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【自作曲解説】____2641


■曲データ

【タイトル】____2641
【BPM】124
【Key】
【拍子】4/4




■表現したかった事

「無色の惑星」
近未来に色んな惑星に旅行に行けるとして、その惑星のイメージソングを作る。
僕らが住む星はきっと元々色なんて無くて、そこにいるモノ達が色を付けていくものなのかもね。
「僕にはこの色に見えるよ」という曲です。



■制作の流れ

原曲は2024年10月に制作。

原曲は過去に制作した「太陽系をイメージしたインスト曲」の中の「地球旅行」という曲です。

あんまり原曲のカケラも残ってない気もしますが、、、この曲をオマージュするのは「近未来に色んな惑星に旅行に行けるとして、その惑星のイメージソングを作る」というコンセプトを考えた時に決めていました。


という訳で原曲(?)のリフをモチーフに広げました。
そのリフを奏でるのはストリングス。
「Native Instrumets KONTAKT7」の「SESSION STRINGS PRO 2」をチェロ、ヴィオラ、ヴァイオリン2本の4声。

原曲のリフもそうですが、この曲の影の主役っぽくなりました。
ストリングスアレンジのセオリーとかあんまり良く分かんないんですけど、僕の中ではフレーズを考えるのが楽しい楽器です。
表情が良く分かる楽器たちな気がします。


クワイアは「Native Instruments KONTAKT7」の「FACTORY LIBRARY2」。

今回は男声と女声で分けてフレーズを考えてみました。
音源がリアルになると考える事が増えて難しくなる気もします。
音源がリアルだからそれに引っ張られて誤魔化しが効かなくなる。
最近、僕はそれが良い要素に感じるようになってきました。


ピアノは「4Front TruePianos」

コード用、メロディー用、リリースカットピアノ用で3本。
原曲もピアノがメインだったので役割は同じ感じになりました。
コード進行とかメロディーとか全然違うけど(笑)


ドラムは「inMusic BFD3」。

躍動感が欲しくて生ドラムでフレーズを組み立ててみました。
ハイハットやライドシンバルは結構打ち込み頑張ったかも。
あと、ベースにローを任せようと思いキックはアタック強めな感じで。
BFD3のキットは「Oblivion」。


ベースは「Native Instruments MASSIVE」。

メイン、サブ共に「Native Instruments MASSIVE」で重ねています。
フレーズはシンプルにして土台を支える感じに。


シンセは「Native Instruments MASSIVE」と「BEHRINGER Model D」。

パッドは「Native Instruments MASSIVE」、リードは「Native Instruments MASSIVE」と「BEHRINGER Model D」を混ぜています。
パッドは全体の広がりを作る感じに、リードは強く印象に残るよう芯を感じる音色に。
久しぶりに「iZotope stutter edit2」で加工もしました。
リードのフレーズは二転三転しましたが、自分の中でエモメロな気がするのでそれだけでOK(笑)


オルガンは「Native Instruments KONTAKT7」の「Vintage Organs」。

ちょっとしたソロのような感じで弾いてみましたが、意外と良い感じになった気がします。
歪み多めで少し攻めた感じの音色に。


ミックスは時間短めにやったので悩む事はやめました(笑)
広がりは意識してパン振りやリバーブかけたり。
時間短かったから後で反省点いっぱい出そう。
まぁ、それも良い経験ですな。


そういえば、、、タイトルも思い付かなくて悩みました。

そして、最終的に空白になりました(笑)
でも、「僕にはこの色に見えるよ」が一番合うのは空白な気もしています。


最終形態はこうなりました。


■主な使用音源(プラグイン)

・4Front TruePianos

・inMUSIC BFD3

・Native Instruments KONTAKT7

・Native Instruments MASSIVE

https://www.native-instruments.com/jp/products/komplete/synths/massive/

■終わりに

意図してませんでしたが、歌モノ曲、インスト曲、新曲、過去曲のリメイクなどなど、、、数えたら、「遙として投稿する49曲目」でした。

このポストは間違いですね(笑)
12月投稿予定の今年最後の曲で記念すべき「50曲目」。
個人投稿5年目だから1年で10曲ペースぐらい。
やべー、頑張ってる~。


最近、「そんなに人気も無いくせに自己満でアーティスト気取ってカッコ悪い」と思われている気がする事もあります。
売れてるとかブランドも無くて、演奏が上手くも無くて、作曲能力も大したことない、イケメンでも無い、、、そして、若い女でも無い(笑)
数えると星の数ほどマイナス要素がある。
でも、22歳くらいの時に言われた言葉で僕の救いになっている言葉があります。

「~するために生まれてきたと思いなさい」

僕はきっと「音楽をするために生まれてきた」、「ゲームをするために生まれてきた」、「浦和レッズを応援するために生まれてきた」、「仲間と人生を過ごすために生まれてきた」、「嫁さんと人生を過ごすために生まれてきた」、、、


これからも「~するために生まれてきた」と思えるモノを増やす事に人生を捧げたい。
そんなオジサンが作った「今住んでいるこの星をイメージしたインスト曲」。
ゴメンな、、、今の僕にはこの曲が精一杯だ!

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