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メンヘラ女子から卒業するためにやったこと、すべて教えます。

「わたしはこんなにがんばっているのに」
「自分ばかり我慢している」
「自分なんていない方がいいかもしれない」

これ、全部一度は思ったことがあることです。

メンヘラ女子のころはどんなに素敵な人と付き合っても、自分から関係性をぶち壊していました。過去の元彼たちには本当に苦労をかけたな、と反省しています…。

「メンヘラ女子を卒業したい!!!!!」

そう思ってから早3年。現在は2つ年下の旦那と結婚してから3年目に突入できました。現在マカオと日本の遠距離ですが、健やかな日々を過ごすことができています。

メンヘラ女子を卒業したことで、人生が劇的に変わりました。最近できた友だちに、メンヘラ女子だった過去について話すと「え!!!!!!全く見えない!!」と言われるほどまで成長しました。

今回は、「メンヘラ女子から卒業したい!」と強く思っている方へメンヘラ女子な自分とお別れするためにやったことをすべて紹介します。

彼氏の携帯を覗いて大発狂!!!

メンヘラだと気がついたのは、当時付き合っていた彼氏の携帯を覗いたときでした。

わたしと付き合う2年以上前にやりとりしていた女の子とのメッセージの内容を見て大発狂!!!携帯を勝手に見た自分が悪いし、ましてや過去の話。にも関わらず「お前は絶対浮気する!!!!!!!」と勝手に決めつけて怒っていました。

当時の彼氏は、呆れた様子でわたしを見て「過去の話だし、今は連絡もとっていないよ」とのこと。そりゃ2年以上も遡れば、女の子とのやりとりも出てくるでしょと。

当時は過去との女の子とのやりとりさえも許せませんでした。彼氏と別れたたあと、振り返ってみたときに「これ、もしかしてメンヘラなのでは…?」と思いはじめました。

メンヘラ女子を卒業したいと思ったきっかけ

20歳になってから、1年〜1年半付き合っては別れて、新しい人と付き合うサイクルを繰り返していました。一定の期間以上は付き合えてはいるので、そこまで拗らせていないようにも見えます。でも、どうがんばっても結婚までたどり着けない…。

25歳になったとき、自分の恋愛の仕方に危機感を覚え、本気で結婚相手を探すことを決めました。

そのときにやったのが「理想の男性リスト」をつくること。できあがったリストを確認してみると、いままで付き合っていた人が自分の理想とする人と真逆の人と付き合っていることが判明しました。

理想の男性は「メンタルが安定している人」も含まれていました。過去の元彼たちを振り返ると、アップダウンが激しい人もなかにはいました。周りの人は自分の鏡なので、わたし自身に問題があるのではないかと思いはじめました。

そこから、脱!メンヘラ女子卒業!を掲げ、いまに至ります。

理想の男性に見合う女になるために

理想の男性リストを作成したあと「この人は、いまの自分を好きになってくれるだろうか?を考えました。残念ながら答えはノー。容姿、性格、スキルセットなど、全体的な底上げが必要なことがわかりました。

自信をつけるために、理想の男性が好きになりそうな女性について考えました。

  • 理想の男性:愛嬌がある人

→愛嬌がある人は、きっと愛嬌がある人と付き合いたいに違いない。

  • 理想の男性:自信がある

→自信がなさそうな人を周りに置かない。

  • 理想の男性:精神的に安定している

→メンヘラとは付き合わない

  • 理想の男性:私の仕事への理解がある

→私も、相手の仕事を尊重すべき

理想の男性が好きそうな人をブレイクダウンした結果、わたし側が一番ネックになりそうだったのがメンヘラ女子な一面でした。内面的に成熟している人は、メンヘラと付き合いたいと思わないだろうし、外見も清潔感があり愛嬌がある人を好むと感じました。

そこから、理想の男性が好きになりそうな女性像になるために自分磨きをはじめました。

「メンヘラ」の理解を深め、対策を練る

まず、メンヘラへの理解を深めました。そもそもメンヘラになる理由はなんなのか、どういうサイクルでメンヘラになってしまうのかを自分で観察したり、調べてみたりしました。

PMS対策

生理前にメンヘラになりがちなことがわかりました。いわゆるPMSってやつで、生理前にイライラしたりする症状のことを言います。

婦人科に行き低量ピルを服用してみたり、薬局で生理前に効く漢方を試してみたり。生理現象だからこそ、薬やサプリメントに頼って改善できるように心がけました。

低量ピルは食欲の増減や、同じ時間に飲み続けなければいけないことがネックだったので途中でやめました。現在はプレフェミンと言う西洋ハーブの治療薬を飲んでいます。

これ飲んでるときはイライラが収まって、安心します。特に生理前に「なんかモヤモヤ、イライラするな」と思ってから飲んでも効いてる気がするので、重宝してる。なくなったら逆に不安(笑)

*あくまで個人の感想です。

思考回路への対策

生理前以外のイライラ時期の多くは、仕事やプライベートの人間関係でうまくいかなかったとき。バット(気分が沈んだり、落ち込んだりする)に入ったときに、どう抜け出すかの対処法を学びました。

最近読んだ『頭んなか「メンヘラなとき」があります。』は、精神科医の方が書かれた本なので超おすすめ。タイトルにもある通り「人はメンヘラな人とそうじゃない人ではなく、誰しもがメンヘラになるときがある」という話が書いてあります。

