見出し画像

なずな(ひらかた野草日記)

春の七草にも数えられるナズナ。別名の「ペンペングサ」の方がよく知られているかもしれませんね。

七草として食べられるのは冬~春にかけての若い苗葉で、豊富な栄養を含んでいるため古来から冬の貴重な栄養源として人々を支えてきた植物です。

「ペンペングサが生える」という慣用句から知られる通り、どんな荒れ地でも生育するパワフルな植物です。実の形が三味線のバチに似ていることからこの名がついたと言われていますが、西洋ではこの実を「羊飼いの財布」と表現しています。

古来から人々を支えたナズナの花言葉は「無病息災」。コロナショックに戸惑う我々としては、今こそ恩恵にあやかりたいものですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?