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むかしの記憶

今日、ある人がこんなことを言った。

「部活の引退式のときに友達が言ってた言葉が印象的でね…」

久々に高校時代の友達と呑みに行ったらしい。
そんな話を聞きながら、私はふと思った。

――私、引退式で何話したんだろう

たしかその時

やっとこの部活を引退できる

そんな気持ちしかなかった私が言った言葉

こんな感じだったと記憶の奥の方に
うっすらと覚えている。

「自分と向き合えば向き合うほど、
自分の理想の姿とはどんどん違う方向に
行くことになるかもしれない。

自分の理想の姿をそのまま追い求めることもできる。

でも、自分の心に問いかけて素直になればなるほど
自分の理想の姿とは違う方向に行ってしまう。

きっと不安になるし、嫌になる。
なんで自分に正直になってるだけなのに
うまくいかない方ばかりに進むんだろう――

でもその自分の理想の姿ではない自分も、
悩んで悩んで悩んで考えて考えて考えて出した答えなら
納得できるし、そんな自分も好きになれるから大丈夫。

自分の理想の姿に向かって進むことも大事だけど
一番大事なのは自分で決めたって事実。

それだけ忘れなければ、
絶対に前には進んでいけるから大丈夫。」

そんなことを言ったなあ。

なんか久々に書きたいnoteが見つかった。


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