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【AviUtl】 「拡大率」と「サイズ」の違い
AviUtlには拡大率とサイズというパラメータが存在します。
どちらも似ているようで、全く違うものです。
違いを知らなければ、動画編集する際に損をしてしまいます。
今回は「拡大率」と「サイズ」の違いについて説明しようと思います。
「拡大率」について
「拡大率」とは読んで字の如く、どれくらい拡大・縮小したのかを表す値です。
元の画像やテキストを無理やり引き延ばすので、大きくすればするほど画質が悪くなります。
利用できる場面としては、ゆっくり拡大したり縮小したりして簡単なエフェクトとして利用できます。
テキストの場合は、ある程度サイズ変更で対処可能ですので、主に写真や動画に用いることが多いと思います。
「サイズ」について
「サイズ」は、素材そのもののサイズを大きくしたり小さくしたりする値です。
メリットとしては、拡大率とは違い無理やり引き延ばしているわけではないので、ある程度画質はキレイなまま大きくすることが出来ます。
しかし、デメリットもあります。
それは、あまり大きくできないことです。
拡大率は、最大で800%まで拡大できますが、「サイズ」は256までしか値を上げることが出来ません。
「拡大率」と「サイズ」の上手な使い方
先ほど述べた通り、互いにメリットとデメリットが存在します。
そんな二つの上手な使い方を紹介します。
編集物をとにかく大きくしたい時
編集物をとにかく大きくしたい時があるでしょう???
この場合、「拡大率」と「サイズ」二つのパラメータを利用します。
「サイズ」を上げる
「サイズ」は画質を落とさずに大きくすることが出来ます。なので、とにかく大きくしたいときは「サイズ」を用いて出来るだけキレイなまま大きくします。「拡大率」を上げる
「サイズ」の値を変更して大きくした編集物を「拡大率」を用いてさらに大きくしていきます。こうすることで、キレイな画質を保ったまま大きくすることが出来ます。
まとめ
どうでしたでしょうか。
日ごろなんとなく使っているものでも詳しく知ることによって、より利用する幅が広がると思います。
「拡大率」と「サイズ」は、似ていて違うものであり、出来ることはそれぞれとても多いです。
この二つをうまく利用して動画編集の腕をさらに磨いていきましょう!!