学生、監督コーチは怪我を甘くみすぎている。
大学2年生のときに起こった原因不明の怪我。最近トレーナーの方に診てもらったところ、大学に入ってから一気にパソコン作業が増えて巻き方になってきたことと、環境の変化により引き起こった可能性が高いことがわかってきました。
高校生の頃までは全く痛くなかったのに、大学に入って2年生のときに痛みを覚えたことを考えてもかなり辻褄が合います。
今回久しぶりに首の寝違えから肩の痛みを伴ったのですが、なんと3日も安静にしていればすぐに治ってしまったのです。学生時代は週6〜7日の練習が当たり前。そんな状況で首の寝違えくらいで休むことはできませんでした。
学生の頃って、まずそもそも「どこかが痛い」と監督に伝えるハードルが非常に高いです。怪我をしていることを伝えたら試合に出られなくなるかもしれない。そんな恐怖と戦っています。
そのせいで、怪我をしてから無理をして練習を続けてしまい、結果的に試合に間に合わない大きな怪我に発展してしまうケースも少なくありません。
学生アスリート自身の怪我に対する認識が甘いのと、監督、コーチとの関係性があまりにも上下関係すぎることで、怪我人が多発してしまうのです。さらに、高校野球などでは怪我をしていることを知っているのに無理して投げさせるチームさえもあります。
当たり前ですが、本人は投げたい気持ちでいっぱいです。しかし、将来性を考えるのであれば、すぐにでも止めてあげるべきです。
私が日本一になったときに感じた「高校で日本一をとることがどれほどすごいことで、どれだけ認知度が低いことか」を考えると、高校生の全国大会「だけ」に重きを置くのは間違っているなと思います。
優勝は一時的なもの。体は一生物。何を大事にするか、人生の物差しで測るべきです。私も結局今海外で活動しているのは結果論です。もしかしたらもう少し日本で活動した後に海外に行き、もっと高いレベルでソフトボールをしていたかもしれません。
後悔しているわけではありませんが、大学ぶりに肩の怪我が蘇り、経験したことで「あのときたった3日だけ休んでいればな」とふと我に返った時間でした。
みなさんも怪我には是非気をつけてくださいね。
そして、学校に勤めている皆さん、保護者の皆さん、私の二の舞になってほしくないので、生徒さん、お子さんの変化には十分注意してして見てあげてほしいです。よろしくお願いします。
サポートしていただくと、わたしの思いが伝わったんだな。共感してもらったんだなと嬉しい気持ちになります。いつも応援ありがとうございます。