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専業主婦になるなんて、ちっとも考えたことがなかったわたしが今思うこと

こんにちは。

わたしは妊娠を機に仕事を辞め、現在専業主婦歴、1年と1か月です。
正確に言うと、転職が決まっていたのですが、
つわりが酷すぎて内定を辞退しました。
入社して1年もたたずに産休に入るのも気が引けますしね。

専業主婦になる前の仕事

新卒で入った食品メーカーの会社では、営業をしていました。
その頃読んでいた本で、目指すなら会社のナンバーワンではなく
業界ナンバーワンを目指せと書いていたので、
目標は業界ナンバーワンの営業マンになることでした笑

業界どころか会社のナンバーワンにもなれませんでしたが、
そこそこの成績でした。
人間関係や働く環境はすこぶる良い職場でしたので、
辞めるのはもったいないと周りからも、リクルートの方にも言われましたが
とにかく営業ではない仕事をしてみたかったので、転職を決意しました。
結局、辞める話をしてから退職するまでに半年以上かかりました。

そして営業時代によくしていただいていた、社長の秘書になりました。
秘書と言っても、ほぼ運転手。
ですが色んな場所に同行させてもらい、多くの人と名刺交換をしました。
その名刺が今のわたしの役に立っているかと聞かれると
全くそうではないのですが笑 
色んなジャンルの方々とお話をさせていただき、勉強になりました。

ただ、とんでもないブラック企業でした。
お休みは月に2回か3回。
会社のグループチャットは常にピコンピコン。
(社長が思いついたことを、バンバン送ってくる。)
その思いつきを、すぐに形にしなければならない。
出張に頻繁に行っていた為、空港への送り迎えはだいだい早朝か夜遅く。

でもまぁ、大きい会社でもなかったですし、
ブラック企業というよりかは、頑張らせてくれる環境?
みたいに思っていました。
時間も体力も使って仕事をするのが、1番結果を出せるとも
思っていました。
小さい会社だったので、会社の仕組みやお金の流れを知ることも出来たし、
自分の意見は反映するスピードも早かったので、やりがいはあったと
思います。

その時期、ちょうど現在の夫であるパートナーと、
同棲を開始した頃でもありました。
転職して、休みもなく働きどんどん疲れていくわたしを
見て、彼は言いました。

「仕事から帰ってきた時に、家が暗いのが寂しい。」

何言ってんだ、という発言に思えるかもしれませんが、
わたしにとって、体大丈夫?や働きすぎだよ、もっと一緒にいたい。
などと言われるよりも、
よっぽど自分の働き方について考えさせられました。
前の会社で、壮大な送別をしてもらったので、転職先をすぐ辞めるのは
なんだか多方面に申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、
辞めようと決意が固まりました。

わたしの性格を鑑みて、こういう言葉をかけてくれたのかは、
分かりませんが、夫には本当に感謝しています。
そうしてわたしは、ブラック企業を辞め、近所でゆるりとアルバイトを
したのちに、妊娠し専業主婦となります。

専業主婦になって思うこと

ふと幸せを感じる瞬間があります。
言うなれば、それは特別な日の豪華なディナーではなく、
肌寒くなってきた頃に食べるおでん、といった感覚です。

自分はどんなことに幸せを感じるのだろう、
どんなことを本当はしたかったんだっけ、、、
理想の自分とは。
そんなことを考え、やりたいことをやってみる。
この時間を与えてくれた、夫に大変感謝しております。

もちろん元々2馬力だったのが、1馬力になったので、
生活は必要最低限の文化的な生活、といったところです。笑

ですが、買いたいものをすぐ買えないことなんて、
ちっともストレスではなく、
むしろ心が豊かになりました。

人生において、自分が本当に大切にしたいことを
知ることが出来て、それに全力投球をする。
他人がどう思うかは関係なくて、自分の大好きな人たちを
守りたい。
今は自分でも良い生き方をしてるな、と思っています。笑

仕事は嫌いじゃないし、人生において最大のストレスとなる
人間関係もうまくやれている方だったとは思います。
それでも、今、専業主婦になって、
知らなかった世界を知ることが出来ました。

何より、毎日が楽しいです!!!!笑

ありがとう夫!!!!

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