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2020年に発売された、最新VRハードウェアの話

VR Weekly news、前回はソフトウェアについて書きましたが、
今回は今年発売/発表されたハードウェア(VRゴーグル/HMD)まとめと、
先月発売のOculus Quest 2体験レビューについて書きたいと思います。

HMDの種類

この記事を読んでいただいているみなさんには当たり前のことかもしれませんが、HMDは大きく4つに分類されます。

HMDさえあればVRが体験できる、スタンドアローン型(一体型)
パソコンにつないで体験する、PC VR
ゲーム機につないで体験する、ゲーム機VR
スマホで体験する、スマホVR

まずは、それぞれのカテゴリで2020年に発売(発表)されたHMDを紹介します。

スタンドアローン型

Oculus Quest 2

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概要
・2020年10月13日発売(日本)
・6DoF(Degree of Freedom)対応
・家電量販店などで気軽に購入可能
・解像度:1832×1920
・トラッキング:インサイドアウト式
Snapdragon XR2プラットフォーム搭載
・RAM(メモリ):6GB(初代に比べ処理速度が2倍)
・重量:503g
・64GBモデル:3万7100円、256GBモデル:4万9200円

感想
Oculus Goでは、3DoF(X,Y,Z軸の動き=頭の回転や傾きに対応)
でしたが6DoF対応になったことで、上下左右前後の動きに対応でき
VR空間内で動くことができるようになったこと
それも、スピードや解像度高くなったことが大きな変化だと思います。

ちなみに初代のOculus Goは今年販売終了となりました。
2018年に発売されてから、主にGoを使って研究をしていた私としては
少し名残惜しいですが、猛スピードでどんどん進化していっている
ということですね。

PC VR

VIVE Cosmos Elite

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概要
・2020年3月27日発売(日本)
・解像度:2880×1700(合計)
・「VIVE Cosmos」のバリエーションモデル(上位モデル)
・トラッキング:アウトサイドイン式
・VIVEトラッカー利用可能
・対応:Windows ® 10
・RAM(メモリ):4 GB 以上
・重量:503g
・10万9999円

感想
解像度が良すぎる件と、前回のVIVE Cosmosがインサイドアウト式(HMDに搭載されているカメラやセンサでトラッキング)だったのがアウトサイドイン方式(カメラやセンサを設置してトラッキング)になったことが気になりました。

ベースステーションとVIVEの売りでもあるVIVEトラッカーを用いた高度なトラッキングが体験の質を高めていることなのかなと思います。
しかし、Macユーザー&狭い部屋に住んでいる私としては、なかなか手が出しづらいというのが正直なところです。

ゲーム機VR

PSVR2(仮)

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概要(非公式情報)
・発売日未発表(おそらく2022年〜)
・解像度:(おそらく)2560×1440
・(おそらく)ワイヤレス
・(おそらく)アイトラッキング付き
・(おそらく)VR酔いが軽減
・(おそらく&希望)5万円

現段階で出願している特許
①「ヘッドマウントディスプレイ、制御方法及びプログラム」
(おそらく)ワイヤレスを視野にいれているのでしょうか!?

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②グローブ型コントローラ
VR空間内での手の動きを正確に再現できたり、ボタンではない直感的な入力で操作ができるのではないでしょうか!?

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③VRセカンドスクリーン「Second Screen Virtual Window Into VR Environment」
OculusなどもアプリでVR画面の共有ができますが、
アプリなどを介さなくても共有できるようになるのでしょうか!?

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感想
現段階で取得している特許からだけでも、とにかく発売が楽しみですが
特にグローブ型のコントローラのハプティックフィードバックが
どんな感じなのか、、、早く体験したいですね!


スマホVR

エレコム VRG-BT02BK

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概要
・2020年10月上旬発売
・対応機器:4~6.5インチスマホ
・本体サイズ:198 × 110 × 135 mm
・Bluetooth®コントローラ一体型
・ゴーグルに付いたコントローラから直接操作可能
・非球面光学レンズ
・スロットイン方式
・目幅調節機構・ピント調節機構搭載
・本体重量:393g
・4,973円

感想
個人的には、スマホVRを使ったことのある方なら、みんな感じているだろう
スマホを装着するときの難儀さたるや…(バチンッってなったり、全然ハマらなかったり…付けたはいいが取れなくなったり…)
これがCDやDVD機械で採用されているスロットイン方式になっているのが
とても良いなと思いました。

あとは、コントローラーがハンドコントローラーではなく一体化されているのは、慣れるまでコントローラの場所がわからず一度HMD外す…
みたいなことにならないのか気になるところです。

Oculus Quest 2 体験レビュー

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我が家のお犬様も興味津々。
これまでのHMDに比べて丸く柔らかい印象のシルエット。
ホワイトなのも可愛いですね。(なぜHMDは黒が多いのでしょうか)

装着してソフトウェアのセットアップ。
ガーディアン領域の設定も早く、視界もかなりクリアです。
コントローラのフィードバックがしっかりめになった気がします。

前回の記事で人と繋がるソフトウエアの話をしていたので、
VR Chatに入ってみました。
ミラーリングしていたスマホのスクショだと画面が荒くなるのが残念ですが、実際はもっと綺麗に見えています。

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会話したり、コントローラを使って手を振ってみたり、
動きもスムーズで、画面が固まったり…ということはありませんでした。
アプリのダウンロードやロード、ホームへの戻りなども早くなっていると思います。

Oculus Questから70g近く軽くなったとはいえ、
動ける分、動くと首に負荷が…というペインはありましたが、
それ以外はとてもよかったので、他のアプリも使ってみたいと思います!

まとめ

今回は、スタンドアローン型のOculus Quest 2、PC VRのVIVE Cosmos Elite、ゲーム機VRのPSVR2の推測、スマホVRのエレコムVRG-BT02BKについてまとめました。

次回は、VRのビジネス活用について考えたいと思います。

参考:
【2020年版】VRゴーグル(HMD)の種類を発売日順にまとめてみた【21選】
【2020年最新版】「PSVR2」はどうなる? これまでの情報・発表まとめ



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