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「応援され力」の講演会を振り返って
ソフトボール選手の本庄遥です。
2019/08/09
サンクチュアリ出版にて、「応援され力」の講演会を行いました。
今回ご来場いただいたのは、スタッフを合わせて15名。初めての講演会だった私にとって、本当にちょうど良い人数だったなと感じています。
今回の講演会では、「スポンサー獲得法」「クラウドファンディング成功法」にプラスして、「応援される人になるためには」というタイトルでお話させていただきました。
また、ゲスト出演として、現在サポートしていただいているお二人に登壇していただき、なぜ私にスポンサーをしてくれたのか、そして今後どんな人をスポンサーしたいかなどについて言及しました。
(登壇していただいてる様子)
なぜ、「応援され力」が大切なのか。
私が今回お話した「応援され力」。
結論から言うと、あなたがこれから応援され力は収入を得るためにも信頼を得るためにも必ず必要なものと言えます。
応援される力というのは、競技の結果には直結しないものかもしれません。しかしながら、現在メジャースポーツとして年俸億単位でもらっている人がいる種目は、必ずサポーターがいます。
特に、野球選手を見ていただいたらわかると思うのですが、ファンサービスに長けており、普段からバラエティ番組に積極的に出演したり、活躍しているか否かではなく(もちろん一定ラインの実力が求められるが)ユーモアがある人にファンがつくことがよくあります。
「結果さえ出せばいい」と思っているアスリートはかなりの数いるように感じますが、ではなぜ「勝ちたい」のでしょうか?
年俸が上がるから?肩書きが欲しいから?親を喜ばせたいから?
人によって色んな意味合いがあると思います。ここでお伝えしておきたいのは「自分のためではなく、『誰かのために』頑張れる選手、その競技自体を選手に頑張っている選手には必ず結果がついてくる」ということです。
どういうことかというと、誰かのために頑張る選手には、サポーターが必ずいます。今仮ににいないと回答する人がいれば、その方が周りの存在に気がつけていないのかもしれません。
あなたの一番身近なサポーターは親です。仮に厳しい親だったり、見放された経験がある方もいるかもしれませんが、あなたを今の状態まで育ててくれたことは間違いないと思います。
また、周りの友だちにもあなたのことを応援してくれている人は少なからずいます。まずはそこに気がつくところから始めてみてください。
応援され力が高ければ高いほど、あなたの「人間的価値」がどんどん上がっていくことを実感することができます。
スポンサーを獲得するためにするべきこと
講演会で詳しくお話したのですが、やはり相手との信頼関係を持ち続けることだと思います。スポンサーになりうる人にたいしてだけではなく、普段から応援してもらえる人たちに徹底的にギブする。
それがスポンサー獲得のための秘訣です。
スポンサー獲得をしようと思うと、ついつい相手に対して「ちょうだい」と言ってしまう人も少なくありません。もしあなたがスポンサーをするならば、どんな人を応援したくなるか、どんな人だったらお金を出してもいいと思えるかを考えてみてください。
また、金額設定も非常に大切です。安売りしすぎず、高く張しすぎず、自分の価値がどれくらいあるのかを考えて、それを相手に提示する。これも非常に大切です。
クラウドファンディングについて
クラウドファンディングは「信用をお金に換える装置」とよく聞いたことがある方もおられるかと思います。これは、キングコングの西野さんがよくおっしゃっている言葉です。
「損して得とれ」という言葉があるように、価値を先に提供してしまったものがちです。
返報性の法則(他者から何かをもらったら何かを返さなきゃいけないと思う心理)があるように、人は与えてもらった分だけ返さなきゃいけないと思ってしまうんですよね。
クラウドファンディングも同じで、あなた自身ができるだけたくさんの「give」をずーっとし続けていると、自ずと相手が「何か返さなきゃ!あ!クラファンやってる!今だ!」というかたちでお返しすることがよくあります。
心理的なところって想像以上に重要なので、「自分がされて嬉しいこと」はどんどん周りにしていきましょう。(もはや何もない日に突然「いつもありがとう」とジュースを一本渡すだけでもいいですよ。)
応援され力を磨いて自立しよう
現役選手として、本気で頂点を狙いにいくためには、それなりの金銭的な余裕(=精神的な余裕)と環境が必ず必要です。
そのためにも、アルバイトや仕事をしながら競技を続けていくことって非常に大変なことだとも感じています。
では、そのためにはどうしたらいいのか、を考えたときに自己ブランディングをして、自分の活動を発信し、応援されるような環境を自らつくることが大切なんですよね。
極端な話、あなたのサポーターの方々がダイレクトに総額20万円程度出してくれれば、あなたは金銭的にそこそこ自立することになります。
スポンサーももちろんそうですが、ファンからダイレクトにお金をもらうこともできる時代になってきたので、そういった場所も作っていくことが大切ですね。
もっと深めるために、ぜひ講演会の様子をこちらで見てみてくださいね。
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