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せり(ひらかた野草日記)

「春の七草」にも数えられる日本原産の多年草。
水田の畔や湿地に生え、独特の強い香りが特徴です。

競り合うように一所に成長することから「せり」の名がついたとされます。
漢字の「芹」の字は細かく刻むという意味の「斤」に草かんむりで、
小刻みな葉を持つセリの特徴を表しているのだとか。

古くから食用として親しまれている野草で、
万葉集の和歌に詠まれたり、聖徳太子に纏わるお話が残っています。

枚方でも淀川河川敷や小川、水田の際などに見られますが、
ドクゼリという似た植物もあるので食用には注意が必要ですよ!


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