライアントがいるなら、ライター募集している人いないか聞いてみるのもあり。紹介は最強。
失敗談:時給を決めず、痛い目に…。
偉そうに伝えたけど、こうやって言ってるわたしも過去に痛い目に遭ったことがある。時給を決めずに働いてしまって、期待値調整ができずに短期間で契約解除されることが多かったんよな…。
見直してみると、時給を決めずに固定報酬か成果報酬で働くケースがほとんどやったねん。だから、相手の想定稼働時間とわたしの稼働時間が微妙に合わずに長期的な契約に繋がらなかったのは大きな反省やった。
時給って決めるのが難しい。でも、とりあえずでもいいから「決めて働いてみる」をやってみるんがええで。やってみたら「この時給じゃしんどいな」とか「この時給にしたら期待値が高すぎて逆にしんどいな」と思うことが出てくるから。そこから調整したらええねん。
もし他に質問あったら、いつでも聞いて。
フリーランス後輩たちの相談に乗ります
いかがでしたか。フリーランスの後輩に伝えたことを変えずに書いてみました。
もし時給の決め方がわからない方やフリーランスになることに悩んでいる方に向けて相談室をやっています。ご興味ある方はぜひ下記のURLからお申し込みをお願いします。