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10社以上とフルリモートで仕事をしたら、ワークライフバランスが整うようになった。

昨今、「フルリモート」での働き方が当たり前になってきました。やったことがない人からすると「サボり放題で楽そうな仕事だな」という印象を持たれることも多く、実態が正しく伝わっていないような気がします。

フルリモートで働き始めた当初のわたしも「出社せずに働けるのいいな」という軽はずみな気持ちでした。今となっては、私にとってワークライフバランスを取るために必要不可欠なものとなっています。

この記事では、フルリモートの実態や働き方、仕事の獲得方法について紹介していきます。

フルリモートワークとは?

フルリモートワークとは、日本語に直すと「完全な遠隔での仕事」という意味になります。出社義務が一切なく、働く場所を自分で選んで働くことができます。

リモートと言って「一部の仕事は遠隔で行える状態」をつくっている企業もあります。最近では、ハイブリッド型で、出社とリモートでの働き方を推奨する企業も増えてきました。

テレワーク、在宅ワークなども、同じような場面で使われることが多い言葉ですよね。テレワークは行政などでよく使われる言葉で、意味はリモートワークとほとんど同じです。

在宅ワークは、自宅で仕事をすることを指します。会社によっては、出社はしなくて良いが、家で仕事をするよう義務付けられている会社もあります。

リモートワークの実態

あなたの周りでリモートワークを実施されている方はいますか?この記事を読んでいるあなたは、周りにリモートワークをされている方が少なかったり、はたまたまったくいない方もいらっしゃると思います。

それもそのはず。日本でリモートワークを実施している企業はたった10%で、その中でもフルリモートはなんと、たったの6%…!!!

フルリモートやハイブリット型の働き方を理想としている人は、40%もいるに、企業の導入が追いついていないことが現状です。(引用:テレワークをテレワークを導入している企業を紹介!割合が高い業界や就職するメリットについて解説)。

フルリモートのメリット

企業側のフルリモートを導入する最大のメリットは「住んでいる場所に関わらないので、世界中から優秀な人材を確保することができること」です。

従業員側のメリットは「出社をする必要がないこと」です。子育てをしている方や持病を抱えて外に出ることができない方も隔てなく仕事ができることが特徴です。

また、姿勢や服装を気にせず働けることも特徴的。ヘルニアを持っている人は、適度に姿勢を変えながら仕事をすることができますし、顔出しが必要じゃない会社であれば、ラフで動きやすい服装で仕事をすることができます。

自宅であればベッドやソファで休憩することができます。体調が万全でないとき、少し寝不足なときでも体調を大きく崩すことなく仕事をすることができます。

フルリモートでの働き方

「フルリモート」と聞くと、誰にも見られていないしサボりやすいのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。ですが、実態は大きく異なり、完全実力主義になります。

出社をしているときよりも、お互いのことが見えないからこそ、常に数字やアウトプット量で見られます。

現在わたしは、カスタマーサクセスやセールスの仕事をフルリモートで行っています。そのため、お客さんによっては土日の対応が必要なケースも多く、丸っと1日休む日はほとんどありません(セルフブラックな働き方です)。

その代わり、平日に予定が入っても気兼ねなく遊びにいくようにしており、仕事と仕事の間で友だちとランチに行くこともあります。普段は海外のいろんな国で生活をしており、移動日などは仕事を調整してから飛行機に乗るようにしています。

フルリモートで働ける職種

基本的に、IT系の仕事であれば、フルリモートでできる仕事ばかりです。セールス、マーケティング、HR、デザイン、コーディング、事務作業など一般的な仕事であれば、どんな職種でもフルリモートで働けます。

わたし自身、セールス、マーケティング、HRの領域全般フルリモートで仕事をしたことがあります。どれも働きやすく、オフラインが必須になる業務はひとつもないと感じています。

フルリモートで仕事を取る方法

フルリモートでも働いてほしいと思える人材かどうか

大前提、あなた自身がフルリモートで働いてほしいと思える人材になっているかどうかが鍵になります。これは、フルリモートかどうか以前の問題ですが「優秀な人材になる」は確実に抑えるべきポイントです。

オンライン上での仕事になるので、上司や同僚とはやり過ぎなくらいコミュニケーションをとることが必須。「この人、最近なんの仕事しているんだろう」と思われたらそこで終了です。

日々、どんなアクションをしたのか、どんな仕事してどんなことを考えていたのかをしっかりアウトプットすることが重要です。

フルリモートを推奨している企業を探す

当たり前ですが、フルリモートをすでに推奨している企業の方が圧倒的にフルリモートで働ける確率が上がります。まずはフルリモートを推奨している会社を探しましょう。

とはいえ、フルリモートで働ける職場を探すのは意外と大変ですよね。求人を調べてみても、ほとんどが事務作業系の仕事しか出ていません。

そこでおすすめなのが、カジュアル面談で働き方を直接社員の方に聞いてしまうことです。わたしも仕事を探す際によく使っているのがカジュアル面談プラットフォームのPitta。

企業の中の人と直接繋がることができ、働き方に関する不安を解消してからエントリーすることができます。入社後に「こんなはずじゃなかった」ということがないように、カジュアル面談をしてから、自身にあった働き方を探してみましょう。

最後に

社会人になった当初、わたしは海外を飛び回るアスリートとして活動をしていました。定期的に海外に行く関係で、出社義務がある会社とは仕事ができず、消去法でフルリモートで働ける仕事を探していました。

現在は、フルリモートで働けることを条件に採用をしてくれる企業としか働かなくなりました。裏を返すと「フルリモートであったとしても、私と一緒に働きたいと思ってもらえる人材であり続けること」が私にとって必要なスキルでした。

だからこそ、成長し続けられる環境に身を置き働いていかなければならないと感じています。フルリモートはいわば出社をしていない人たちよりも結果を出すくらいじゃないと評価してもらえない存在(出社している人が偉いって思っている会社が本当はおかしいんですけどね…)にならなければならないと思います。

もしかしたら、想像していたよりも大変なんだなと思われた方もいるかもしれません。自由な環境で仕事をしたい、子育てと両立したいと思っている方には最高の環境ですので、ぜひチャレンジしていただきたいです。

 

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はるはる
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