紙に書いて、一度自分の感情を外から眺めてみるのも大事みたいなので、ぜひやってみて。

辛かった話を「勉強になった話」にする

メンヘラになってるときって、辛かった話をそのまま辛い感情で話しがち。

「このあいだ、こんなことがあってさ…。まだ辛くて…。どうしよう…。」

親しい友だちに、たまに話すくらいなら受け入れてもらえますが、毎回これはキツい。聞いている方もネガティブな気持ちになります。

でも、辛かったことを人に話したい気持ちもわかります。そんなときにおすすめなのが、辛かった話を「勉強になった話」として話すこと。

例として、2パターンの話し方をお見せします。

3ヶ月前、はじめてオーストラリアに留学したんだけど、そのとき全然英語が話せなくて…。道を聞いても、英語でしか返ってこないし絶望だった…。本当に辛かった…。

3ヶ月前、オーストラリアに行ったら全然英語話せなくてびっくり。
勉強せずに行ったから当たり前だけどね(笑)。現地ではじめて道を聞いたとき、何言ってるか全然わかんなくて「これはさすがに勉強しないとやばい!!」と思って必死に勉強したよ〜!
あのとき、留学行って危機感を感じられたことで「英語頑張ろう!」と思えたから結果的に良かったなと思うよ〜!

一つ目は「ただの辛かった話」を聞かされているだけですが、二つ目はどうでしょう。内容は同じなのに、少し耳触りがよくなった気がしませんか?

一見、相手が受け取りやすいために話し方を変えているように見えますが、この訓練こそがメンヘラ女子脱却のコツです。辛かったことを学びになったことに変換をすることで、辛いことが辛いまま終わらなくなる習慣が身につきます。

相手に受け取りやすい伝え方をする努力が、結果的に自分への副次的効果もある手法なので、ぜひ使ってみてください。

依存先を分散させる

メンヘラ女子の悪い癖は、依存先を一つに絞ってしまうことです。

彼氏、旦那のお世話係になっていませんか?
長い期間、パートナーだけと過ごしていませんか?

「彼のためを思って」がエスカレートしすぎると、どんどんメンヘラになります。視野が狭くなり、自分の考えが合っているかどうかの判断がわからなくなっていくんですよね。

おすすめなのは、依存先を複数持つことです。複数人と付き合いなさい、と言っているわけではありません。趣味や友だち、仕事など没頭できるものを増やし、パートナーへの依存を防ぐ効果があります。

わたしも依存先を分散させています。友だちと雑談する時間を作ったり、趣味のポーカーを嗜んだり。なんでもいいのですが「これをやっていると時間があっという間に過ぎる」と思うものを複数持っておくことが重要。

メンヘラになるときって、だいたい暇なとき。依存先を分散させておくことによって、メンヘラ発症を回避できます。

自分で自分を幸せにする意識を持つ

メンヘラ女子って「彼氏、旦那に幸せにしてもらいたい!」って思っている人が圧倒的に多い傾向があります。

結婚したら幸せになれる、というのは幻想。自分を幸せにしてくれる人は自分しかいません。パートナーはあくまでプラスアルファの幸せを分かち合う存在であり、自分を幸せにしてくれる人とはちょっと違います。

パートナにも、自分の人生がある。お互いが自立し、尊重し合えるからこそ結婚が成り立ちます。片方が頼りすぎたり、依存しすぎると一瞬で破錠します。

わたしも、この事実に結婚してから気がつきました。結婚したら旦那が幸せにしてくれるんだ、と思っていたころはわたしが髪を染めた後からまったくかわいいと言ってくれなくなった旦那に腹が立ち泣きながら訴えたこともあります。

でも、後から考えたらそれは間違いだったなとわかりました。旦那からの「かわいい」はプラスアルファであって、まずは自分が自分をかわいいと認めてあげなければなりません。

他人からの評価ばかり気にしていたら、他人の人生を生きていることになるので、そりゃアップダウンも激しくなってメンヘラにもなるわ…と思います。

メンヘラな自分を受け入れる

最後に「メンヘラな自分」を受け止めることについて話します。

え?メンヘラから脱却する方法じゃないの?と思われるかもしれません。ですが、この「ありのままの自分を受け入れてあげること」が重要なのです。

メンヘラな自分を外から見て、どうやったら抜け出せるかを一緒に考えてあげるのです。そうすることで、メンヘラになっているか否かに自分で気がつくことができます。

以前カンボジアに旦那と二人で行ったとき、メンヘラを発症しました。友だちがほとんどいない土地で、雑談できる相手は旦那だけ。仕事もかなり忙しかったので、友だちと電話する時間さえもほとんど取れていませんでした。

その結果、すべてのストレスが旦那に向いてしまうように…。ちょっとしたことでイライラしてしまったり、起きてもないことを被害妄想して強く当たってしまったり。

とっても温厚で頑張り屋さんな旦那に申し訳ないことをしたなと思っています。

現在わたしだけ日本に帰国をしました。旦那はマカオに行っているのですが、遠距離にも関わらず安定しています。日本で友だちと雑談をしているうちに落ち着いてきました。

メンヘラとうまく付き合えるようになってから、発症しても早めに対策を打てるようになりました。いまもときどき、出てきてしまうこともありますが、ほとんどが1~2週間で改善されます。

生理前のメンタルも、少しずつ安定してきています。薬のおかげもあるだろうし、メンヘラへの対処法をたくさん学んできたことも知識として身についてきたのかと。

少しでも、メンヘラに悩んでるみなさんが1日でも多く健やかに過ごせますように。

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はるはる
サポートしていただくと、わたしの思いが伝わったんだな。共感してもらったんだなと嬉しい気持ちになります。いつも応援ありがとうございます。