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プレイヤーズコンベンション愛知2022参加レポ

1.前置き

おはようございます。先日参加したGP(プレイヤーズコンベンション)は非常ににぎわっており、自身初めての1,000人オーダーの大型イベントということもあって色々楽しめたのでゆるっとノートに書こうと思います。

また、僕自身の自己紹介は以下の記事2本にありますので、気になる方はこちらをお読みください。
 


2. プレイヤーズコンベンション

今回、僕はパイオニアのグランプリイベントに参加してきました。参加人数は700オーバーの大会でこんなに大きな競技大会は僕自身初めてで、非常にいい経験ができたなと思っています。

2.1.デッキ選択

デッキ選択としていくつか候補があり、一つはラクドスミッドレンジ、もう一つはラクドスサクリファイス、最後にパルへリオンシュート、この中から当初は練習し環境によってデッキを選択しようと考えていました。しかし、世の中そんなに順調にデッキ選択が進むはずはなく、大きな壁が僕に立ちはだかりました。

練習時間がないンゴゴゴゴ…

大会前の僕のスケジュールは大学院2年生ということもあって、修士論文のための実験、研究進捗会の発表用スライド、学会のあれこれとてんやわんや。このトンデモスケジュールの中で、僕はデッキ選択から練習、そして完成までしなければならかったのです。結局、この問題は解決することもなく、そのままデッキ登録締め切りの時間に・・・

さっさとパイオニアに移行してくれよな

そんな言い訳をしても意味はないので、上3つからパルへリオンシュートを握ろうと思いました。理由は、もともとサイクル1でずっと使っていたこと、プランとサイドボーディングがシンプルかつ分かりやすいことが、今の僕には最適なデッキだと判断しました。しかし、このデッキにはとてつもない弱点があります。それは、シンプルゆえに脆すぎることです。パイオニアの墓地対策は様々あり、未認可霊柩車、真っ白、安らかなる眠りなどカードを上げていけばキリがありません。それだけでなく、緑単信心などに使われている大いなる創造者、カーンの常在能力も致命的に効きます。

パルへリオンシュート許さないマンたち

そういったカードの入ってくるデッキはもちろん対策が必須です。例えば、2マナ以下の置物だとウィザーブルームの命令、真っ白なら墓地を肥やすカードを手札にためておく、カーンは断割や羅利骨灰といった感じに対策のしようはいくらでもあります。

それを踏まえたデッキリストがこちら…

アブザンパルへリオン

このデッキの特徴は異界の進化と沈黙が2枚づつ入っている点です。この4枚はウィザーブルームの命令と入れ替えました。理由としては、相手のカーンや除去が構えられたターンには沈黙を絡めて発射したいのと、異界の進化を追加の脂牙カウントして、とにかくメインは必ず取ることを意識しました。サイド後から入ってくるであろう墓地対策は羅利骨灰や衰微でかわすことができるのですが、カーンやPWのためにカードを取り始めると、生物の枚数が少なくなることから、忌まわしい回収がレアリティ通りのカードになってしまう、生物の少なさゆえにゲームを決めきれず様々なデッキの都合のいいレンジに入ることを嫌ったためです。

供給者サクって勝ち!

ウィザーブルームの命令は正直に言って、この4枚と差し替える必要のないカードだと思います。このカードの方がやれることが器用なため間違いなく強いです。ただし、器用な分、対処していくうちに相手のレンジに入ってしまいゲームが難しくなってしまうことから練習時間を取るカードだと思ったため入れ替えました。

対策除去から生物に触れて、ライフを詰めたり墓地も肥える。
なんでもできる!

似たようなカードで言うとウルヴェンワルド横断の不採用についてですが、異界の進化に比べて即効性がなく準備がいるカードだと思ったため見送りました。マナスクの解消もメリットですが土地がそもそも回収しやすい構築なので、これ以上入れても意味がないと判断しました。

2.2.結果

結果は以下の通りです

1.緑単 2-0
2.アタルカレッド 1-2
3.緑単 2-1
4.ラクドス 1-2
5.ファイアーズ 0-2

2-3ドロップ!

メインはファイアーズ以外取ることができましたが、サイド後に対応されてしまい負ける試合が多い印象でした。ゲーム全体を通して沈黙は本当に弱く、沈黙を絡めながらゲームを終わらせるよりもさっさと脂牙と異界の進化をぶつけた方が強かったです。しかし、異界の進化は周りの評価は最悪だったのですが、とがった性能も含めて非常に強いカード、もっと試されるべきカードだと思いました。今回はリスト非公開制だったので強く働きましたが、公開制だと対処が楽なカードには変わりないので大会の性質に依存するカードなのかなと感じました。

2.3.改善点

サイドボードのカードに不満点は全くありませんが、メインの異界の進化と沈黙の計4枚は、すべてウィザーブルームの命令にするか、異界の進化にするかとどちらかに寄せた方がいいと思いました。このデッキはミッドレンジにもシュートコンボにもふるまえるデッキですので、後ろ向きなカードよりもこの2種類に寄せた方がいいと思いました。

”万能”ウィザーブルームの命令、”不可避の速攻”異界の進化


3.最後に

パイオニアイベントは非常に楽しく、素晴らしい機会でした。やはり、僕は競技マジックが好きだと実感できましたし、ひりついた空気が大好きです。なんといっても印象的なのは、4R目のラクドスのプレイヤーが今大会のチャンピオンになったことです。受けの作り方から、コンバットと本当にうますぎて、口あんぐりになりました。対戦したわずかな時間でも学びを得た最高の時間でした。海沼選手、本当におめでとうございます。

今大会は久しぶりに開催された大型イベントでしたが、初めて参加したグランプリイベントの熱を肌で感じ、最大限この場を楽しむためにはもっと強くならなければならないと思えた最高のイベントでした。皆様本当に長い2日間お疲れさまでした。本当に楽しかった!!!

次は3月に横浜で大型イベントがあるみたいですね。僕も参加しようと思っています。

では、またいつか!

4.次回予告

やめて!修士論文の特殊能力で、ハルカのスケジュールを焼き払われたら、闇のゲームで次回のグランプリイベントの参加の予定が燃え尽きちゃう!

お願い、死なないでハルカ!

あんたが今ここで倒れたら、林さん(先輩)や古城(同級生)との約束はどうなっちゃうの?

ライフはまだ残ってる。ここを耐えれば、修士論文に勝てるんだから!


次回「ハルカ死す」デュエルスタンバイ!

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