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「結婚」が自由になった今、あえて選択することの良さを伝えてみる。

近年、「結婚がすべてじゃない」という発言をよく見るようになった。

わたしも彼氏がいないときや別れた後は「結婚しない人生も幸せなんじゃないか」と思うこともあった方だ。そんな過去もあったが、わたしはあえて「結婚ってめちゃくちゃ幸せな選択肢の一つだよ」と本気で伝えたいと思う理由がある。

それは、生きやすさの違いだ。

信頼できる「他人」がいる安心感

結婚した彼と出会ってから、ちょうど一年が経った。ありがたいことに、出会ったころから今日まで、一度も不信感を感じることなく今日を迎えている。

「パートナー」の存在は、親以外に唯一精神的にも経済的にも頼れる存在にもなる。どれだけ友だちが多くても、自分の人生に一緒に責任を持てくれる存在になることは難しい。

なぜなら、友だちは友だちでしかないからだ。友だち同士は精神的にも経済的にも責任がない。もし友だちが病んでしまったとしても、相談に乗る程度だし、金銭のやり取りが発生しようもんなら、それはもう友だちではなく利害関係があるなにかだ。

結婚したパートナーは違う。片方が倒れたときには、もう片方が助ける。お互いに支え合うと誓っているからだ。運命共同体になるので、あなたのものはわたしのもの、わたしのものはあなたもものになるのだ。

心身ともに頼れる、信頼できる他人は結婚相手でしか実現できない。

年々、遊び相手が減る事実

結婚しない選択肢を取り続けている人が増えているが、する選択肢を取る人も少なくない。20〜30代後半にかけて一気に結婚する人が増え、パートナーとの時間を増やしていくフェーズに入る人が増える。

結果、結婚しない側の人とする人は疎遠になって行く。結婚のかたちにもよるが、やはり誘いにくくはなる。

結婚相手は永遠の遊び相手になるのだ。彼氏のようにデートをするのもよし、友だちのように二人でカラオケに行くのもよし、時には飲み友だちとして小汚くて美味い居酒屋に行くことだってある。

遊んだあと、一緒の家に帰ることができる。「終電で帰りたくない」と思うこともなくなる。

そんな都合のいい人いない、と叫びたい方へ

永遠の遊び相手になってくれる人なんて、この世に存在しないのではないか、理想の男性なんているわけがないと叫びたいそこのあなた。厳しい言葉で言うと、恋愛に対して本気でリソースをぶち込んで自己分析と理想の男性を考えたことがあるのか?と問いたい。

世の中の恋愛本を数十冊と読み漁ったわたしが伝えたいのは、みんな恋愛に対するコミットが低すぎることだ。

仕事に関することは、自己分析、企業リサーチ、自分のアピールポイントの作成など必死になって時間を充てる人が多い。高校、大学受験も多くの人が数年間勉強してやっとの思いで合格したのではないだろうか。

しかし、恋愛になるとほとんどの人がコミットをしない。

「いい人がいない」「出会いがない」「タイプじゃない人からしか好かれない」など口をひらけば言い訳ばかり。

「何か行動をしたのか?」
「自分が理想の男性はどんな人かと言われたら答えられるのか?」

理想ばかり並べて、ふさわしい相手になるための自分磨きを怠っていないか?と聞きたい。

厳しい言い方になってしまったが、かつてのわたしもそうだった。

浮気男、借金男、束縛系男子、相手に興味なさすぎ男子など、見る目ないんか?と周りから言われまくる始末。思い返すと、彼氏に対するわたしの対応が悪かっただけだとも思う。

そして、わたしも自分磨きを盛大に怠っていた。

理想体型の+10キロの体重、服はダサい、真っピンクのチークが乗ったお肌、不摂生で肌はボロボロ、容姿に自信がないので猫背…。

そりゃあ自分の理想とする男性が現れても、見向きもされないはずだ。

脱却できたのは、男女の心理学の勉強とあらゆる恋愛本に書かれてあった自己分析方法、自分磨き方法を試したからである。

理想の男性と過去の元彼たちのギャップ

わたしが最初に目をつけたのは、理想の男性リストだった。

「こんな男性どこにいるんだろう…」
「こんな素敵な人、出会ってもきっと付き合ってくれない」

というのは一度頭から外して、徹底的に理想の男性を描いていく。

年収600万、頭がキレる、束縛はしないけど可愛い嫉妬はする、体の相性がいい、愛嬌がある、いい匂いがする、わたしの顔面がタイプ、好き、可愛いって毎日言ってくれる…

などなど自分があたかもお姫様なんじゃないかと思うほどの条件をどんどんあげる。すると、わたしは過去の元彼たちが自分の理想と真反対の人と付き合っていたことに気がついた。

まず、自分の顔をタイプだと思ってくれていなかったり、愛情表現がほとんどなかったり。挙句のはてに年収600万円どころか借金を抱えている…。

このように、いざ理想をあげてみると自分が嫌だと思っている性格の人と付き合ってしまっていたことに気づく。

まずはここからスタートをすれば、多くの人たちが辛い思いをせずに、次のステージに行けるだろう。

理想の男性と出会う方法

みずから、理想の男性に出会いに行こう。

マッチングアプリ、相席屋などでもOKだが、わたしのようにマッチングアプリが苦手な人もいると思う。そんな人は、自分の趣味や好きなものを武器にコミュニティに参加をするのがおすすめ(ここで趣味もないと思った人、コーヒーが好きとかアニメが好きとかなんでもいいから搾りだそう)。

わたしの場合、1年前にポーカーにハマり毎日のようにポーカールームに通っていたら、理想の男性と出会った。相手が出会った瞬間から「可愛いと思ってた」と言うほど、わたしの顔がどタイプだったらしい。

今だからわかる。

理想の男性と出会うまでにできるだけ自分磨きをして、相手の恋愛対象に入る容姿になっておくことがどれだけ大事かを。たまに、旦那に過去のわたしの写真を見せると「この時だったら声かけてないかもしれないな」と話す。

それほど、男性にとって見た目は重要。顔面偏差値、肌の艶、体型もそうだがすぐにできることは常にニコニコすること。愛嬌のある女性を嫌な気持ちになる男性は世の中にほとんどいない。

「結婚するため」にリソースをかけろ!!!

ここまで偉そうに話してきたわたしも、1年前まではあなたと同じ「未婚」だった。結婚なんて、どっちでもいいし、したいと思う人ができたらでいいと本気で思っていた。

しかし、いざしてみると明らかに人生が豊かになりこの1年は本当に幸せで過去の自分からは想像もできない人生になった。

「世の中には幸せじゃない結婚もあるじゃないか!」との声が飛んできそうなので、先に伝えておく。自己分析も理想の男性もあやふやなまま結婚したら、そりゃ結婚後に苦労するに決まっている。

わたしが伝えたいのは「幸せな結婚生活」を手に入れるための方法であって、誰でも彼でも結婚して欲しいわけではない。

人によっては、この文章を読んだ後に今の彼氏と別れる選択をする人もいるかもしれない。辛い選択をした人たちにも心から言えることは、一歩前に進めた証拠なのだから、きっともっと素敵な人があなたの目の前に現れる。だから大丈夫。

自分と向き合って、幸せな人生を掴みに行こう。

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はるはる
サポートしていただくと、わたしの思いが伝わったんだな。共感してもらったんだなと嬉しい気持ちになります。いつも応援ありがとうございます。